寝かせ玄米ダイエット方法の効果と口コミ!
玄米が体によいことは知っていても、実際に食べてみようと思う人が少ないのが現状と言えますが、そのような方に是非知って頂きたいのが寝かせ玄米です。
寝かせ玄米は、これまでの玄米のイメージを打ち破るものとして、今、大変人気となっています。
ローフードや健康食品に興味・関心が高いのは女性が多いと言われ、男性は「美味しさを無視してまで、体によいものを食べたくはない」と思う傾向にあるようですが、そんな男性でも「こんな玄米なら毎日食べてもいい」と言わしめるほどの味なのが寝かせ玄米です。
そこで今回は、寝かせ玄米について詳しく調べてみました。
中でも、寝かせ玄米を使ったダイエット方法は必見です。
寝かせ玄米ダイエットとは?
寝かせ玄米ダイエットとは、小豆と少量の塩を混ぜて炊いた玄米を、3日間炊飯器で保温することで、水分が抜けてもちもちの食感となった〝寝かせ玄米〟を、主食の白米の代わりに食べるというダイエット方法です。
玄米に含まれている酵素は、高温でも消滅することなく、むしろ活性化すると言われています。
酵素は、私達が生きる上に欠かせない成分ですが、中でもダイエットに関係する代謝に深く関わっています。
酵素をしっかり摂ることで、代謝がアップし痩せやすい体になるというのが、寝かせ玄米ダイエットです。
なお、女優の吉瀬美智子さんは、出産後になかなか戻らなかった体重を寝かせ玄米のみを10日間食べ続ける「七号食ダイエット」で落としたそうです。
七号食ダイエットでは、10日間食べられるのは玄米(もしくは寝かせ玄米)のみとなっていますが、このようなハードな方法を摂らずに、毎日の食事のご飯を白米から寝かせ玄米に変えるだけでも効果があると言われています。
寝かせ玄米とは?酵素玄米との違いやカロリーと栄養!
玄米には、白米では少量になってしまっている有効成分が多く残っているのがメリットの一方で、硬い外皮に覆われているため消化不良を起こしやすいというデメリットもありましたが、寝かせ玄米はその外皮が分解されるためやわらかく、もちもちとした食感になります。
また、高い温度を保って寝かせることで玄米に含まれる酵素量が増え、腹持ちがよいという利点を残しながらも、豊富な食物繊維によって腸内環境を整えてくれるなど、様々な効果が期待できます。
なお、寝かせ玄米とよく似たものに酵素玄米がありますが、一般的にはこの2つは同じものと考えてよいでしょう。
ただし、酵素玄米は元々は長岡式酵素玄米が始まりと言われており、長岡式酵素玄米は専用の圧力鍋を使い、玄米や水の量などが細かく規定されていますし、この他の〇〇式酵素玄米にも同じような独自のルールがあるようです。
そして、寝かせ玄米は「結わえる」という会社の商標登録です。
このようなことから、厳密に言うと寝かせ玄米と酵素玄米は違うものと言えますが、炊飯後に寝かせて酵素量を多くしたもちもちの玄米、という括りでは同一を考えてよいでしょう。
寝かせ玄米の効果は?
いくら体によいものでも、毎日続けることができなければ効果や効能を感じることは難しいもの。
しかし、寝かせ玄米はその味が美味しいので無理なく続けられるため、それが結果的に様々な効果や効能をもたらしてくれるようです。
例えば、加齢と共に体内の酵素量が減ると、生命維持のために必要な消化に酵素が優先的に使われるようになりますが、そうなると代謝に必要な酵素が足りなくなり、これが「年を取るごとに痩せにくくなる原因」の一つと言われています。
そこで寝かせ玄米を食べることで、酵素がしっかりと代謝でも働くようになり、基礎代謝がアップして痩せやすい体を作ってくれます。
また、玄米には白米の6倍もの食物繊維が含まれているため、便秘解消を始め、腹持ちがよくなる、老廃物の排出が活発になり美肌になるなどの効果があると考えられます。
この他にも、玄米と一緒に炊く小豆に含まれるサポニンには、血液の流れを促進しコレステロールや中性脂肪を低下させる働きや、アンチエイジングには欠かせない抗酸化作用があることから、ダイエットだけではなく若々しく健康な体を保つためにもとても効果的であると言えます。
寝かせ玄米ダイエットの正しいやり方
寝かせ玄米ダイエットは、主食の白米を寝かせ玄米に置き換えて行い、おかずは食べても構いません。
寝かせ玄米だけを食べる方法(七号食ダイエット)もありますが、白米に置き換える方法の方がストレスや無理がなく、気長に続けられると思います。
なお、寝かせ玄米は作り置きが可能のため、ダイエットのために毎日準備をする必要はありせんが、寝か過ぎると菌が繁殖し腹痛を起こす恐れがありますので、必ず毎日保温状態を確認し、匂いや味に違いがある時は食べないようにしましょう。
2~3日を目安に食べ切るのがよいそうです。
寝かせ玄米ダイエットの注意点やポイント!
