酒粕ダイエットの効果とカロリーやレシピ！
最近は、酒粕のダイエット効果にも高い関心が集まっています。
とは言え、酒粕がどうしてダイエットに役立つのか、少し不思議な気もしますよね。
お酒＝ダイエットの敵、というイメージが強いことからも、むしろダイエット中は避けるべきなのでは・・？と思ってしまいませんか。
そこで今回は、酒粕ダイエットについて調べてみました。
酒粕ダイエットの効果や痩せる方法、気になる口コミやダイエットにお勧めのレシピなどをご紹介したいと思います。
酒粕ダイエットとは？
酒粕ダイエットとは、酒粕を食べるダイエット方法です。
酒粕と言えば、甘酒や粕汁くらいしか思い浮かばないという方もいらっしゃるかも知れませんが、「レパートリーが少なすぎてすぐ飽きそう・・」と悩むことはありません。
なぜなら、酒粕ダイエットでは酒粕をそのまま食べても構わないからです。
これなら、酒粕さえ手に入ればダイエットは可能ですよね？
もちろん、調理に使って食事の一環として摂取してもよいです。
酒粕の味や香りがちょっと苦手・・という方は、料理に使った方が摂りやすいかも知れませんね。
また、酒粕と一口に言っても、酒蔵によって仕込むもろみの量が異なることから、お酒の数だけ酒粕があると言えます。
そのため、ダイエットをしながら自分好みの酒粕を見つける楽しみがあります。
酒粕のカロリーや糖質は？
酒粕のカロリーは100gあたりで227㎉、糖質は18.6gほどとなっており、白米と比べてもカロリーが高めとなっています。（参考文献：カロリーSlism）
ダイエットによいからといって、摂り過ぎてしまうとカロリーオーバーになりますので注意しましょう。
酒粕のダイエット効果
酒粕は昔から健康食品として知られていますが、実際にはどのような効能や効果が期待できるのでしょうか。
ここでは、酒粕の効能や効果をご紹介したいと思います。
便秘解消
酒粕には、たんぱく質の一種であるレジスタンスプロテインが含まれています。
レジスタンスプロテインは、消化酵素で消化されにくいという性質を持つことから腸まで届き、お通じを改善する効果があると言われています。
また、それとは別に酒粕には原料となるお米の10倍もの食物繊維が含まれているため、腸内環境を整えお通じの改善効果が期待できます。
糖質や脂質の代謝を促進
酒粕には、糖質や脂質の代謝を促す作用のあるビタミンB群が含まれていることから、食べたものが脂肪になるのを防ぐ効果があると言われています。
美肌効果
酒粕には、肌の元となるたんぱく質やたんぱく質を作るアミノ酸が多く含まれていることから、肌の調子を整える効果があると言われています。
また、トリアシルグリセロールという成分にメラニン色素の抑制効果があることから、美肌効果も期待できます。
コレステロールの低下
レジスタンスプロテインには、腸内で脂質や油分を取り込んで体外へと排出する作用があることから、コレステロールの値を下げる働きがあると言われています。
なお、コレステロールには体にとって有益に働く善玉コレステロールと、弊害をもたらす悪玉コレステロールがありますが、レジスタンスプロテインは悪玉コレステロールの値を上げる効果があると言われています。
疲労回復
たんぱく質、ビタミンB群、ナイアシン、葉酸、ペプチド、カルシウム、亜鉛など、数多くの栄養素が豊富に含まれる酒粕は、昔から疲労回復効果が高い食品として知られています。
酒粕ダイエットのやり方
酒粕ダイエットは、一日50gの酒粕を摂取するダイエット方法になります。
摂取の仕方は上でも述べた通り、そのまま食べてもいいですし、調理に使っても構いません。
また、一度に50g摂っても3食に分けてもよいでしょう。
ただし、酒粕はアルコールが含まれているため、食べた後に仕事などで車を運転する必要がある場合は、日中の摂取は避け、車の運転が必要ない夕食時に摂るのがよいでしょう。
酒粕ダイエットの効果をより高める方法
酒粕を摂るだけでもダイエット効果が期待できますが、それよりもさらに効果をアップさせたい！という方にお勧めの方法をご紹介したいと思います。
酒粕豆乳ダイエットのやり方
酒粕から作った甘酒に豆乳を加えることで、豆乳の効果もプラスされてダイエット効果が高まるだけではなく、甘酒の味がちょっと苦手・・という方でも飲みやすくなるので、ダイエットが続けやすいというメリットがあります。
酒粕酵素ダイエットのやり方
酒粕には酵素が多く含まれていますが、これに果物を絞って作るジュースを加えることで、果物の酵素も摂ることができます。
酒粕豆乳と同様に、酒粕の味が苦手という方は是非試してみて下さい。
酒粕納豆ダイエットのやり方
納豆に酒粕を混ぜて食べます。
酒粕は板粕よりも練り粕がお勧めです。
酒粕味噌汁ダイエットのやり方
味噌汁に酒粕を入れるだけなので、毎日どうやって酒粕を摂取しようか悩んでしまうという方にお勧めの食べ方です。
酒粕ダイエットの注意点
酒粕ダイエットは、酒粕を摂取するダイエット方法です。
