離乳食ダイエットのやり方と効果やポイント!
今回は、離乳食ダイエットの成功するやり方や口コミなどをご紹介します。
離乳食は、育児をしたことがある方ならご存知だと思いますが、実はとっても低カロリーなのです。
赤ちゃんは胃腸の発達が未熟なことから、カロリーが高い脂質を含むものを上手く消化できません。
そのため、離乳食はカロリーがなるべく少なくなるように計算されています。
そして、そんな離乳食を利用したダイエット方法が離乳食ダイエットです。
0~1歳児を育てているママの中には、「自分用と赤ちゃん用のご飯を作り分けするのが面倒だから、自分も離乳食を食べている」という人もいるようですが、本来はダイエット目的ではなかったのに結果としてダイエット効果があるとして注目され始めました。
離乳食とは?ベビーフードとの違いは?
離乳食とは、冒頭でもご説明した通り、赤ちゃんが通常の食事が摂れるようになるまで、カロリーが少なく消化のよい食事を通して噛むことを覚えたり、飲み込むことに慣れるために行われるものです。
一般的に生後5ヶ月を過ぎたあたりから始められ、月齢を追うごとに少しずつ固形の食べ物に近付けていきます。
離乳食スタートの時は、ドロドロとした液状のものが主流になりますが、1才を過ぎる頃になるとかなり大人が食べているものに見た目が近くなっていきます。
とは言え、離乳食の進みには個人差があり、必ずしもこれくらいの月齢の時はこの状態の離乳食でなければいけないとう話しではありません。
なお、離乳食とベビーフードは同じものを指していますが、世間一般的にはお母さんの手作りしたご飯のことを離乳食、市販されているものをベビーフードと分けて考えているようです。
離乳食ダイエットとは?なぜ痩せるの?
離乳食ダイエットとは、離乳食を食事に置き換えて行うダイエット方法です。
離乳食はカロリーが低いため、お腹いっぱいになるまで食べても摂取カロリーを抑えることができるので、痩せやすいと言われています。
また、離乳食は消化によく作られているので、胃腸への負担が減り、その分代謝にエネルギーが効率よく使われるようになります。
なお、離乳食とは一般的にお母さんが手作りした赤ちゃん用のご飯になるため、ここではベビーフードは含めません。
離乳食ダイエットとよく似たものに、ベビーフードダイエットがありますが、こちらは急な外出や体調不良などで利用することの多いベビーフードをダイエットの道具として使っていることで、批判もあるダイエット方法になります。
その一方で離乳食ダイエットは、赤ちゃんの分と別に自分の分を用意して食べるだけなので、ベビーフードが欲しいのに買えずに困っている人がでてしまう、といった心配もありません。
離乳食ダイエットの効果
離乳食はカロリーが低いため、通常の食事と比べて摂取カロリーを大幅に減らすことができます。
ダイエットの基本は、消費カロリー<摂取カロリーのため、一日の摂取カロリーを減らすことができれば、よりダイエット効果は高くなると考えられますよね。
また、離乳食ダイエットでは、自分で調理した離乳食を食べるため、市販のベビーフードよりも味付けの自由度が上がります。
どうしてもベビーフードや離乳食は薄味のものが多いのですが、長く続けるためには味に慣れることも大切な要素。
もちろん、塩分が多過ぎるのはいけませんが、ある程度調整ができるのも離乳食ダイエットのメリットと言えるでしょう。
離乳食ダイエットのやり方
離乳食ダイエットは、朝食と昼食、間食を離乳食に置き換え、夕食は野菜を中心としたメニューを摂ります。
夕食では肉類を食べても構いませんですが、脂身は避けるようにしましょう。
なお、これはベビーフードダイエットの例ですが、離乳食(ベビーフード)の摂取量は一日1,000㎉を超えないようにします。
いくら離乳食はカロリーが低いからといって、食べ過ぎてしまえば当然ながらカロリーオーバーになるため注意しましょう。
※離乳食でダイエットする場合、ある食材を加えるとおいしくダイエットできます。そのやり方の動画がこちらです。
どういった離乳食がおすすめなの?
