効果的に痩せる水ダイエットのやり方と口コミ!痩せない場合の対処法も!
「水を飲んでいるだけで痩せるなんて本当?」と疑いの気持ちを持ってしまうのではないでしょうか。
そこで今回は、水ダイエットについて調べてみました。
なぜ水を飲むと痩せるのか。水を飲み過ぎることで逆に太ったりむくんだりすることはないのか。
このような疑問をお持ちの方にお応えするべく、水の持つ効果や水ダイエットの正しいやり方をご紹介します。
水ダイエットとは?
水ダイエットとは、毎日の生活の中で「水を意識して摂取する」だけというとてもシンプルなダイエット方法です。
私達の体は、実に6~7割が水分でできています。
つまり、水を摂るということは生きていく上には欠かせないもの。
しかし、厚生労働省によると、日本人の多くは慢性的な水不足に陥っているということ。
自分はしっかりと水分を摂っていると思っていても、もしかしたら足りない可能性もあるのです。
その水分をしっかり摂ることで、様々な効果・効能が期待できますが、中でも水は「カロリーがない」という点でダイエットに特に有効とされています。
水ダイエットの効果やメリット
水ダイエットによって得られる効果には、次の4つがあると言われています。
1.代謝が活発になる
血液の約50%は水分と言われていますが、現代人の体内は水不足に陥っており、そのため血液がドロドロの方が多いと言われています。
血液がスムーズに流れないと、栄養や酸素を運ぶ働きが十分に行われず、代謝が低下します。
一方、水をたくさん飲むことで体内の水分量が増えると、血液の流れが早くなり細胞が活性化され、代謝が上がると考えられています。
2.便秘解消効果
便秘解消に効果があるものと言えば、誰もが食物繊維を多く含む野菜を思い出しますが、実は野菜よりも便秘解消効果が高いと言われているのが、水です。
先出の通り、日本人の体内は水不足にあると言われているため、これまで水をあまり飲んでいなかった人が水を多く飲むようになると、腸が刺激され便秘が解消されやすくなると言われています。
3.デトックス作用
最近は汗をかけない人が増えていると言われています。
汗による老廃物の排出は全体の3%ほどと少ないものの、尿や便からは排出されない有害物質が汗によって出ることから、汗をかくことはとても大切だと言えます。
また、トイレに行く回数が少ない方は水分の摂取量が少ない可能性があります。
適度な尿や汗、便の排出によるデトックスは、体の調子を整えると共に新陳代謝を活発にする上で欠かせないことです。
4.体温が上がる
代謝がよくなり、血液循環や老廃物の排出が活発に行われるようになると、体温が上がると言われています。
現代人は体温が低い傾向にあり、これが基礎代謝や免疫力の低下を招いているとも言われていますが、体温が1度上がることで何と基礎代謝は12%も上昇すると言われています。
基礎代謝とは、寝ているだけでも消費されるカロリーのこと。
基礎代謝が高い人ほど痩せやすい体質とされるため、体温を上げることはとてもダイエットに役立ちます。
水ダイエットの正しいやり方
水の重要性や効果がわかったところで、ここでは具体的な水ダイエットのやり方についてご説明したいと思います。
飲む水の種類
軟水
軟水は口あたりが滑らかで飲みやすいですが、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの含有量は硬水と比べて少なくなっています。
初めて水ダイエットを行う場合、まずは飲み慣れている軟水で始めるのがよいかも知れません。
硬水
硬水は、軟水と比べて飲み応えのある水と言えます。
ヨーロッパは硬水が多い地方なので、天然水として売られているものの多くが硬水となります。
ミネラルが豊富に含まれているため、軟水よりもダイエット効果を得やすいと言えますが、日本人にとってはやや飲みづらさを感じる場合もあるので、水ダイエットを長期的に行いたい方には不向きかも知れません。
水道水
私達にとって最も身近である水道水。
日本の場合、一部の地域を除いて多くの水道水が軟水となっています。
水の摂取量
水ダイエットを行う上で、最も効果的な摂取量は体重の約4%と言われています。
体重50kgの方であれば、一日2ℓが目安となります。
水の飲み方
水ダイエットで水を飲む場合は、とにかく少量をこまめに摂る、というのがとても大切になります。
例えば、体重から換算して一日2ℓの水を飲んだ方がよいとして、1ℓを朝と夜に一気に摂るという方法よりも、コップ一杯程度を、朝起きてすぐ、朝食の前、起床後2時間が経過した頃、昼食の前・・と言った具合に、一日に何度にも分けて飲むほうがよいと言われています。

水ダイエットにおすすめのタイミングはいつがいいの?
