ダイエットでも毎日運動するのはよくない?1週間にどのくらい休む日は必要?

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ダイエット中の運動を休む日はいつ?

ダイエットで運動をしていると、一日でも休んではいけない、休むとその分摂取カロリーだけが増えてまた太ってしまうなどと考えてしまう人が多いと思います。

しかし、ダイエット中は毎日運動をするのではなく、適度に休む日を設けた方がよいと言われているのをご存知でしょうか。

そこで今回は、ダイエット中の運動はどれくらいの頻度で行うのがよいのか、休み日はいつがよいのかなどを詳しく解説していきます。

ダイエットでも毎日運動するのはよくない?


ダイエットで運動を始めると、一日でも早く「痩せた」と実感したいと思って、毎日運動を続けてしまう方がいます。

しかし、毎日運動をしてしまうと、疲労が解消されずにどんどんと蓄積されてしまい、運動中のパフォーマンスが落ちてしまったり、注意力が欠けて思わぬ怪我の原因になることがあります。

特に骨は筋肉とは違って、疲労が溜まっているのに気付きにくく、オーバーワークになっていると知らずに運動を続けた結果、ある日突然大きな怪我に繋がることもあります。

このようなことから、毎日運動を行うことは体に大きな負担となりやすいと言えます。

また、毎日同じ筋トレを行ってしまうと、筋肉がその刺激に慣れてしまい、せっかく筋トレをしても筋肉が上手く育たないことがあります。

筋肉が大きくなるためには、休息が必要です。

なぜなら、筋トレをして休んでいる時に、筋肉は壊れたところを修復しようと大きくなるからです。

1週間にどのくらい休む日は必要?


ダイエット中の運動は、一週間に2~3日が適切と言われています。

一週間は7日なので、その半分は休んだ方がよいということになります。

「そんなに休んでも大丈夫なの?」と思うかも知れませんが、週3~4日の運動でもダイエットの効果は十分に得られると言われているので、運動を休むこと自体は悩む必要はないでしょう。

しかし、運動をしない分、カロリーが消費されずに太りやすくなってしまうのでは?と思ってしまいますよね。

こちらについても、食べた物はすぐに脂肪になるわけではなく、脂質と糖質によって期間は異なるのですが、およそ1~3日かかると言われています。

つまり、今日運動をせずに消費カロリーが少なかったとしても、翌日運動すれば昨日食べた分は帳消しにできるというわけです。

そのため、運動をしなければすぐに太ってしまうのでは?という不安については、特に心配する必要はないと言えるでしょう。

ダイエット中に運動を休むメリットとデメリット

メリット

ダイエット中の運動は、疲労と筋肉痛を押して無理をするよりも、適度に休みをとった方が筋肉の回復を促して筋肉量を増やすことになります。

そもそも、ダイエットで運動を行うのは筋トレであれば筋肉を増やすのが目的であり、有酸素運動であれば脂肪燃焼を促すためです。

筋トレや有酸素運動を続けて行うと、疲労回復の機会が失われ、結果として筋肉が増えることはありません。

また、有酸素運動においても毎日行うと筋肉疲労を起こしてしまったり、負荷に体が慣れてしまうことから、お勧めされていません。

このようなことから、ダイエット中に運動を休むメリットには、休むことで筋肉の超回復が見込めることや、パフォーマンスの向上が挙げられます。

さらに、適度に休むことで体だけではなく心にも余裕が生まれ、ストレスを感じすぎずにダイエットを続けることができます。

引用元:筋トレを毎日するのは逆効果?毎日の筋トレメニューの組み立て方
URL: https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=149&category=muscle
引用元:有酸素運動を毎日するのはNG?その理由と適切な頻度、方法を解説
URL:https://www.olive-hitomawashi.com/selfcare/2019/08/ng.html

