韓国で話題の小豆水ダイエットの成功するやり方!炊飯器での作り方も!
お隣韓国の女性は、美への追及心が強いと言われています。
そんな韓国でブームとなったのが、小豆水ダイエットです。
日本でもあずきは一般的な食材ですが、ダイエットに使えるというのは初耳という方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、小豆水ダイエットについて調べてみました。
小豆水ダイエットの効果ややり方、気になる口コミをご紹介したいと思います。
小豆水ダイエットとは?
小豆水ダイエットとは、小豆のゆで汁を飲むダイエット方法です。
日本でも小豆は餡子の原料になったり煮豆にしたりと、馴染みの深い食材ではありますが、煮汁を飲むという発想はこれまでなかったのではないでしょうか。
しかし、小豆汁には高いダイエット効果があるとして、韓流アイドルのf(x)のビクトリアや、台湾モデルのソニアスイなどが行ってスタイル維持に役立てているそうです。
小豆水のカロリーや糖質は?
ちなみに、ダイエットを行う上でどうしても気になってしまうカロリーについてですが、小豆水のカロリーを調べてみたところ詳しく記載されているものを見つけることができませんでした。
ただ、茹でた小豆水煮は100gあたりで122㎉、糖質は25.6gほどと言われていますが、小豆水ダイエットはあくまでも小豆の煮汁を飲むだけなので、実際の摂取カロリーはこれよりも低くなると考えられます。
参考文献:日本食品標準成分表
小豆水ダイエットが効果的で痩せると言われる理由
小豆に含まれる成分の中でも、特にダイエット効果が高いと言われているのが次の2つ。
①サポニン
サポニンは、植物の葉や茎、根などに含まれている配糖体の一種です。
小豆を煮ると泡がたちますが、これはサポニンによるもの。
サポニンは水に溶けると石鹸のような発泡作用があり、昔から天然の界面活性剤として使用されていました。
この作用を利用することで、体内のコレステロールや中性脂肪を除去する働きがあり、血液の流れを促進して新陳代謝を活発にする効果があります。
また、サポニンには利尿作用もあるため、体内の余分な水分を排出しむくみを解消する効果もあると言われています。
②カリウム
カリウムにも、サポニンと同様に体内の水分を排出し、むくみを解消する効果があると言われています。
つまり、小豆にはサポニンとカリウムの2つのむくみ解消効果があるというわけです。
そのため、韓国では「(小豆を)太った人が食べると体が軽くなり、痩せている人が食べると健康的になる」と言われています。
小豆水ダイエットのやり方
小豆水ダイエットのやり方はとても簡単です。
小豆を茹でた煮汁を飲むだけ。
作り方も簡単で、前日に小豆の12倍ほどの水を鍋に入れ、一晩漬けておいたら、そのまま最初は強火で煮て沸騰寸前に中火にして30分ほどに煮て下さい。
この時、吹きこぼさないように注意しましょう。
飲むタイミングも特に決まっておらず、基本的には好きな時に飲んでもよいそうですが、お勧めなのは食前に飲むこと。
食事の前に飲むことで、食欲が抑えられその後の食事の量を自然に減らすことができます。
また、一回に飲む量も決まってはいないようですが、コップ一杯程度(180ml)でよいそうです。
小豆水ダイエットの注意点とポイント
小豆水ダイエットを行う上で注意したいのが、「飲み過ぎない」こと。
ガブガブと飲んでしまうと、お腹が緩くなってしまうことがあるため、多くても5杯までにとどめておきましょう。
また、小豆水は傷みやすいので、一度に大量に作らずに2~3日で飲み切れる量を作り、必ず冷蔵庫で保存するようにして下さい。
さらに、小豆水に砂糖を加えて飲みやすくするのは、ダイエット効果を損ねてしまうため止めましょう。
炊飯器でもできる小豆水の作り方!
小豆水は、小豆を煮てできた汁を飲むだけのダイエット方法。
食前にコップ一杯ほど、これを朝食、昼食、夕食の前に飲むだけでOKなので、誰でも簡単に行えますよね。
しかも、煮た小豆を一緒に食べてもよいので、さらに満足感を得ることで食事の量を無理なく減らすことができます。
小豆水は、小豆と水を鍋に入れて30分ほど茹でて作りますが、もっと手軽に作りたいという時は炊飯器を利用して作ることもできます。
作り方はとても簡単で、洗った小豆を内釜に入れ、水を内釜一杯まで入れたらそのまま炊飯のスイッチをオン。
炊き上がったら保温にしておくと、翌朝には濃いめの小豆水ができています。
出来上がりのまま飲むと濃いので、水やお湯で割って飲むようにしましょう。
なお、小豆は大さじ3杯程度の砂糖を混ぜて、自家製餡にするのもお勧め。
ダイエット中は甘いものを食べたい欲求が高まりやすいですが、自家製の餡子なら砂糖控え目なので満足感を得ながら摂取カロリーを抑えることができます。
基本的には小豆は甘く味付けせず食べた方がダイエットにはよいですが、どうしても甘いものが我慢できない・・という時にぜひ試してみて下さいね。

小豆水ダイエットの気になる口コミ
小豆水ダイエットは、まだ日本ではそれほど注目されていない、という背景もあることから、実際に挑戦した方が少ないのが現状のようです。
しかし、そのような中でも小豆水ダイエットによって1ヶ月で2kgの減量に成功した方や、徐々に体重が減ってきているという感想を持っている方も増えてきています。
その一方で、小豆水の味が苦手で続けることができなかった・・という意見も多く、小豆水ダイエットにおいては味の克服がダイエット成功の鍵とも言えそうです。
(もちろん、中には小豆水を美味しい!という方もおり、個人差があると言えます。)
小豆水ダイエットのおすすめの痩せたレシピ!
