効果のあるピラティスダイエットのやり方!
ピラティスは、ハリウッドセレブやスーパーモデルなどが、健康維持やダイエットのために始めたことから、今や世界中の女性を中心に人気となっているエクササイズ方法です。
筋トレやサーキットトレーニングのように、ハードに体を動かすわけではないので、「運動は苦手だけどピラティスならできそう」と思う方も多くいるようで、ピラティスの人気に拍車をかけています。
また、「長く続けたいから、ピラティスのようにダイエットだけが目的じゃない運動を取り入れたい」と思っている方も多いようですね。
しかし一方で、「ピラティスとヨガの違いがよくわからない」「やり方が難しそうで自分にはできないかも・・・」と始めるのを躊躇している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回はピラティスについて調べてみました。
ピラティスの効果や、その口コミなどをご紹介したいと思います。
ピラティスって何?
ピラティスとは、ジョセフ・ヒューベルトゥス・ピラテスという人が考案したエクササイズ方法のことを言います。
ピラティスはダイエット方法の一つとして認識している方も多いようですが、元は第一次世界大戦で負傷したドイツ兵士の回復プログラムとして作成されたもので、リハビリに用いて利用されていました。
ピラティスでは、普段はなかなか使われない体の深部の筋肉、インナーマッスルを強化することで怪我の回復はもちろんのこと、怪我をしにくい体を作る効果があると言われています。
それがいつしか、インナーマッスルを鍛えることで体のラインが綺麗に整い、痩せやすい体になるとされ、ダイエット方法として人気を得るようになりました。
ピラティスダイエットとは?
ピラティスダイエットとは、ピラティスをしてダイエットを行う方法になります。
ピラティスは本来、ダイエット目的のために作られたエクササイズ方法ではありませんでしたが、目には見えないインナーマッスルを鍛えることで、様々なダイエット効果が期待できるとして人気になっています。
通常、ダイエットのための運動と言うと消費カロリーを増やすために激しいトレーニングや、基礎代謝を上げるための筋トレがメインでしたが、毎日摂取カロリーを上回るような運動をこなすのは至難の業と言えるでしょう。
また、インナーマッスルとは違い、目に見ることができるアウターマッスルは、鍛えると比較的すぐに筋肉になる分、少しでも休むと落ちるのも早いため、基礎代謝のアップには繋がりにくいとも言われています。
その点、インナーマッスルを鍛えるピラティスは、激しく体を動かすのではなく体の奥深くの筋肉に働きかけるようにして、少しずつ、しかしながら確実に筋肉を鍛えることができると言われています。
ピラティスダイエットの効果
ピラティスは、インナーマッスルを効率よく鍛えることができるエクササイズです。
インナーマッスルは直接目で見ることができない筋肉ですが、鍛えることで目に見える効果が現れます。
例えば、姿勢がよく歩き方が綺麗な人を見ると、美しく感じるだけではなく、実際の体重よりも細く締まって見えますが、そのような正しい姿勢を維持するのは、実はとても大変なこと。
ご自身の行動を思い返してみると、座っている時や立っている時は、体がつらくてつい猫背になったり、片足に体重を乗せて体を休めたりしていませんか?
これは、インナーマッスルが少ないために体を支え続けることが困難になるためです。
しかし、ピラティスによってインナーマッスルが鍛えられると、正しい姿勢を続けることがつらくなくなります。
また、体をゆっくり動かして凝り固まった部分を解すことで、ストレスが解消して心にも余裕が生まれると言われています。

ピラティスダイエットのやり方
ピラティスで大切なのは、呼吸方法をしっかりと覚えること。
よく耳にする腹式呼吸とは異なり、ピラティスでは胸式呼吸を行います。
胸式呼吸とは、鼻から息を吸い、口から出す方法で、腹式呼吸のようにお腹が膨らむことはありません。
この胸式呼吸をマスターすることで、体の深部の筋肉を意識しやすくなり、また自律神経の乱れを整える効果も期待できると言われています。
呼吸法ダイエットで効果的に痩せる方法!気になるお腹がスッキリ!
ピラティスダイエットのポイントと注意点
ピラティスは、一つ一つのポーズさえ覚えてしまえば、運動が苦手な方でも行えるエクササイズとなっていますが、ただポーズさえできれば、それでOKかと言われたらそうではありません。
ピラティスでは、ポーズの正確さと同時に呼吸を止めずに続けることと、どこの筋肉を使っているのかを常に意識することがとても大切だと言われています。
また、食後2時間以内に行うことはお勧めできません。
なぜなら、胃に内容物があると圧迫されて気持ち悪くなってしまうことがあるからです。
さらに、食べ物を消化するために胃に血液が集まりやすくなるため、ダイエット効果が落ちてしまう可能性があります。
このようなことから、ピラティスを行う時は食後2時間以内は避けるようにしましょう。
ピラティスダイエットの口コミ
・ピラティスを始めてから背筋や首がピンと伸びるようになったせいか、前と同じ服を着ていてもラインが綺麗に見えるような気がします。また、インナーマッスルが鍛えることで筋力が増えて体を支えるのが苦じゃなくなったためか、肩こりや首こり、腰痛などがなくなりました。
・胸式呼吸を意識してピラティスを続けていたら、汗をかくようになったため肌が綺麗になりました。また、体重も1ヶ月に1kg減のペースで落ちていき、現在-5kgとなっています。
・ピラティスを3ヶ月ほど続け、3kg痩せたら3ヶ月ほど休むというリズムを2年ほど繰り返し、トータルで10kgの減量に成功しました。自分的にはこのリズムが合っており、苦労なく痩せられたと思っています。
・一日の疲れをとるために、夕方にピラティスを始めました。体の歪みが改善し、少しずつですが体力もついてきた気がします。疲れにくくなったので、他の運動もやってみようかなと考え中です。
ピラティスとヨガとの違いは?
ピラティスと似たエクササイズにヨガがありますが、この両者の違いって何なのかわかるでしょうか。
ピラティスは先述したとおり、元は負傷回復のためのプログラムとして作成されたもの。
一方のヨガは、本来は修行僧が修業を行うために取り入れるもの。
そのため、体を鍛えるだけではなく、瞑想や呼吸によって精神を鍛える側面もあります。
ただし、ピラティスはこのヨガを参考にして作られていることから、ポーズなどは似ているものもありますし、呼吸を整えて心身の健康を維持・増進するという意味では近しい部分にあると言えるでしょう。
また、どちらが優れているということはないものの、自分に合っているかどうかを見極めるのは必要と言えます。
心身ともにリラックスさせて安定を保ちたい場合はヨガを、体幹や骨格を鍛えて体の歪みなどを矯正したい方はピラティスを選ぶのがよいと言われています。
ピラティスダイエットの効果的なやり方と口コミ!ヨガとの違いは?のまとめ
ピラティスダイエットを行う時は、ポーズを取ることだけに捉われるのではなく、そのポーズをすることでどの筋肉を鍛えることができるのか、さらには正しい呼吸を続けることで全身の血行をよくしてダイエット効果を高める働きがあることを十分に意識する必要があると言えるでしょう。
コメント