根菜ダイエットのメリットやデメリット!効果的なやり方は?

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そもそも根菜は太ると言われているけどダイエットできるの?

根菜は太ると言われていますが、そんな話を覆すような「根菜ダイエット」が世の中には存在します。

実際のところ、根菜はダイエットにとってメリットがあるのかデメリットなのか、気になるところですよね。

そこで今回は、根菜ダイエットについて調べてみました。

根菜ダイエットやり方効果、お勧めのレシピなどをご紹介したいと思います。

根菜ダイエットとは?


根菜ダイエットとは、根菜を食べるダイエットとなります。

根菜とは、土壌中に食用部分がある野菜の一種を言います。

野菜と言えば、土の上に青々とした葉を広げるレタスやキャベツ、それに枝が伸びて色とりどりの実をつけるトマト、ナス、ピーマンなどが一般的だと思いますが、土の中で育つ野菜である根菜も実は数多くの種類があります。

例えば、にんじんや大根、じゃがいも、ごぼう、かぶ、さつまいもなどはよく見かける野菜ですが、これらは全て根菜です。

実際に畑になっているのを見たことがない人や、スーパーでも土を洗った状態で販売されていることから、土の中で育っているというイメージがないかも知れませんね。

根菜類の多くは、土に緑色の葉を生やし、土の中で根の部分(地下茎や担根体と呼ばれる部分の場合もあります)が大きくなって食用となります。

本当に「根菜」でダイエットできるの?太るという噂もあるけど?


根菜は、野菜の一種とは言え、レタスなどの葉物野菜に比べてカロリーが高く、太りやすいという話を聞いたことがないでしょうか。

結論から申し上げると、根菜は確かに葉物野菜よりもカロリーが高いので、食べ過ぎてしまうと太る原因になってしまうことも考えられます。

その理由は、根菜には糖質が含まれるからです。

糖質は脂質と同じで、カロリーが高く、体内で吸収されると脂肪として蓄えられる成分。

そのため、糖質を含む根菜は、食べ過ぎると太ると言われているのです。

しかし、根菜には同時に食物繊維も多く含まれています。

食物繊維は、糖質が太る原因とされている血糖値の急上昇を防ぐ働きや、成分の吸収を阻害して脂肪としてため込みにくくする作用があります。

つまり、糖質の塊と言えるスナック菓子を食べるのと、根菜を食べるのとでは同じ糖質を摂るにしても意味合いが変わってきます。

また、根菜には糖質だけではなくミネラルも豊富に含まれているため、量を多く摂るのはダメですが、適量ならしっかりとダイエット効果を得ることができます。

ダイエットに効果のある「根菜」の選び方


根菜には様々な種類がありますが、ダイエットとして食べるなら糖質の量が少ないものを選ぶのがよいでしょう

逆に糖質が多いのは、イモ類になります。

イモ類にはでんぷんが多く含まれているので、食べ過ぎると糖質の摂り過ぎになってしまい、返って太りやすくなってしまいます。

また、かぼちゃやレンコンも糖質が多めのため、食べ過ぎないように注意しましょう。

根菜でダイエットを行う時に、お勧めなのは大根やかぶです。

この2つは、根菜の中でも比較的糖質の量が少ないだけではなく、大根にはアミラーゼとイソチオシアネートという消化酵素が含まれています。

アミラーゼは、糖質の代謝を促進する働きがあり、糖質が脂肪として蓄積するのを防ぐ効果が期待できます。

イソチオシアネートは、大根の辛味の元となる成分でもあるのですが、血行の促進や活性酸素の除去などの働きがあるため、細胞に新鮮な酸素や栄養を届け、代謝をアップさせる効果が期待できます。

かぶには、糖質の代謝を促進するビタミンB2や、体内の余分な水分を排出するカリウムの他に、大根と同じアミラーゼも含まれています。

根菜ダイエットの効果


根菜には食物繊維が多く含まれています。

食物繊維は、老廃物などを絡めとって塊になり、腸壁を刺激してお通じの改善効果が期待できます。

また、食物繊維は胃や腸で水分を吸って膨らむ作用があり、これによって満腹感を得やすくなります。

さらに、食物繊維には血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。

血糖値が急激に上がると、血液中の糖を減らすために膵臓からインスリンというホルモンが分泌されるのですが、過剰に分泌されると、余った糖を脂肪として蓄積してしまいます。

