りんご体型を改善し下半身ポッコリ肥満を解消するダイエット!
ダイエットをしてもなかなか痩せない・・。
もっと頑張らなきゃ、そんな風に自分を追いつめては結局挫折をしてドカ食いしてしまった。
こんな負のループに陥る方は多いと思いますが、実は太り方には大きく分けて2つあることをご存知ですか?
つまり、自分が何型の肥満体型かを知ることによって、痩せやすいダイエット方法が変わってくるのです。
そこで今回は、りんご体型と呼ばれる方に向いているりんご体型ダイエットをご紹介します。
りんご体型でポッコリお腹になる原因は?
肥満には、りんご体型と洋なし体型の2種類があり、りんご体型はお腹周りに脂肪がつき、ぽっこりとしているものを、一方の洋なし体型は下半身に脂肪がついているものを言います。
いわゆるメタボ体型というのはりんご体型と同一のもので、別名「内臓脂肪型肥満」とも呼ばれており、内臓に脂肪がついているため、他と比べてお腹周りだけが妙に出ているのが特徴です。
中年以降の男性に多いと言われていますが、女性の場合はガリメタボと言って、見た目では明らかに痩せている方がメタボと診断されるケースもあります。
りんご体型の原因は、高カロリーの食事や慢性的な運動不足など、生活習慣が主だと言われていますが、中には「しっかりと食事は管理しているのに、お腹周りだけぽっこりしている」という方もいらっしゃいます。
これは、女性は男性に比べて脂質が多い食事は避ける傾向にありますが、ストレス発散などの理由で甘いものを習慣的に食べるのが原因と言われています。
また、好き嫌いが激しいなどの偏食は内臓の働きを弱めてしまうため、脂肪がつきやすくなると言われています。
りんご体型の人の特徴は?
りんご体型になりやすい人の特徴には、次のようなものがあります。
- パンやご飯、パスタなどの炭水化物や、お菓子など糖質の多いものが好き
- 性格はおおやかで、周囲を和ませる雰囲気を持っている
- 世話好きで親切な人が多い
- 基礎代謝が低い(200㎉未満)
- 運動が苦手
- 子どもの時に、顔や体が丸くぽっちゃりとしていた
りんご体型を改善するには?
りんご体型の方は、内臓の周りに余計な脂肪がついている内臓脂肪型の肥満。
この内臓脂肪型は、実は比較的落としやすい脂肪として知られています。
とは言え、お腹周りを引き締めるダイエットをするとなったら一番に思いつくのが「食事制限」と「筋トレ」ではないでしょうか?
しかし、りんご体型の方には、これらのダイエットはあまり向いている方法とは言えません。
りんご体型を改善するには、有酸素運動が最も効果的と言われています。
有酸素運動とは、酸素を多く取り込む運動のことでウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどが挙げられます。
酸素を多く取り込むことで脂肪が効率よく燃焼されて、ぽっこりお腹を解消することができます。
りんご体型におすすめのダイエット方法(運動編)
ここでは、りんご体型の方にお勧めのダイエット方法をご紹介します。
有酸素運動が主ですが、お腹を引き締める筋トレについても触れています。
腹筋を鍛える筋トレ
1.床に仰向けに寝そべり、膝を曲げて両足を床から離します。
膝から下と床が平行になるように、膝を90度に曲げましょう。
2.両手を胸の前で組み、3秒間息を吐きながら上半身を上げ、顔を膝に近付けます。
3.息を吸いながら元の位置に戻ります。
4.10回行いましょう。
有酸素運動(ウォーキングなど)
有酸素運動は、息が切れるほどハードに行っては意味がありません。
あくまでも、酸素を多く体に取り入れることが目的のため、ウォーキングなら早足程度、ジョギングも「ハァハァ・・」と苦しくなるほど走らないように注意しましょう。
水泳
水泳は、激しく泳ぐと無酸素運動に、ゆったりと泳ぐと有酸素運動になります。
りんご体型を改善するには有酸素運動が効果的と言われていますが、水泳の場合は両方を交互に行うことができるので、筋肉をつけることができ、基礎代謝を上げることができます。
踏み台昇降運動
自宅で気軽に有酸素運動を行うなら、踏み台昇降がお勧めです。
ステッパーのような器具を使ってもよいですし、なければ新聞紙を積み上げたものや階段の一段目を使ってもよいでしょう。
りんご体型の改善におすすめの食事は?
りんご体型の方は、糖質の代謝が低いと言われているため、食事の最初に野菜(サラダ)を食べることをお勧めします。
とは言え、サラダだけ食べて終わり、という意味ではなく、その次にお肉やお魚、最後にご飯などの炭水化物を食べる、いわゆる「食べる順番ダイエット」を行うことで、血糖値の急上昇を防いで脂肪の蓄積を減らすことができます。
りんご体型ダイエットのポイント
りんご体型の方の特徴の一つに、ダイエットが長続きしないというものがあります。
そのため、短期集中で体重を大幅に落とそうとする方が多いのですが、それで一時期は痩せられたとしても、太る原因が生活習慣にあることから、リバウンドしてしまう場合が多いと言われています。
りんご体型の方がダイエットを行う時は「ローマは一日にして成らず」の精神で、毎日できることをコツコツと積み重ねていくことが大切です。
無理に食事の量を減らしたり、ハードな筋トレや運動を行うのではなく、栄養のバランスを考えた食事を摂り、体が疲れ過ぎない適度な運動をすることが必要です。
りんご体型の方におすすめのダイエットレシピ3選!
りんご体型とは、内臓脂肪が多い肥満のタイプを言います。
内臓脂肪は生活習慣を見直すことで、皮下脂肪よりも割と落としやすいと言われており、特に有酸素運動が有効ですが、せっかくダイエットをするなら食生活も改善したいものですよね。
そこでここでは、りんご体型の方にお勧めのダイエットレシピをご紹介したいと思います。
有酸素運動と併用して、効率よくお腹周りの脂肪を落としましょう。
干しえのき
石づきの部分を浅く切り取り、小房に分けたら金串などに刺し、洗濯物をつるすピンチハンガーに吊り下げ3日ほど天日干しにして完成です。
できあがった干しえのきは乾煎りして塩を振るだけでおつまみやおやつになります。
また、味噌汁などに入れてもよいですし、炒め物や煮物に使ってもOKです。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/2627962
圧力鍋サンマと野菜の辛トマト煮込みスープ
輪切りにしたズッキーニ、千切り玉ねぎ、小口切り唐辛子を圧力鍋に入れ、頭、内臓、背骨を取って3㎝程度にカットしたサンマも一緒に入れ、そこににんにくとオリーブオイルを入れて炒めた後、トマト缶を入れて圧力調理します。
塩で味を整え、器に盛る時にこしょうを振りかけて完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/3304894
プルーンとチーズのナッツ入りサラダ
ボールにレタスと、オリーブオイル、酢、エシャレット、塩、こしょうで作ったドレッシングを入れてかき混ぜ、皿に盛った後、プルーンとナッツを散らして完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/5163104
まとめ
自分の太り方や体型によって、合うダイエット方法があるとは驚きですよね。
しかし、このことを知っているのといないのとでは、ダイエットの結果に大きな差が生じることもあります。
りんご体型は男性に多いと言われ、女性は比較的少ないと聞きますが、お腹周りだけポッコリしている場合はりんご体型を疑ってみましょう。
また、りんご体型は生活習慣病の発症原因と関わりがあると言われているため、ダイエットのためだけではなく健康のためにも痩せるように努力するのがよいでしょう。
なお、自分ではよくわからないという方は、遺伝子検査で確定することもできるそうです。
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