離乳食選びに迷ったらこちらを参考にしてください。
離乳食ダイエットのポイントや注意点
離乳食ダイエットは、一日の摂取カロリーをかなり減らすことができるため、比較的成功しやすいダイエットと言えます。
また、消化にもよく、栄養バランスも考えているため、単一食材を摂り続ける置き換えダイエットよりは体への負担も少ないと言えるでしょう。
しかし、離乳食ダイエットを一生続けることは無理ですから、いつかは通常の食事へとシフトチェンジしていく必要があります。
その際、いきなり今までの食事に戻してしまうと、カロリー不足になっていた体は一気に栄養を吸収しようとするため、リバウンドしやすくなります。
そのため、離乳食ダイエットを行う場合は、あらかじめ綿密な計画を立てて、離乳食から通常食へ戻す時には徐々に食事を変えていくようにするのがよいでしょう。
離乳食ダイエットの口コミ
・子どもが生まれたのを切っ掛けに家に引きこもるようになり、一気に太ってしまいました。最初はカロリーの少ない食事を用意してダイエットをしようと思いましたが、自分の分を作る手間が面倒で「それなら子どもと一緒に離乳食を食べたらいいのでは?」と思い、離乳食ダイエットをやってみることに。結果的に子どもが1才を過ぎる頃には妊娠前よりも痩せることができ、大成功だったと思います。
・離乳食をダイエットに使ったことはないのですが、胃が痛かった時に食べたところ消化もよく、体調の回復に役立ちました。
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ダイエットにおすすめの離乳食
離乳食を使ってダイエットをしてみよう!と思っても、離乳食ってどうやって作っていいかわからない方も多いですよね。
そこでここでは、離乳食のレシピを3つほどご紹介しますので、ぜひ参考になさってみて下さい。
めかじきのトマト煮
小麦粉をまぶしてオリーブオイルでソテーしためかじきと、トマト缶、たまねぎ、ピザ用チーズ、コンソメを鍋に入れて煮込んだら完成です。
参考URL:https://cookpad.com/recipe/4335613
じゃがいもと挽肉煮
皮を剥いて小さく切ったじゃがいもを水にさらした後に鍋に入れ、出汁パック、水、砂糖、醤油、豚ひき肉を入れて煮込み、アクを取り除きながら落とし蓋をしてやわらかく煮て完成です。
参考URL:https://cookpad.com/recipe/4336748
鮭と小松菜のポテトおやき
じゃがいもは適当な大きさに切って水にさらしておき、小松菜は茹でて細かくカット、鮭フレークは熱湯をかけておきます。
耐熱容器に水を切ったじゃがいもと水を加え、電子レンジで加熱してやわらかくしたら、熱いうちにマッシュポテトにし、そこに刻んだ小松菜、鮭フレーク、片栗粉、無調整豆乳を加えて混ぜます。
フライパンにアルミホイルをひき、そこに成形したポテトを並べて両面に色が付くまで焼いたら完成です。
参考URL:https://cookpad.com/recipe/4335928
離乳食ダイエットで痩せない場合の原因と対処法
離乳食ダイエットとは、消化機能が大人のように発達していない赤ちゃんが、通常の食事を摂る前に消化のよいものを消化のよい形で摂取することができる「離乳食」を利用したダイエット方法です。
離乳食は一般的にカロリーや塩分が低く、水分を多く含むため、食べても摂取カロリーが少ない上にお腹に溜まりやすいというメリットがあります。
そのため、食事を離乳食に置き換えることで気軽に摂取カロリーを抑えることができるのですが、離乳食ダイエットを行っても痩せない場合、離乳食を食べ過ぎている可能性があります。
離乳食は使う食材などによってカロリーは異なるものの、一食あたり100~120㎉程度のため、一食で食べ終えることができればかなり摂取カロリーを減らすことができます。
しかし、それでは大人ではお腹に溜まらないため、つい食べ過ぎてしまう傾向にあります。
いくら離乳食のカロリーが低いと言っても、10食食べてしまえば摂取カロリーは1,000㎉を超えてしまいますよね。
これではダイエットになりません。
このようなことから、離乳食ダイエットと行う時は、離乳食だからと言って食べ過ぎないように注意をする必要があります。
まとめ
離乳食ダイエットは、食事の置き換えはもちろんですが、毎日どうしても間食してしまうという方は、まずは間食を離乳食期のおやつに置き換えてみるのもよいでしょう。
赤ちゃんが食べるおやつですのでカロリーは抑えられていますし、何より栄養バランスがよいので、手軽に食べられる市販のお菓子をつい食べてしまう・・という時は、離乳食のおやつで「食べたい」という気持ちも満足させることができるのでおすすめです。
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