ボクサー流減量ダイエットのコツで理想の体型を!
ボクサーというのは減量のプロと言え、そのボクサーに倣ったダイエット方法が今、注目を集めています。
その名も、ボクサー流減量ダイエット。
しかし、ボクサーの減量はダイエットよりも過酷と言いますが、失敗している方は殆どいませんよね?
それはどうしてなのでしょうか?
そこで今回は、ボクサーの減量を紐解きながら、ボクサー流減量ダイエットについて調べてみました。
ボクサーはダイエット(減量)の達人!
ボクシングは、体重別に階級が分かれており、体重の差によるハンディキャップをなくしたスポーツとなっていますが、体重60kgの人がそのまま同体重の階級で試合をすることは稀で、多くの場合、自分の体重よりも軽い体重の階級へのエントリーを目指します。
その理由としては、減量をすることによってスタミナやパワー、スピードのアップが見込めるから、と言われています。
つまり、体重を落とすことはパフォーマンスの向上に繋がるのです。
ただし、やみくもに体重を落としても、脂肪ではなく筋肉ばかりが減ってしまえば、逆にスタミナ不足となってしまい、試合になりません。
そのため、ボクサーは脂肪を落として筋肉を落とさない減量を行っています。
このようなことから、ボクサーはダイエットの達人とも呼ばれています。
ボクサー流減量ダイエットとは?
ボクサー流減量ダイエットは、ボクサーが実際に行っている減量方法を元にしたダイエット方法となります。
そのため、全く同じというわけではありません。
と言うのも、ボクサーが行っている減量は、「リバウンドありき」のダイエットだからです。
ボクサーは、試合前日の体重測定の時点で、決められた体重であればよいので、測定後は食べたり飲んだりで一気に4~5kgほど体重が戻るそうです。
あくまでも体重測定の瞬間までが勝負なので、それまでは水分も満足に摂らないような日が続きますが、一般の方が同じようにしてしまうのは大変危険と言えるでしょう。
つまり、ボクサー流減量ダイエットとは、ボクサーが行っている減量方法を生かしたダイエット、ということになります。
ボクサー流減量ダイエットの5つの成功ポイント
ボクサーが行っている減量は、私達一般人が真似するべきではない方法(例えば、水分を摂らずにフラフラな状態で練習をこなす、など)がある一方で、ダイエット方法として学ぶべきものも多数あります。
そこでここでは、ボクサーの減量を元にしたボクサー流減量ダイエットの5つのポイントをご紹介します。
低カロリー高たんぱく質の食事を心掛ける
カロリーの低い物を食べるというのは、ダイエットの鉄則とも言えますが、カロリーを抑えることばかりに捉われてしまうと体に必要な栄養が不足しがちになります。
中でも、筋肉の元となるたんぱく質の摂取が減ると、筋力が下がり基礎代謝が低下して太りやすい体となるため、極端な食事制限などでたんぱく質の摂取を減らすことは止めましょう。
有酸素運動を行う
ボクサーは、毎朝7~8kmのジョギングをするのを日課にしている方が多いと言われています。
これは、スタミナアップの狙いがあるだけではなく、空腹時に有酸素運動をすることで脂肪が燃えやすくなるためです。
ただし、ハードな運動をしてしまうと体調を崩す恐れもあることから、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を行うのがよいでしょう。
また、朝に限らず時間を見つけては、とにかく走る、動くことが大切です。
炭水化物は抜かない
炭水化物は太る、というのはもはや一般的な常識となっていますが、ボクサーは減量中でも炭水化物を完全に抜くことはありません。
実は、炭水化物は脂肪を燃やすために必要なため、ボクサーのように運動を行っている方が抜いてしまうと脂肪が燃焼しなくなってしまうのです。
ボクサー流減量ダイエットでも、運動をまめに行うことを推奨しているので、炭水化物を完全に抜いてしまうような食事は止めましょう。
筋トレを行う
脂肪を燃やすには有酸素運動が効果的ですが、基礎代謝を上げて痩せやすい体を作るなら、筋トレを行うのがよいでしょう。
また、適度な筋肉がある方が同じ体重で筋肉がない人よりも、体が引き締まって見えます。
長期的に計画を立てる
ボクサーのように1ヶ月以内に5kg、10kg落とすというような短期間の目標は、体にかなりの負担を強いてしまいますが、3ヶ月、半年、一年のように長期的に計画を立てることによって、体に無理なくダイエットを行うことができます。
更に効果を上げるボクサー流減量ダイエットのコツ
多くの方は、「こっそりダイエットを行って、友達や周囲を驚かせたい」と考えるのではないでしょうか。
しかし、孤独なダイエットは挫折しやすいという面を持っています。
ボクサーの場合、減量をしなければ試合に出られないため、明確な目標を持っていることが減量の成功に繋がっていますが、実はそれだけではなく、周りのトレーナーや仲間と共通意識を持って減量に取り組んでいることも、減量を続けるモチベーションになると答えています。
ボクサー流減量ダイエットのメリット
ボクサー流減量ダイエットでは、食事制限によるカロリーダウンではなく、運動によるカロリー消費を目指しています。
勿論、動いた分食べてしまっては意味がないため、カロリーを意識した食事を行うことが大切ですが、基本的にはたんぱく質を多く摂って運動を行い、筋肉をつけることで基礎代謝を上げて体重を落とします。
そのため、数値ばかりを気にしたダイエットにならず、見た目が変化して女性らしい体つきを失うことなく、ダイエットを行うことができます。
ボクサー流減量ダイエットの注意点
体重測定の数日前になると、ボクサーは一日1ℓ程度の水しか摂らなくなり、前日にはその水分すら摂らずに測定に挑むそうです。
ただし、これを同じことを一般人がやってしまうと体調不良の原因になりますし、水分を減らすと確かに体重は一時的に減りますが、それは水分が減っているだけで脂肪が減っているわけではありません。
このようなことから、ダイエット中であっても水分はしっかりと摂って体調管理に努めましょう。
ボクサー流減量ダイエットで痩せない場合の原因と対処法
ボクサー流減量ダイエットは、プロボクサーが行っている過酷な減量をベースに作られていますが、一般人である私達が全く同じことをするのはあまりも危険であるため、ダイエットに有効な要素を取り入れつつも、無理のないダイエットができるようにプログラムされています。
とは言え、「〇〇食べるだけ」とか「〇〇するだけ」のように、簡単にできるダイエット方法でもありません。
ボクサー流減量ダイエットの柱となるのは、低カロリー高たんぱく質中心の食事、有酸素運動、そして筋トレです。
つまり、食事によって摂取カロリーを減らしつつ、運動も平行して行うため、ダイエット方法の中でもかなり大変な方と言えるでしょう。
しかし、大変な分効果も見えやすく、多くの方がボクサー流減量ダイエットでダイエットに成功しています。
とは言え、その一方でダイエットが上手くいかずに悩んでいる方もいるようです。
その原因として考えられるのが、炭水化物を抜いた食事にあると言われています。
炭水化物は太りやすいことはもはや一般常識となりつつありますが、運動を行う方にとっては必要不可欠な成分であり、炭水化物が体内に少ないと脂肪が燃えにくくなってしまいます。
そのため、ボクサー流減量ダイエットをしても痩せないという場合は、炭水化物を極端に抜いた食事の内容になっていないか確認をし、適度に炭水化物を摂るようにしてみましょう。
まとめ
「ただ体重を落とすだけではなく、引き締まった綺麗な体を目指したい!」という方は是非、ボクサー流減量ダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか?
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