デメリット

ダイエット中に運動を休むデメリットには、休むことに罪悪感や自己嫌悪を感じてしまう心理状態があります。

健康やダイエットのために運動を始めたのに、いつしか「毎日やること」がノルマとなってしまい、休んでしまった自分を責めてしまうのです。

また、そのことがストレスになればストレスを解消するために、暴飲暴食に走ってしまうこともあるでしょう。

しかし、ダイエット中は運動を適度に休む方が結果的に痩せやすくなることがわかっていれば、そのような自己嫌悪に陥る必要はありません。

引用元:本当にその運動必要?エクササイズ中毒に悩む女性たち
URL:https://www.elle.com/jp/beauty/g205175/bpi-exercise-addiction-18-0918/

筋肉痛があるときは運動してはいけない?


筋肉痛が起こるのは、運動によって筋肉が傷付いて修復をしているからです。

筋肉は壊れた細胞を修復しながら、同時に、次に同じダメージを受けた時に壊れないように前の筋肉よりも大きく太く増強していきます。(これを『超回復』と言います)

私達が筋トレによって筋肉量を増やすことができるのは、このメカニズムによるもので、つまり筋肉痛があるからこそ筋肉が増えていくと言えます。

そのため、筋肉痛がある時に運動を行うと、『超回復』が行われず、筋肉の成長を妨げてしまうことになります。

また、痛みを感じながら運動を行うと、パフォーマンスが下がったり、集中力が切れて怪我の原因となることもあるため、筋肉痛がある時は休んだ方がよいでしょう。

なお、筋肉痛の程度にもよりますが、筋肉痛がある時は2~3日休んだ方がよいと言われています。

しかしそれでは運動をする時間が限られてしまいますよね。

そのような時は、運動のメニューを限定的にしてみるのも一つの方法です。

例えば、月曜日は腹筋を鍛えるトレーニングを行い、火曜日は二の腕を鍛える・・と言った具合に、トレーニングをする部位を決めることで、筋肉を効率よく休ませることができます。

ただしこれも筋トレに限ったやり方で、ジョギングや水泳のような全身運動では部位を限定して鍛えることが難しいため、あくまでも一つの方法として知っておくとよいでしょう。

運動による疲労や筋肉痛を早く回復させる方法


疲労や筋肉痛によって痛みを感じる時は、筋肉組織や繊維がダメージを受けて炎症を起こしている状態のため、炎症を抑えるためにシップや氷嚢で患部を冷やすようにしましょう。

痛みが治まってきたら、今後は細胞に新鮮な栄養や酸素が届けるためや疲労物質や老廃物を流すために、患部を温めて血行やリンパの流れを良くします。

お風呂にゆっくりと浸かったり、無理をしない程度にストレッチやマッサージを行うのも効果的です。

また、筋肉の材料となるたんぱく質を多く含む食べ物を摂ったり、疲労回復効果のあるビタミンBやビタミンCが含まれる食べ物を食べるのもよいでしょう。

ダイエット中に行う運動のやり方やポイント


痩せるために運動を行うなら、少しでも効率よく「痩せやすい」方法を行いたいと思いますよね。

運動は、運動する『時間』を気にすることでより効果が期待できると言われています。

例えば、朝の時間帯に運動をすると自律神経の中の交感神経の働きが活発になり、基礎代謝が上がって痩せやすくなると言われています。

そのため最近は、朝早くから開いているトレーニングジムもあり、筋トレをしてから出社するサラリーマンの方も少なくありません。

また、夕方の3~4時は一日の中で脂肪燃焼作用が高まり、最も太りにくい時間帯と言われています。

この時間に脂肪燃焼作用のある有酸素運動を行うと、その効果が高まりやすくなると言われています。

まとめ

ダイエットで運動を始めると、毎日しっかりと行わなければ意味がないと思ってしまいがちですが、実は毎日運動を行うことは筋肉の増強の妨げやパフォーマンスの低下を招き、返ってダイエット効果を薄めてしまうことに繋がります。

ダイエット中の運動は週に2~3日に留め、特に筋肉痛など疲労が溜まっている時は無理せず休むようにしましょう。

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