ベーグルはダイエット中のカロリーが気になる方にも最適な食べ物という理由!
ダイエットの為に炭水化物のパンやご飯を極力摂らないようにしている方も多いのではないかと思います。
そのような中、俄然注目を集めているのがベーグルダイエットです。
なんとこのダイエット、ダイエット中にも関わらずベーグルは食べてもよいダイエットなのです。
「でも、ベーグルもパンだから食べたら太ってしまうのでは?」
そんな心配をしている方に、ベーグルダイエットの効果や成功するやり方をご紹介しましょう!
ベーグルダイエットとは?
ベーグルダイエットとは、毎日の食事の中で炭水化物を食べる時やパンが食べたくなった時などに、それをベーグルに置き換えるダイエット方法です。
置き換えと言っても、食事をベーグルだけにするのではなく、あくまでもご飯やパン、麺類などの炭水化物の代わりにベーグルを摂るといった方法になります。
ベーグルのカロリーや糖質は?
ベーグルは、バターなどの油脂類やたまご、牛乳を使用せず、小麦粉と水のみでできているため、パンの中では低カロリーになっており、100gあたりのカロリーは211kcal、糖質は40.3gとなっています。ちなみに、食パンは100gあたりのカロリーは264kcal、糖質は44.4gです。(参考資料:ベーグルのカロリー:カロリーSlism)
また、作業工程で茹でることにより、ベーグル独特のモチモチで噛み応えのある食感になるため、自然と咀嚼回数が増えることで満腹感を得やすくなっています。
ベーグルがダイエットに向いている理由は?効果やメリットも!
パンの種類には菓子パン、総菜パンなどがありますが、中でもベーグルはダイエット向きと言われています。
ダイエット中はパンを食べないように気を付けると思いますが、どうしてもパンが食べたくなった時はベーグルがお勧めと言われますよね。
それでは、ベーグルがダイエットに向いている理由は何なのでしょうか?
ベーグルがダイエットに向いている理由を調べてみました。
脂質が少ない
パンを作る時、多くはバターなどの油脂、卵を入れますが、ベーグルにはこれらは入りません。
そのため、脂質が他のパンと比べて低く、ダイエットに向いていると言われています。
食べ応えがある
ベーグルは成形してから焼くまでに、一度お湯で茹でることによって独特のモチモチとした食感を生み出しています。
他のパンに比べて生地がみっちりとしているため、食べる時はしっかりとよく噛まないと飲み込むことができません。
よく噛んで食べることで、自然と食べる量を減らすことができます。
また、硬いベーグルを噛むことであごの筋肉が鍛えられ、フェイスラインがシャープになるのもベーグルダイエットの効果といってよいでしょう。
摂取カロリーを抑えられる
実はベーグルのカロリーは他のパンと比べて低いわけではありません。
100gあたり食パンは250㎉なのに対してベーグルは264㎉なので、カロリーだけ見ると食パンの方が低いと言えます。
しかし、ベーグルはモチモチとしてよく噛んで食べる必要があることから、1個でお腹がいっぱいになりやすく、おのずと摂取カロリーも1個分で抑えられますが、口当たりが軽い食パンは2~3枚食べないと満足できないことが多く、結局は摂取カロリーがベーグルよりも高くなってしまいます。
GI値が低い
GI値とは食後の血糖値の上昇を数値化したもので、数値が高いほど急上昇しやすく、糖を脂肪として溜め込みやすくなります。
さきほどカロリーについて触れましたが、食パンのGI値が91なのに対し、ベーグルは75と低くなっています。
つまり、食パンよりもベーグルの方が食後の血糖値の上昇が緩やかなので、食べた分が脂肪になりにくいと言えます。
ベーグルダイエットのやり方!
ベーグルダイエットのやり方はとても簡単で、朝食や昼食のどちらか、もしくは両方の主食をベーグルに変えるだけ。
ベーグルだけを単体で食べるよりも、サラダやスープなどを一緒に摂り、栄養バランスを考えた食事にすることが大切です。
また、いくらベーグルがパンの中でもカロリーが低いからと言って、一回の食事で2個も3個も食べてしまっては意味がありません。
食べる量は?
