エア水泳ダイエットのやり方と効果!
今回は、エア水泳ダイエットのやり方や効果をご紹介します。
健康的にダイエットをするなら運動が一番。
その中でも、特に水泳は代謝を促す有酸素運動と、筋肉をつける無酸素運動ができるとあって、ダイエット効果がより高いと言われています。
でも、ダイエットのために水泳を始めるとなると、水着を買ったりプールに通ったりと、何かとお金が掛かってしまうのも現実。
それ以前に、「水着を着るのに抵抗が・・」と、二の足を踏んでしまう人も多いのではないかと思います。
そんな方にお勧めなのが、エア水泳ダイエット!
エアというくらいですから、もちろん本当に水着になってプールに入る必要はありません。
恥ずかしい想い0、さらに諸経費も0で始められる気軽なダイエット方法です。
エア水泳ダイエットとは?
エア水泳ダイエットとは、泳ぐ真似をするダイエット方法です。
水泳は、全身を動かす運動で、なおかつ酸素を多く摂りこむ有酸素運動であることから、ダイエットにとても向いている運動として人気となっていますが、一方でプールに通う手間や、女性の場合は生理など体調によっては休まなくてはいけない日もあることから、なかなか続けづらいとも言われています。
しかし、エア水泳ダイエットではプールに入る必要がないので、いつでも気軽に行うことができます。
とは言え、実際にプールに入って泳ぐ場合は水の抵抗があるため、運動による体の負荷が高まりダイエット効果も上がりますが、エア水泳ダイエットではプールに入らない分、水泳と全く同じだけカロリーが消費されるわけではありません。
とは言え、エア水泳によって全身を動かし酸素を体に多く取り入れることで、代謝が促されて脂肪燃焼効果が期待できます。
エア水泳ダイエットのメリット
エア水泳ダイエットのメリットと言われたら、やはりプールに通う必要がないという部分ではないでしょうか。
ダイエットは、気合が入っている最初のうちは案外と上手くいきます。
しかし、それを一週間、二週間、一ヶ月と続けていくのは、思っている以上に大変です。
まして、自宅から離れた場所に通わなければ行けないと、仕事や学校の帰りが遅くなったり、雨や雪といった天候では、つい怠けてしまいがちです。
エア水泳ダイエットなら、そのような心配はありません。
自宅にいて、思い立った時にすぐ行うことができます。
また、ダイエットを決意する方の中には「今年の夏は絶対水着を着て海に行く!」と誓いを立てる場合も多いと思いますが、そのダイエットが成功する前に水着にならなければいけないのは、抵抗がありますよね。
もちろん、エア水泳ダイエットでは水着になる必要も、買う必要もないため、気軽に始められるダイエットと言えるのではないでしょうか。
エア水泳ダイエットの効果
エア水泳ダイエットでは、実際に泳いでいる時と同じ動作と呼吸を行います。
水の抵抗がない分、消費されるカロリーは減ってしまうものの、全身を使って運動をするため脂肪の燃焼効果は十分に期待できます。
また、体を動かすことで筋力がアップし、基礎代謝が上がって痩せやすい体を作ることができます。
さらに嬉しいのは、肩こり解消効果やバストアップ効果があること。
泳ぐ時のフォームを想像して頂ければわかりやすいと思いますが、腕を大きく回すため肩や背中のコリが解れるだけではなく、コリが解れることで背筋がピンと張って正しい姿勢を保ちやすくなるので、バストアップ効果も期待できるのです。
そして、エア水泳ダイエットによって全身の血液の流れが促されると、冷え症やむくみ改善にも効果があると言われています。
エア水泳ダイエットのやり方
今日からでも気軽に始められそうなエア水泳ダイエットですが、間違ったやり方では効果も薄れてしまいますよね。
そこでここでは、エア水泳ダイエットの正しいやり方についてご説明したいと思います。
エアクロールのやり方
①両手を頭の上に伸ばします。
この時、指先を意識し、しっかりと伸ばすようにしましょう。
②さらに全身もめいっぱい伸ばした状態から、片腕ずつ交互にクロール泳ぎの要領で回していきます。
③腕を回していない方の手は、真上にまっすぐ伸ばした状態をキープし、回した方の腕に顔を向け、息継ぎをしましょう。
④早く腕を回すことよりも、正しいフォームでゆっくり行うよう心がけ、左右10回ずつ行います。
