食欲を抑えるツボを押して楽々ダイエット!実はそのツボは耳・足裏・手・顔や頭にあります!
食欲を抑えるツボをご存じでしょうか。
「ツボなんて押して食欲が抑えられるの?」と思うかも知れませんが、ツボ押しはWHO(世界保健機構)が認める立派な医療。
日本では民間療法のイメージが強いため、効き目がないと感じてしまっている人も多いかも知れませんが、普段の生活でもPC作業で目が疲れた時に回りを指で押すと、疲れが少しだけ軽くなったような気がしたことがありませんか?
実はこれもツボ押しの効果です。
ツボ押しは、上手に活用することでダイエットの効果を上げられるものなのです。
そこで今回は、食欲を抑える効果が期待できる、耳、足裏、手、顔、頭のツボや押し方のコツをご紹介したいと思います。
食欲を抑えるツボを押すのに効果的なタイミングは?
食欲は、当然ながら食事をしている時に強くなるものですよね。
そのため、食欲を抑えるツボを押すのは、食事をし終わった後では意味がありません。
沸き上がる食欲を抑えるには、食事の前にツボを刺激するのが効果的です。
食欲を抑えるツボの中には、特に押すタイミングを記していないものもありますが、食事の15~20分前にツボ押しをすると、食事を始めるタイミングでツボ押しの効果が効き始め、食欲を抑えることができると言われています。
食欲を抑えるツボの効果的な押し方やコツ!
ツボを押す部位によっては使いづらい指もあると思いますが、ツボ押しの際にお勧めなのは親指と言われています。
逆にツボ押しに不向きと言われているのが、実は人差し指です。
人差し指は親指と比較して、力が入りにくいのがその理由のようですが、あまり力を入れて刺激してはいけないところは人差し指で押すように明記している場合もあります。
また、ツボ押しでは深呼吸を行うことも大切です。
深呼吸をして息を吐く時にツボを押すと、体の緊張が解れ、よりツボに刺激が入りやすくなります。
なお、ツボ押しはたくさん回数を行えばよいというわけではありません。
刺激しすぎもよくないので、回数は3回程度を目安にゆったりとした気持ちで行ってみましょう。
食欲を抑えるツボを押すときの注意点やポイント!
ツボを押す時は、力任せに行わないようにしましょう。
刺激が強すぎると体調不良の原因になる他、筋肉の損傷などの恐れがあります。
また、食欲を抑えるツボに限らず、ツボ押しをする時は体調のよい時に行うようにして下さい。
風邪などで体調が優れない時はもちろんですが、飲酒後やお風呂、サウナなどに入った直後、食後はツボ押しを行わないようにしましょう。
同様に、妊娠中の方もツボ押しは避けた方がよいでしょう。
この他、持病がある方や手術後の方もツボ押しはしないようにして下さい。
ツボを刺激することで思わぬ弊害を招くことがあるので、上記に該当する場合は控えるようにしましょう。
顔や頭にある食欲を抑えるツボ3選!
どこでも気軽に押すことができる顔や頭のツボは、覚えておくと便利です。
ここでは、顔や頭にある食欲を抑えるツボをご紹介したいと思います。
百会
頭のちょうどてっぺんにあるツボ。
体中の様々な神経が集まっている部分のため、ここを刺激することで精神的に安定し、食欲を抑えるのに役立ちます。
人中
上唇と鼻の間のくぼみのまん中にあるツボです。
ここを刺激することで、食べ過ぎを防ぐことができると言われています。
人差し指で1~2分ほど押します。
地倉
口角から0.5㎝ほど離れた場所にあるツボです。
口を少し強めに閉じた時、口の横にくぼみができると思いますが、その部分になります。
人差し指で押さえ、マッサージをするようにぐりぐりと刺激するとよいでしょう。
耳にある食欲を抑えるツボ3選!
耳には食欲を抑えるツボが数多くあります。
食事の前に耳のツボを刺激して、食欲抑制に役立てましょう。
飢点
耳の穴の前、顔側に少し膨らんだ部分がありますが、その膨らみのやや下にある凹んだところにあるツボです。

飢点という名の通り、飢えを解消するという意味があり、食欲抑制のツボの中でも特に有名なツボです。
食事の15~20分前に、人差し指で押さえたり、とんとんと叩いて刺激をするとよいそうです。
胃
耳の中心よりやや下にあるツボです。
胃という名の通り胃の働きに関係しており、食事の前に刺激をすることで食欲を抑える効果が期待できます。
飢点と同様に、人差し指で押さえたり、とんとんと軽く叩くのがよいでしょう。
肺
胃からさらに下がった部分にあるツボです。
わからない時は耳の中央より少し下の平らな部分、押すと痛みを感じる場所が肺になります。
肺は自律神経やホルモンの分泌の調整をコントロールできるツボとされており、ここを刺激することで血糖値が急激に上がるのを防いで過食を抑えると言われています。
手のひらにある食欲を抑えるツボ3選!
食事をする時には必ず手を使いますが、食事の前に手を刺激しておくことで、気軽に食欲を抑えることができます。
ここでは、手のひらにある食欲を抑えるツボをご紹介したいと思います。
胃・脾・大腸区
親指の付け根の膨らんだ部分にあるツボです。
押し方は、指でぎゅっと赤くなるくらいまでつねり、2~3分ほど刺激を与えます。
少し強めに押した方が効果的です。
中途半端にしてしまうと、逆に食欲を増進させてしまうことがあるので注意です。
中衝
中指の爪の下側、人差し指側にあるツボです。
中衝は食欲抑制の効果はありませんが、ストレスが溜まると過食してしまう人は多いですよね。
中衝にはストレスを緩和する働きがあることから、疲れている時など「食べ過ぎてしまいそう」という時に刺激するのがよいでしょう。
合谷
親指と人差し指の付け根を伸ばし、交差する部分にあるツボです。
合谷も中衝と同様に、直接食欲を抑制する働きはありませんが、東洋医学では万能ツボと呼ばれ、体の不調を改善するのに効果があると言われているので、覚えておいて損はないでしょう。
足裏にある食欲を抑えるツボ3選!
疲れた足を押したり揉んだりすると気持ちがいいですよね。
足にも多くのツボがありますが、ここでは食欲を抑える働きのあるツボをご紹介したいと思います。
食欲抑制
その名の通り、食欲抑制に効果が期待できる足裏のツボです。
親指と人差し指全体、その二指の付け根の膨らみの部分全体が、ツボになります。
湧泉
土踏まずのやや上の中央部分にあるツボです。
青竹踏みをした時にちょうど刺激される部分ですね。
食欲抑制の効果はないのですが、肝臓や腎臓の働きを活発にして、代謝を促進する効果が期待できます。
陽陵泉
足裏ではありませんが、膝の外側にある出っ張った骨の下にあるくぼみにあるツボです。
陽陵泉は胃酸が過剰に分泌されるのを防いでくれ、食欲の抑制に効果があると言われています。
まとめ
食事の際、つい食べ過ぎてしまうという方は、食欲を抑えるツボを食事の前に押してみましょう。
食欲を抑えるツボは全身にあり、その場に応じて好きな部位を選ぶことができます。
他人の視線が気にならない場所なら、足裏のツボを刺激するのもよいですし、周囲に人がいる時は手のひらのツボならバレずに刺激ができそうですよね。
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