小豆水ダイエットをしてみたいけれど、どうしても味が克服できそうにない・・という方のために、小豆水ではありませんが、それに近しいレシピを集めてみましたので参考になさってみて下さい。
魔法瓶で作る小豆スープでダイエット
乾燥小豆を水洗いし、魔法瓶に塩、コンソメ(ウェイパーでも可)を入れ、そこに熱湯を注ぎ軽く振って、横にした状態のまま7~8時間放置して完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/3857233
あずきスープバリエーション☆中華スープ
茹でた小豆の煮汁に、中華だし、千切りしたキャベツを入れて軽く煮込み、最後に醤油を垂らして香りづけしたら完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/3971172
あずきなこハニー+豆乳!
小豆の煮汁と豆乳を混ぜ、そこにはちみつときな粉を加えて完成です。
飲む時にしっかりとかき混ぜることで、はちみつの甘さが全体に行き渡り、きな粉の粉っぽさが解消されます。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/2250545
小豆水ダイエットで痩せない場合の原因と対処法
小豆水は、飲むだけでみるみる痩せる魔法の飲み物、ではありません。
あくまでも小豆に含まれるダイエットによい成分を摂ることで、痩せやすい体を作るためのサポートをするもの。
そのため、小豆水を飲んでいるから大丈夫と、食事を摂り過ぎたり、間食をしてしまっては意味がなくなるどころか、カロリー過多で返って太ってしまうこともあります。
小豆ダイエットで痩せない場合、多くはこのような間違ったダイエットの取り組み方をしているのが原因です。
小豆水ダイエットで痩せるためには、小豆水の効果を最大限に生かすように、食生活を見直すことが大切でしょう。
無理な食事制限を行う必要はありませんが、食事が高カロリーにならないようにし、間食も避けるのが賢明です。
また、どうしても食事はしっかりと食べたいのであれば、運動をして消費カロリーを増やしてみましょう。
その際、ジムに毎日通って何時間も運動をする必要はありません。
毎日できる範囲で、少しずつ運動を取り入れるだけもOKです。
結果として、消費カロリーが摂取カロリーを少しでも上回れば、おのずと体重は落ちてくるはずです。
まずはできることからコツコツと始めてみるのがよいでしょう。
小豆水の効能・効果
小豆水に使われる小豆には、数多くの栄養素が豊富に含まれていることから、様々な効能や効果が期待できると言われています。
そこでここでは、小豆の効能や効果をご紹介したいと思います。
美肌効果
小豆の象徴でもある赤い色は、実は赤ワインと同じポリフェノールの色。
ポリフェノールは、肌のシワやシミといった老化の原因と言われる活性酸素を除去する働きがあることから、美肌作りに役立ちます。
便秘解消
小豆には多くの不溶性食物繊維が含まれています。
不溶性とはその名の通り、水に溶けない性質を持つもので、そのため腸に溜まった便のかさを増し、腸壁を刺激することでお通じを促進する効果があると言われています。
代謝を促進
小豆には、糖質の代謝を促すビタミンB1と、脂質の代謝を促すビタミンB2が含まれています。
骨粗しょう症を予防
小豆には、骨や歯の材料となるカルシウムが豊富に含まれています。
また近年には、近畿大学と井村屋が進めてきた共同研究において、小豆の煮汁から抽出される成分に骨粗しょう症の予防効果があることがわかっています。
貧血予防
小豆には鉄分が多く含まれていることから、鉄分不足による貧血の予防・改善効果があると言われています。
まとめ
小豆の煮汁を飲むダイエット方法とは驚きですが、食事制限をするわけではないので、リバウンドはしにくいダイエット方法なのかも知れませんね。
韓国では「痩せすぎる!」という噂もあるほどのダイエット方法なので、試してみる価値は大いにありそうです。
なお、残った茹で小豆は、小豆水を飲むタイミングにちょっとつまんでもよいそうです。
小豆も食べることで、よりダイエット効果がアップしそうですよね。
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