ベーグルダイエットでは、一食につきベーグルは1個食べるのが基本となります。
ベーグルダイエットを成功させるポイントは?
1日1食の置き換えにする
ベーグルダイエットの効果を高めるために、1日3食全てをベーグルに置き換えるようなやり方は避けましょう。
ベーグル中心の食事では、体に十分な栄養を摂ることができず、心身の負担が大きくなりストレスを抱えやすくなります。
食事をベーグルに置き換える時は、1日1食のみにします。
朝食ないし昼食で置き換える
ベーグルに置き換えるのは、朝食もしくは昼食が良いでしょう。
なぜなら、朝食や昼食後は活動時間のため、摂取したカロリーが消費されやすくなるからです。
ベーグルは極端にカロリーが低いわけではないので、食べるなら朝食や昼食が良いでしょう。
サラダやスープと一緒に食べる
置き換えを行う時は、ベーグルのみを食べるのではなくサラダやスープを一緒につけるのが良いでしょう。
サラダやスープを一緒に食べることで栄養バランスが良くなりますし、お腹も満たされるので無理なくダイエットを続けることができます。
ダイエットには、どんなベーグルを選べばいいの?
ベーグルと一口に言ってもプレーン以外にも様々な種類が売られていますよね。
ダイエットでベーグルを食べる場合、ベーグルの種類は特に気にしなくてもよいのでしょうか?
ダイエットにはどんなベーグルを選べばよいのか気になりますよね。
そこで、ダイエットにおすすめのベーグルをご紹介します。
ダイエットでベーグルを食べるならプレーンが良いでしょう。
プレーン以外のベーグルは、プレーンよりもカロリーが高くなってしまうのでダイエットにはあまり向いていません。
特にチョコレートやクリームチーズが使われているものは、カロリーが高いので避けるようにしましょう。
ダイエット中ベーグルを飽きずに食べ続けるコツや食べ方は?
ベーグルがダイエットに良いとしても、毎日食べていると飽きてしまいそう・・。
そんな心配や不安を抱えている方は多いと思います。
ダイエットでベーグルを食べる場合に、飽きずに食べ続けるコツや食べ方があれば知りたいですよね。
ダイエットでベーグルを飽きずに食べるなら、具材を挟むことをおすすめします。
ベーグルはそのまま食べても十分においしいですが、具材を挟むことで味や食感が変わるので食べ飽きせずに続けることができます。
ベーグルダイエットにおすすめの具材は?
食べ飽きせずにベーグルダイエットを続けるなら、具材を挟んで味や食感を変えることが大切です。
とは言え、挟む具材によってはダイエットに不向きの場合もありますよね。
そこでここでは、ダイエットにお勧めのベーグルの具材をご紹介します。
レタスやトマトなどの野菜
野菜を挟むことでビタミンやミネラルを摂ることができます。
基本的には好きな野菜でよいですが、いも類や根菜類は糖質が多めなので注意して下さいね。
アボカド
アボカドは森のバターと呼ばれ、脂質が多い果実になります。
しかし、アボカドに含まれる脂質は不飽和脂肪酸と言って、健康やダイエットに良いのでお勧めです。
水切りヨーグルト
ベーグルにクリームチーズを挟んで食べたい人は多いと思いますが、クリームチーズはカロリーが多いですよね。
そこでクリームチーズの代わりに使って欲しいのが水切りヨーグルト。
クリームチーズに似た味わいながら、カロリーを抑えることができますよ。