酒粕は甘酒や粕汁に使われることが一般的ですが、その他にも様々な料理にちょい足しして使うことができますし、もし味や香りが苦手じゃなければ、そのまま食べても構いません。
とにかく酒粕を摂るだけでOKなので、続けやすいと人気のダイエット方法となっています。
ただし、酒粕ダイエットを行うには注意も必要です。
酒粕は文字通りお酒の粕なので、アルコールが含まれています。
お酒が弱い方が摂取すると、ビールやワインを飲んだ時と同じように酔っ払ってしまうので、自覚のある方は食べる量に気を付けた方がよいでしょう。
また、お酒が特に弱くはないという方も、酒粕を食べた後に車を運転すると、酒気帯び運転で捕まってしまいます。
実際に過去、粕汁を食べた後に車を運転して捕まった例もあるようなので、酒粕を摂取した後は車の運転はしないようにしましょう。
さらに、酒粕には100gあたり356㎉のカロリーがあります。
酒粕ダイエットで推奨されている一日50gで計算しても、摂取カロリーは178㎉ほどになるため、食べ過ぎてしまうとカロリーの摂り過ぎになってしまいます。
そのため、いくら酒粕がダイエットによいとは言え、摂取量を守り、食べ過ぎないように注意をすることが大切になります。
酒粕ダイエットの気になる口コミ
甘酒や粕汁が好きな方なら、積極的に試してみたい酒粕ダイエット。
では、実際に試した方はどのような感想を持っているのでしょうか。
・運動も併用していますが、酒粕ダイエットを始めて5kg痩せました！よいダイエット方法だなと思います。
・テレビ番組で知って酒粕ダイエットを始めましたが、3ヶ月で14kgのダイエットに成功しました。
・甘酒にして飲んでいたら10kg痩せました。今は味に飽きてしまい止めていますが、違う方法で摂取しながらまた始めてみようかなと思っています。
・便秘解消のために食べ始めましたが、本当にお通じがよくなり、私にとって必需品となりました。
酒粕ダイエットのおすすめレシピ
酒粕ダイエットでは、いかに酒粕に食べ飽きしないように続けられるかがポイントだと思います。
そこでここでは、ダイエットにお勧めの酒粕レシピをご紹介したいと思います。
ぽっかぽか♡あったまる酒かす鍋♡
酒、醤油、だしの素、みりん、水を鍋に入れ煮たたし、お好みの野菜やお肉を入れてさらに煮たら、煮汁を少しボールにとりわけそこに酒粕を入れて溶かし、鍋に入れます。
さらに味噌も入れて完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/4125951
酒粕好きに捧ぐ胡瓜とセロリの和えもの
胡瓜は乱切り、セロリは斜め切りにして塩を揉み込み、10分ほど放置した後水で洗います。
酒粕、砂糖、からしを加え、よく混ぜて完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/3235180
ほうれん草と人参の酒粕の白和え
ほうれん草を茹で、水を切った後に5㎝程度に切っておきます。
人参は千切りにして湯通しし、こちらも水を切っておきましょう。
ボールに水切りした豆腐、酒粕、白すりごま、味噌、砂糖を入れて混ぜ、そこにほうれん草と人参を入れて完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/2748022
酒粕ダイエットで痩せない場合の原因と対処法
酒粕ダイエットは、一日50gの酒粕を摂取するダイエット方法です。
酒粕のみを摂るのではなく、毎日の食事で酒粕を摂ればOKなので、空腹が我慢できない、同じ物しか食べられないなどのストレスを抱えることがありません。
酒粕を使った料理と言えば、粕汁や甘酒を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はそれ以外にも味噌汁に混ぜたり、豆乳で割って飲んだり、納豆に加えて食べたりなど想像以上に食べ方のバリエーションがあるため、食べ飽きしてダイエットに挫折してしまうのも避けることができます。
しかし、頑張って酒粕ダイエットを続けてみても、思うような効果が得られないとやり方が違うのかな？と不安になりますよね。
酒粕ダイエットは、基本的には食事制限はせず、いつもの食事に酒粕をプラスして摂るだけなのですが、実際にはそれではほとんどの方が痩せることができません。
ダイエットの基本は摂取カロリーを抑えることにあるので、酒粕ダイエットで痩せない場合は、酒粕の分のカロリー＋αの摂取カロリーを抑えるように、食生活を見直すことが大切です。
まとめ
酒粕は甘酒や粕汁だけではなく、工夫次第でご飯のおかずにも、スイーツにも活用することができます。
レシピを多く取り揃えることで、味に飽きることなくダイエットを続けることができますので、是非お気に入りのレシピをたくさんストックしておきましょう。
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