17日間で痩せるモレノ式ダイエット方法と効果！食べて良いものは何？
できるだけ短期間で痩せなければいけないことって、人生の中でありますよね？
しかもそれが今だとしたら、あなたならどうしますか？
そのような方にお勧めなのがモレノ式ダイエットです。
17日間で驚くほど効果があると言われている方法を、しっかりとご紹介したいと思います。
モレノ式ダイエットとは？
モレノ式ダイエットとは、アメリカのマイケル・R・モレノ医師が考案したダイエット方法です。
モレノ医師が著者である「世界一きれいになる17日間ダイエット」は、全米で130万部を超えるベストセラーとなり、日本でも翻訳されたものが販売され、人気となっています。
モレノ式ダイエットは4つのサイクルに分かれており、サイクルごとに食べてよいものや運動の内容が異なります。
モレノ式ダイエットの効果
モレノ式ダイエットの最大の特徴は、とにかく短期間で痩せられる、ということ。
テレビ番組の企画で、タレントの春香クリスティーンさんと菊池亜美さんがそれぞれモレノ式ダイエットを実践したところ、春香さんは7.5kg、菊池さんは4.5kgの減量に成功しました。
正確には、モレノ式ダイエットは1サイクルを17日間掛けて行い、それが4サイクルなので、ダイエットが終わるのは2ヶ月以上先なのですが、大抵の方は1サイクル目の17日間でガクッと体重が落ちると言われています。
モレノ式17日間ダイエット方法のやり方と4つのサイクル
モレノ式ダイエットのやり方は、サイクルによって異なりますが、おおよそは以下の通りになります。
①朝起きたら、レモン2分の1個分を絞ったレモン水をコップ一杯飲む。
②毎日2ℓ以上の水を飲む。
③炭水化物（糖質）の摂取を控える。
④有酸素運動を行う。
⑤野菜中心の食事を行う。野菜はいくら食べてもOK。
⑥ヨーグルトなどのプロバイオティクス食品を摂る。
⑦食事の時に緑茶を飲む。
⑧発酵食品の摂取。
⑨アルコールはNG。
これらを踏まえた上で、次に各サイクルごとのルールなどを見ていきましょう。
促進期
最初の17日間で一気に体重を落とすべく、ストイックな食事制限を行います。
食べてよいものは、鶏肉（皮は省く）や野菜（じゃがいもなど糖質を含むものはNG）、卵、ヨーグルト、魚。
1日17分の有酸素運動を行いましょう。
活性期
カロリーの高いものと低いものを交互に摂りながら、炭水化物の摂取も始めます。
促進期でOKだった食べ物の他に、甲殻類や穀物、じゃがいもなどの野菜、豆類、赤身肉も食べられるようになります。
引き続き、17日間の有酸素運動を行いましょう。
確立期
少しずつ通常の食事に戻していきますが、脂質・糖質の多いお菓子や食品は控えます。
一日40～60分程度の有酸素運動を行いましょう。
達成期
確立期までの期間で学んだことを念頭に置きながら、食生活に気を付けて過ごします。
一日40～60分程度の有酸素運動を続けましょう。
モレノ式ダイエットの成功ルール
モレノ式ダイエットでは、一日2ℓ以上の水を飲むことがルールとなっていますが、コーヒーや紅茶、スポーツドリンクなど、水以外のものを飲んでもそれは2ℓには加算されませんので、水だけで2ℓを飲むようにして下さい。
また、サイクルによって食べられるものが限られていますが、食事の時は満腹まで食べず腹八分目に抑えることも大切です。
モレノ式ダイエットで食べても良い物やメニュー
モレノ式ダイエットでは、糖質を含まない野菜の摂取が推奨されていますが、中でもブロッコリーやカリフラワー、キャベツなどのアブラナ科の野菜を摂るのがよいとされています。
また、鶏むね肉や卵の摂取もOKですので、これらの食材を組み合わせたものをメニューに取り入れるのがよいでしょう。
なお、野菜は火を通しすぎると栄養が逃げてしまいますので、なるべくは生で食べるのがよいでしょう。
モレノ式ダイエットの注意点
モレノ式ダイエットは、最初の17日間で痩せたらそれで終わり、というわけではありません。
そこでダイエットを止めてしまうと、リバウンドが起こる可能性があります。
促進期で目標体重まで落とすことができたら、②の活性期と③の確立期を飛ばして、達成期に入ることはできますが、ずっと体重を維持するためには達成期を続ける必要があるのです。
ただし、体重がある程度コントロールできるようになっているため、例えば平日は促進期、活性期、確立期のような食事を行い、週末は好きなものを食べるといったようにメリハリをつけることも可能です。
モレノ式ダイエットの口コミ
モレノ式ダイエットは、テレビで紹介されたこともあり多くの方が認識しているようですが、内容がなかなかハードなためか、実践した方の口コミがそれほど多くはないのが現状のようです。
しかし、そのような中でも「結婚式のためにモレノ式ダイエットを始めたら、短期間で体重が落ちました。」「17日で3.4kg痩せたものの、その後は挫折してしまいました。
しかし、運動をしたりカロリー計算をする習慣ができたためか、リバウンドはなしです」「促進期で4kg、活性期で1kg痩せ、その後ダイエットを止めてしまったものの、今のところリバウンドしていません」などの口コミがありました。
モレノ式17日間ダイエットで痩せない場合の原因と対処法
モレノ式17日間ダイエットは、実際には体重が大幅に落ちる期間が最初の促進期（17日間）になっており、実際にはその後に活性期（17日間）、確立期（17日間）、達成期と続きます。
そのため、例え促進期で痩せたからと言って食事や生活習慣を元に戻してしまうと、リバウンドをしてしまう可能性があります。
また、モレノ式17日間ダイエットは食事の面にばかり注目してしまいがちですが、ダイエット中はずっと1日17分間の運動がルールとなっています。
このルールを以外と忘れてしまっている人が多いことも、ダイエットで痩せない原因と言われていますので、ウォーキングなど軽めの運動で構わないので毎日運動を行う習慣をつけるようにしましょう。
モレノ式17日間ダイエットは、促進期では食べられる物が少ないためストレスに感じてしまうことも多いと思いますが、ステップが進むにつれて食べられる物が増えていくので、ずっとこの状態が続くと考えてストレスを溜め込まず、17日間で終わると前向きに捉えることも大切です。
まとめ
モレノ式ダイエットの生みの親であるモレノ氏は、自身の著書でも体重をキープするためには一生ダイエットを続けなければいけないと言っています。
しかし、そのダイエットとは毎日の食生活の見直しや運動という極めてシンプルなもの。
その習慣さえ身に付いてしまえば、それはもうダイエットではなくなります。
これを「結局はずっとダイエットしなければいけないのか・・」と捉えるか、「これを機に、自分の食事を改めてみよう」と思えるかはあなた次第ということではないでしょうか。
コメント