ささみ
ダイエット中はたんぱく質の摂取も大切です。
ささみ肉ならカロリーや脂質が低いので、ダイエット中に食べても安心ですね。
ローストビーフ
ベーグルと相性のよいローストビーフもお勧めの食材です。

ただし、食べ過ぎはカロリーが高くなってしまうので、気を付けて下さい。
自宅でもできるおいしいベーグルの作り方
自家製パンは作るのが面倒・・。
オーブンがないからパンは焼けない・・。
そんな方でも簡単に作れるベーグルの作り方をご紹介したいと思います。
トースターで作ることができるので、ベーグル作り初心者の方でも是非挑戦してみて下さいね。
作り方
①強力粉200g、水120cc、ドライイースト2g、塩3g、砂糖10gを用意します。
②ボールに水とドライイーストを入れ1分置き、別のボールに強力粉、塩、砂糖を入れて均等に混ぜます。
③強力粉のボールに溶かしたドライイーストを入れ、へらで混ぜ合わせます。
④生地がまとまったら、手でこねていきます。
⑤2~3分こねたら、ひとまとめにしボールにラップをかけて5分放置します。
⑥生地を軽くこね直したら、台に打ち粉をして生地を6等分にします。
⑦生地を平たく伸ばしたら端から折り畳み、12~13センチのひも状に伸ばします。
⑧生地の片端を平らにし、もう片方の端を包んでドーナツ型にします。
⑨生地をバッドなどにいれ、ラップをして冷蔵庫に入れて8時間以上発酵させます。
⑩フライパンにお湯1ℓと砂糖30g(どちらも分量外)を入れ、そこに生地を入れ片面1分ずつ茹でます。
⑪トースター(1200w)で10分焼いて完成です。
ダイエット中の食事にもベーグルが良いという理由
ダイエット中の食事にベーグルがよい理由としては、GI値が挙げられます。
GI値とは、簡単に言うと食後の血糖値の上昇を数値化したもので、この値が高いほど血糖値の上昇が高くなります。
血糖値が急激に上がると、膵臓から大量のインスリンが分泌され、分解された糖を各臓器へと運びますが、インスリンには余った糖を脂肪として溜めこむ働きもあるため、肥満の原因にもなってしまいます。
つまり、血糖値が上がりにくい食べ物を摂取することは、血糖値の上昇を防ぎインスリンの分泌を抑えるため、肥満の防止に繋がるのです。
このようなことから、GI値の低い食品を食べることはダイエットにとても有効と言われていますが、ベーグルはこのGI値が他のパンと比べて低いと言われています。
なお、全粒粉のベーグルを選ぶとよりGI値を下げることができます。
ベーグルダイエットの口コミ
ダイエット中でもパンが食べられるとあって、女性を中心に人気となっているベーグルダイエットですが、実際のところそのダイエット効果がどれくらいなのか気になりますよね。
ベーグルダイエットの口コミを検索してみたところ、多くの方が「腹持ちがよい」「1個で満腹感がある」などと答えており、他のパンならたくさん食べていたところをベーグルなら1個で済ますことができると感じているようです。
また、1ヶ月で3kg痩せたという方もいらっしゃいますが、その一方で「ベーグルが美味し過ぎてつい食べ過ぎてしまい、逆に太ってしまった・・」という方もいるようです。
ベーグルダイエットおすすめレシピ
ベーグルを使ったダイエットにお勧めのレシピをご紹介します。
お豆腐ベーグル 豆腐>強力粉!!!