寝かせ玄米は、小豆と少量の塩を混ぜて炊いた玄米を、3日間炊飯器で保温して作ります。
こうすることで、現幕独特のパサパサとした食感がモチモチに代わり、美味しく頂けるだけではなく、酵素が活性化し体質改善やダイエットによいと言われています。
寝かせ玄米ダイエットのやり方は極めて簡単で、寝かせ玄米を主食と置き換えるだけ。
一日3食全てを置き換えてもよいですが、まずは1食からチャレンジしてみましょう。
主食を寝かせ玄米に変えることで、代謝を上げたり、食物繊維の働きによってお通じが改善したりと、様々なダイエット効果を得ることができます。
ただし、寝かせ玄米ダイエットを行う場合には保存に十分注意が必要です。
特に気温が高くなる夏場は、炊飯器で炊いたものを保温したままの状態でいると、雑菌が繁殖するなど食中毒の危険が高まります。
毎日必ず状態を確認し、匂いや味がおかしいと思ったら食べないようにしましょう。
なお、保温の目安は2~3日と言われているため、できるだけ早く食べるようにして下さい。
寝かせ玄米の作り方!炊飯器を使って美味しく作るには?
寝かせ玄米は、炊飯器を使って簡単に作ることができます。
ここでは、その方法についてご紹介します。
1.玄米5合、小豆35g、塩小さじ1を用意します。
2.玄米と小豆を洗い、水に半日ほど浸けておきます。
3.玄米と小豆を水から上げたら、炊飯器に移し、そこに塩を入れ5合の目盛まで水を入れて炊飯します。
4.炊き上がったら混ぜ合わせ、30~40分ほど蒸らし、上下を返すように混ぜます。
5.炊飯器は保温にしたまま、一日一回はかき混ぜ、3日目から食べ始めます。
寝かせ玄米ダイエットの口コミ
ブームになる以前から、「美味しい」という理由で食べている人も多かった寝かせ玄米ですが、美容・健康にそれほど関心のなかった人でも寝かせ玄米を食べ続けたことで、様々な効果や効能を感じているそうです。
ここでは、その中のいくつかをご紹介したいと思います。
「食事をしっかり摂ることができるので、ダイエット中にストレスを感じることがなく便秘が解消されてお腹のぽっこりが減りました。」
「知人が寝かせ玄米ダイエットで3ヶ月で7kg痩せたと聞いて、私も実践中です!」
「体重はそれほど変わらなかったものの、肌が綺麗になり、アレルギーが改善されました。」
寝かせ玄米ダイエットで痩せない場合の理由と対処法
寝かせ玄米ダイエットは、主食を寝かせ玄米に変えるだけなので、おかずを抜いたり食事制限する必要がありません。
そのため、ダイエット方法として即効性がなく、地道に続けて徐々に体質を替えていくのが狙いになります。
しかし、そのように毎日コツコツと続けていても、いつまでも結果が見えない時には、やり方に問題がある場合があります。
寝かせ玄米ダイエットをしても痩せない理由としては、食べ過ぎが考えられるでしょう。
寝かせ玄米には豊富な栄養が含まれていますが、実はカロリーは白米とさほど変わらないので、食べ過ぎてしまうと当然ながらカロリーの摂り過ぎとなってしまいます。
また、おかずについても好きなものを好きなだけ食べていればそれはダイエットになりませんよね。
寝かせ玄米ダイエットを行う場合、理想的と言われているのが寝かせ玄米6に対し、野菜が3、肉や魚が1と言われています。
この比率に合うような食事方法に見直してみるのがよいでしょう。
まとめ
玄米を食べてみたいけれど、味やにおいが気になるという方は、寝かせ玄米にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
作る手間もなく、毎日気軽に続けられるのに、いつのまにか痩せられていたらラッキーですよね。
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