糖質の多い食事をすると太りやすくなるというのはこのためなのですが、食物繊維によって血糖値の急上昇を抑えることができると、余計なインスリンの分泌がなくなり、糖を脂肪に変えてため込んでしまうのを防ぐことができます。

根菜ダイエットのやり方


根菜ダイエットのやり方は主に次の2通りになります。

①根菜で一食置き換えを行う

根菜を使った料理を、食事の置き換えとして食べる方法です。

置き換え食なので、食事が根菜の料理のみで完結します。

ご飯やおかずは食べることができません。

どんな料理を食べるかなどは特に決まってはいませんが、根菜を使った料理のみである程度はお腹を満たせるボリュームであっても構わないようです。

ただし、食べすぎには注意しましょう。

②根菜を食事の前、もしくは最初に食べる

根菜を使った料理を食事の前、もしくは食事の最初に食べることで、お腹を満たし、その後の食事の量を自然に減らすのが狙いになります。

食事のメニューについては特に決まりはありませんが、いつもの食事に根菜をプラスしてしまうと、当然ながらこれまでよりもカロリーの摂り過ぎになり、痩せることはできません。

根菜ダイエットのポイントやコツ

①よく噛んで食べること

根菜は食物繊維が多く含まれているので、食感が硬く、よく噛んで食べる必要があります。

噛む回数が多いと、脳の中枢神経が刺激され、少量でも満足感を得やすくなります。

②調味料に注意

ごぼうやにんじんなどの根菜を使ったサラダでは、マヨネーズを和えたものが人気となっていますが、マヨネーズは脂質が多いためダイエットにはあまり向いているとは言えません。

また、同じ理由で煮物を作る場合にも、みりんや砂糖などの調味料を使いすぎるとカロリーが高くなってしまうので注意しましょう。

根菜ダイエットにおすすめのレシピ3選!

根菜ダイエットを始めてみたいと思っても、ダイエットにはどんな根菜の料理を作ったらよいかよくわからないという方も多いと思います。

そこでここでは、根菜ダイエットにお勧めのレシピをご紹介したいと思います。

根菜たっぷり味噌汁


かつお節や昆布、パックなどで出汁をとっておきます。

ごぼうを洗い、皮を軽くこそげとっておき、ささがきにします。

さといもを皮を剥いて厚めのいちょう切りにし、塩で揉んで水で洗い流します。

にんじんはいりょう切り、しいたけの石づきをとって薄切り、油揚げは短冊切り、ねぎは小口切りにし、出汁を鍋に入れねぎ以外の野菜を煮、火が通ったら味噌を溶いて、最後にねぎを入れて完成です。

参考URL: https://cookpad.com/recipe/5201324

だいこん♪にんじん♪ごぼうコンソメスープ


根菜を皮つきのまま1㎝程度の角切りにします。

レンジで加熱して柔らかくした後、鍋に水と根菜、コンソメを入れます。

塩、こしょう、みりんで味を調え、最後にオリーブオイルを垂らして完成です。

参考URL: https://cookpad.com/recipe/5438458

根菜たっぷり!和風ピクルス


水に顆粒出汁を入れてレンジで加熱し溶かし、酢、砂糖、塩を入れて混ぜ合わせます。

沸騰したお湯に、いちょう切りにしただいこんとれんこん、乱切りにしたにんじん、パプリカ、きゅうりを入れ、茹でてざるを上げたら、漬けダレに野菜を入れて冷蔵庫で保管します。

参考URL: https://cookpad.com/recipe/4767571

まとめ

根菜ダイエットは、食物繊維たっぷりの根菜を食べることでダイエット効果を狙うものです。

根菜の中には糖質が多く含まれるものもあるため、種類を選び、食べ過ぎないようにすることが大切です。

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