痩せやすい体質を作る改善法や食事方法!
本人がさほど努力をしなくても痩せられる人というのは、痩せやすい体質だと言えます。
では、ダイエットは痩せやすい体質のみの人が成功し、痩せにくい人はやるだけ無駄・・なのでしょうか?
実は、痩せる体質は持っては持って生まれた以外にも、自ら作り出すことができると言われています。
つまり、どんなダイエットをしても失敗してしまう人は、まず初めに痩せ体質を手に入れることがとても重要と言えるのです。
そこで今回は痩せやすい体質を作るためのストレッチや筋トレ方法、食べ物などをご紹介したいと思います。
ダイエットには「痩せ体質」になることがポイント!

ダイエットの基本は、摂取カロリー<消費カロリーと言われています。
これは、食べ物などから摂るカロリーよりも、運動などによって消費されるカロリーが多ければ、必然的に痩せていくという意味です。
カロリーという言葉がよくわからなければ、脂肪に置き換えてみるとよいでしょう。
脂質や糖質の高いものは、当然ながら太る原因になりますが、それよりもより多くの運動によって脂肪を燃焼させることができれば、理論上は人は太らないことになっています。
そして、運動よりもさらに脂肪燃焼効果が高いのは、基礎代謝と呼ばれているもの。
基礎代謝とは、寝ていても呼吸をしているだけでも使用されるエネルギーのことを言い、これがエネルギー代謝全体の6割をしめていると言われています。
つまり、痩せ体質の方というのはこの基礎代謝が高く、黙っていても脂肪が燃焼されやすいと言うわけです。
逆に、いくら食事を制限しても、運動でカロリーを消費しても、基礎代謝が低い人は太りやすいと言われています。
このため、痩せたいなら基礎代謝の高い痩せ体質になることがとても大切なのです!
痩せやすい人の5つの特徴は?

①基礎代謝が高い
基礎代謝とは、上記でも記載した通り、人が生きていく上で必ず消費されるカロリーのこと。
そのため、活動時だけではなく寝ている時も含めて24時間、毎日無意識にカロリー消費が行われています。
痩せ体質の方はこの基礎代謝が高く、食べた分を消費しやすくなっています。
②体温が高い
痩せやすい人の特徴として、体温が高いことが挙げられます。
人の体温が1度上がると、基礎代謝が12%前後アップすると言われていることから、体温が低い人よりも高い人の方がカロリーが消費されやすいと言えます。
③筋肉量が多い
女性よりも男性に肥満が少ないのは、女性よりも筋肉が多いためと言われています。
筋肉は熱を発生させてカロリーを消費するため、痩せやすい人は筋肉が多いと言われています。
④血行がよい
血液の巡りが悪くなると、体の隅々にまで十分な酸素や栄養が行き渡らなくなり、新陳代謝が低下してしまいます。
また、老廃物の排出も滞るため、むくみなどの症状がでやすくなります。
⑤便秘にならない
痩せやすい体質の方は、腸に余計なものを溜めこまないため、新陳代謝が活発だと言われています。
逆に便秘気味の人は、お通じが悪いため腸内で悪玉菌が増えたり、有害ガスが発生して、それが血管の壁を通じて体内に吸収されることで代謝の低下を招くと言われています。
痩せやすい体を作る為に必要なことは?

痩せやすい体質を作るには、基礎代謝をアップさせることが大切です。
そして、基礎代謝を上げるには、体の筋肉量を増やすのがよいと言われています。
特に下半身は全身の7割の筋肉が集まっていると言われていることから、太ももやお尻、ふくらはぎなどを重点的に鍛えることで、代謝の向上効果を感じやすいと言われています。
また、下半身は重力の関係で血液が溜まりやすいですが、筋肉を鍛えることで心臓へ血液を押し返すポンプ機能となり、むくみを解消する効果も期待できると言われています。
痩せ体質になる為のおすすめの運動!
ここでは基礎代謝を上げるためのおすすめの運動や筋トレをご紹介したいと思います。
スロージョギング

基礎代謝を上げる運動には、有酸素運動が効果的です。
有酸素運動とは、酸素をたくさん取り込むことで脂肪の燃焼効果を高める作用のあるものを言い、ウォーキングやジョギング、水泳などがありますが、ウォーキングとジョギングの中間の運動となるスロージョギングは、足腰への負担も少なく、消費カロリーも高いことから特におすすめとなります。
全身を伸ばす

基礎代謝を上げるには、朝起きてすぐにベッドの中でストレッチを行うのがよいでしょう。
仰向けの姿勢で息を吸いながら両足、両手を伸ばし、伸ばし切ったところで息を止め、そのまま制止した後に一気に息を吐いて力を抜きます。
これを3~4回繰り返すとよいでしょう。
ヨガ

筋トレと言うと、腹筋や腕立てなどアウターマッスルを鍛えるものが主流になっていますが、実は女性に人気のヨガはインナーマッスルを鍛えることができるエクササイズです。
インナーマッスルはアウターマッスルのように筋肉がついたことが目に見えないため、ムキムキしたくない女性に特におすすめとなっています。
痩せやすい時期や時間帯は?

女性の場合、生理前はホルモンの関係で食べた栄養を溜めこみやすくなっているため、ダイエットをしても思うような効果が得られない可能性があります。
それよりも、生理後の方が女性ホルモンのエストロゲンの分泌が盛んになり、代謝が上がって痩せやすい体質になると言われています。
また、一日の中で最も痩せやすいと言われているのが、15~17時。
この時間に運動や筋トレなどを行うと、ダイエット効果が高まると言われています。
痩せやすい体質になるには食事方法も重要!

私達が通常食事をすると、開始から20分過ぎると脳の満腹中枢が働いて、「お腹がいっぱい」だと感じると言われています。
そのため、食べ始めてから20分の間に早食いをしてしまうと、たくさん食べ過ぎてしまうのです。
そのため、食事はゆっくりとよく噛んで行うことが大切になります。
また、忙しいからといって朝食を抜かしてしまうと、昼食を食べ過ぎたり、血糖値が下がり過ぎたところに食べ物が入るため、血糖値の急上昇を招きやすくなります。
血糖値が高くなりすぎると、インスリンの分泌が過剰になり、食べたものを脂肪として溜めこみやすくなるので注意しましょう。
痩せやすくなる食べ物は?

基礎代謝を上げるには、筋肉の元となるたんぱく質が多く含まれるお肉やお魚を摂るのがよいと言われています。
ただし、たんぱく質を多く含むものは同時に脂質も多く含まれているため、摂り過ぎないように気を付ける必要があります。
また、野菜に多く含まれる食物繊維は食べ過ぎを防止したり、腸の調子を整える作用があるため、積極的に摂るのがよいでしょう。
サラダにたんぱく質の多い卵や鶏のささみ肉などをプラスして食べるのがおすすめです。
まとめ
昔は肥満は遺伝と言われていましたが、最近の研究では後天的な環境によるものという見方が強いと言われています。
そのため、太りやすい体質はそれまでの生活で自ら招いた結果とも考えられ、今は太っていても痩せやすい体質に改善することで、ダイエットが成功しやすい体に変化させることができるのです。
ぜひ今日から、基礎代謝をアップする運動や食事を行って、痩せ体質を手に入れましょう。


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