エア平泳ぎのやり方
①両手を頭の上に伸ばします。
②左右の腕を外側に回し、胸の前で合わせます。
③②の動きと同時に、腰を落としてスクワットを行います。
④腰を落とした状態から元の位置に戻る時に、両手を頭の上に上げ伸ばします。
⑤この動作を10回繰り返しましょう。
エア背泳ぎのやり方
①両足を肩幅程度に開き、両手は体の横につけ、手の平を外側に向けます。
②片腕を上げ、耳の高さまで来たら、腕を後方へ回します。
③左右交互に10回行います。
エアバタフライのやり方
①肘を少し持ち上げ、顔の横にきたらそこから手の平で円を描くようにして後ろに回します。
②腕はそのまま後ろに回し、再び顔の横に来るようにします。
この時、肩甲骨を寄せるように意識し、胸を張るとよいでしょう。
③10回行います。
エア水泳ダイエットのコツやポイント
エア水泳ダイエットのコツやポイントは、立って行うことです。
上記のやり方を、床に寝た状態でやろうとしても、腕が引っ掛って思うようにはいきません。
そのため、エア水泳では立ちながら、泳いでいる自分をイメージして行うのがよいでしょう。
また、ただやみくもに腕を動かしていても効果は上がりません。
大切なのは、正しい水泳のフォームで行うことです。
そして、フォームだけではなく呼吸もしっかり行うことも必要です。
動きの間は息を止めてしまうという方が多いですが、水泳のダイエット効果は有酸素運動(より多くの酸素を体に取り入れること)にあります。
できるだけ、自分が実際にプールに入っているイメージをして、呼吸も意識して行うようにしてみましょう。
さらに効果を上げたいという方は、エア水泳が終わった後にバタ足を行うと、より全身運動を行うことができます。
エア水泳ダイエットの注意点
エア水泳ダイエットを行って、筋肉痛が起こればそれはきちんと筋肉が使われている証拠と言えますが、肘や肩などの関節に痛みが生じた場合は、間違ったフォームで行っている可能性があります。
このような時はただちにエア水泳ダイエットを中止し、まずは関節痛がひどくならないよう安静にして下さい。
また、エア水泳ダイエットは、短期間にすぐに効果が現れるダイエットではありません。
そのため、極端な食事制限を同時に行ってダイエットを行う方がいらっしゃいますが、それでは健康的に痩せることはできませんし、結局は無理がたたってダイエットに挫折してしまいます。
そうならないために、まずは楽しみながら毎日続けられるように行ってみましょう。
エア水泳ダイエットで痩せない場合の原因と対処法
水泳は有酸素運動の中でも消費カロリーが高いため、きちんと続けることができるとダイエットが成功しやすいと言われていますが、プールが自宅から離れていると通うのが大変だったり、体調不良などで水に入れない時があると、だんだんと足が遠のいてしまうことも多いもの。
それがエア水泳なら、文字通り‘エア’なので水に入る必要がありません。
そのため、気軽に始められるダイエットとしてチャレンジしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、エア水泳ダイエットを頑張っても、思うように痩せないという方もいるようです。
その原因として考えられるのが、フォームの間違いです。
エア水泳ダイエットは、ただやみくもに泳ぐフリをしていては意味がありません。
エア水泳は水の中で行うわけではないので、元々水泳と同等の消費カロリーは見込めないですが、正しいフォームそして泳いでいる時と同じ呼吸法を行うことで、カロリーの消費を高めることができます。
このようなことから、エア水泳ダイエットで痩せない時はフォームや呼吸法を確認して、正しいやり方で行うようにしましょう。
まとめ
エア水泳は、実際には泳げないという方でも水泳によるダイエット効果を得ることができる方法です。
また、周囲に自信のない体をさらして運動に励む必要もないことから、ストレスなく始められるダイエット方法だと思います。
思い立ったその日に、好きなタイミングで行うことができるダイエット方法なので、是非今日から取り入れて実践してみてはいかがでしょうか。
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