材料(3~4個分)
・豆腐(200g)
・強力粉(190g)
・砂糖(大さじ1)
・塩(小さじ1)
・ドライイースト(小さじ1/2)
・はちみつ(大さじ1)
作り方
- 豆腐をレンジで2分加熱し水分を取っておきます。
- ボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、レンジで人肌程度に温め直した豆腐を入れて捏ね、10分ほど寝かせておきます。
- 生地をベーグルの形に成形したら、鍋にお湯を沸かし、はちみつを入れて生地を片面30秒ずつ茹でます。
- 200℃に熱したオーブンで15~18分焼いて完成です。
ポイントやコツ
オーブンはあらかじめ加熱しておき、生地を茹でたらすぐに焼けるようにしておきましょう。
参照URL:https://cookpad.com/recipe/472776
サブウェイをまねた☆ベーグルサンド
材料(2人分)
・好みのベーグル(2個)
・溶けるタイプのチーズ(1/2カップ)
・トマトのスライス(2~4枚)
・レタス(1枚くらい)
・ハムやローストビーフ(2~4枚)
・アボカド(1/2個)
・マヨネーズ(少々)
・マスタードやピクルス、オリーブなど(お好みで)
作り方
ベーグルは横にカットしてチーズを挟み、両面をトーストします。
ハム(ローストビーフ)、レタス、トマトをのせてマヨネーズをかけ、荒く潰しておいたアボカドをのせて完成です。
ポイントやコツ
野菜のビタミンやミネラルと一緒に、ローストビーフのたんぱく質も摂ることができます。
脂質やカロリーが気になる方はチーズを省略してもよいでしょう。
参照URL:https://cookpad.com/recipe/1902945
スパイシー・ベーグルサンド
材料(1人分)
・ベーグル(1個)
・水切りヨーグルト(大さじ2~3)
・キムチ(大さじ2~3)
・レタスや水菜(適量)
作り方
ベーグルを2枚にカットしてトーストします。
下のベーグルに水菜、水切りヨーグルト、キムチをのせ、上のベーグルと挟んで完成です。
ポイントやコツ
発酵食品のキムチを使ったスパイシーなベーグルです。
キムチは薄味のものがお勧めです。
参照URL:https://cookpad.com/recipe/1473548
ささみとアボカドのベーグルサンド
①叩いたササミをレンジで加熱し、裂いておきます。
②刻んだアボカドとマヨネーズを和えます。
③ベーグルを半分にし、ベーグル・アボカドマヨ・レタス・ササミ・スライスしたアボカド・ベーグルの順で挟んで完成。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/525214
サーモンベーグルサンド
①ベーグルを半分に切ってオーブントースターで1~2分焼く。
②ベーグル・マーガリン・レタス・クリームチーズ・サーモン・オニオンスライス・ベーグルの順に挟んで完成。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/1872340
水切りヨーグルトと生ハムのベーグル
①ベーグルを半分にカットし、トースターで焼く。
②水切りヨーグルトは、キッチンペーパーなどを敷いたざるにヨーグルトをあけ、そのまま一晩冷蔵庫で水切りするだけ。
③ベーグルに適量の水切りヨーグルトに塩コショウを乗せ、その上に生ハムを載せて完成。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/2769023
ベーグルダイエットで痩せない場合の原因と対処法
ベーグルは、他のパンに比べて糖質やカロリーが低く、食感が硬いのでよく噛んで食べることから、少量でも満腹感を得やすい食材となっています。
そのため、食事の主食(ご飯やパン)の代わりにベーグルを食べることで、摂取カロリーを減らすことができるのがベーグルダイエットの効果となっています。
ダイエットの基本は摂取カロリー<消費カロリーなので、摂取カロリーを減らせばおのずと体重が減っていく、というわけですね。
実際に一日一食の主食をベーグルに変えただけで、1ヶ月で2~3㎏痩せたという口コミを見かけます。
しかし一方で、ベーグルダイエットをしても痩せなかったという方もいらっしゃいますが、その原因として考えられるのは食べ過ぎです。
いくらベーグルのカロリーが低いと言っても、たくさん食べてしまえば摂取カロリーは高くなってしまいますよね。
また、ベーグルにはプレーンの他に、チョコやドライフルーツなどが混ざっているものもあり、これらはプレーンよりもカロリーは高くなっています。
同様に生クリームやクリームチーズ、メイプルクリームなどを挟んでいるデザート系のベーグルは、低カロリーどころか1個で相当の摂取カロリーとなってしまいます。
以上のことから、ベーグルダイエットで痩せない場合は、食べているベーグルの種類や食べ方を今一度見直してみましょう。
まとめ
パン好きダイエッターには朗報とも言えるベーグルダイエット。
短期間で体重が大幅に減るダイエット方法ではありませんが、パンが食べたい!というストレスを抱えることなくダイエットをすることができるため、無理なく続けられると思います。
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