水ダイエットは、基本的には1日に2ℓの水を飲むだけでOKです。
ただし、一度にたくさんの水を飲んでもあまり意味がありません。
老廃物の排出を促して代謝の高い体質に変えるためには、こまめに水を摂ることが大切になります。
また、水を飲むタイミングを意識することで、水ダイエットの効果を高めることができます。
ここでは、水ダイエットにお勧めの水を飲むタイミングをご紹介したいと思います。
①起床時
朝起きてすぐコップ一杯の水を飲むことで、寝ている間の水分不足を解消でき、血液やリンパ液の流れがよくなります。
②食事の前
食事の20~30分前に水を飲むと、お腹に溜まって満腹感を得やすくなり、その後の食事の量を自然と減らせると言われています。
③運動の前後
運動の前に水分を摂っておくことで運動時の水分不足を解消できます。
また、運動後も水分を補給しましょう。
④お風呂の前後
お風呂は汗をかいて水分を失いやすいため、前後に水を摂っておくと血液の量が減って血流が悪くなるのを防ぐことができます。
⑤寝る前
寝ている時も汗をかいて水分不足になりやすいため、水を摂るのが効果的です。
寝る20~30分前に摂るようにしましょう。
水ダイエットは、水道水やお茶でもOKなのか?
「毎日水ばかりでは飽きてしまうかも・・、同じ水分だから問題ないはず!」と、コーヒーや緑茶などを代用する方がいらっしゃいますが、それでは水ダイエットにはなりません。
なぜなら、緑茶やコーヒーを摂取した時、それを分解するために水が必要となってしまうため、必要な水をきちんと確保できない恐れがあるからです。
なお、手軽に摂取できる水道水を水ダイエットに使うのは問題ありません。
ただし、水道水には塩素が含まれているため、できれば浄水したものを飲む方がよいでしょう。
水ダイエットの注意点!むくみや太る心配はないの?
結論から言うと、水にはカロリーがないため水を飲んだからと言って太ることはありません。
しかし、水ダイエット経験者の中には「水太りしてしまった」という話を聞くことがあります。
これは、冷たい水を一気に飲む、目安量以上の水を飲むなど、正しく水ダイエットが行われなかったため、尿や汗として水分が排出されずにむくみが起こった状態となっていることが考えられます。
一時的なもので、水によって太った体重が元に戻らないということはないのですが、代謝が落ちていることから太りやすくなっている可能性はあります。
水ダイエットを行う時は、水は常温もしくは白湯にして体を冷やさないようにしましょう。
また、トイレになかなか行きづらい環境で行うと、我慢をして帰って体に負担を掛けてしまうので注意して下さい。
水ダイエットの口コミ
水ダイエットは水を飲むだけという簡単な方法のため、効果がないのでは?と思っている方が多いようですが、実際に水ダイエットを行った方は、
「水を意識して飲み始めただけで、便秘が解消されて肌の調子がよくなりました。体重に大きな変化はないものの、周囲からは痩せた?と言われるようになりました。」
「水ダイエットを始めて半年ですが、3kg痩せました。たった3kgと思うかも知れませんが、水を飲む以外何もせずに体重が落ちています。」
「元々痩せているのですが顔のむくみがひどいので水ダイエット始めたところ、顔のむくみがとれてスッキリしました」
など、効果を感じている方も多いようです。
水ダイエットで痩せない場合の原因と対処法!
水ダイエットとは、水をたくさん飲んで血行を促進し代謝を上げて痩せやすい体を作るというもの。
モデルさんなどは日頃から水を意識して摂っていると言われ、一日に2ℓ以上飲むことも珍しくないようです。
しかし、水ダイエットを行うと、痩せた!という人がいる一方で、むしろ太ってしまったという人もいます。
それには、次のような原因があると言われているので、その対処法も一緒にご紹介したいと思います。
①水を飲みすぎている
水がダイエットによいからといってたくさん飲みすぎてしまうと、むくみの原因になってしまいます。
水ダイエットでは2ℓを目安に水を摂るようになっていますが、水は飲む以外にも食事による水分(平均で0.6ℓほど)や体内で生成させる水分(平均で0.3ℓ)があり、これらにプラスして2ℓの水を飲むと場合によっては飲みすぎになってしまう可能性もあります。
水を飲んで太ってきたのはむくみが主な原因です。
そのため、むくまないように飲む水の量を調整するようにしましょう。
②冷たい水を飲んでいる
冷たい水は体を冷やし、代謝を下げてしまいます。
水ダイエットを行う時は常温の水を飲むようにしましょう。
③ダイエットには硬水が向いている
水には軟水と硬水があり、日本でよく飲まれているのは軟水になりますが、ダイエットのためには硬水を飲むのがよいと言われています。
ただし、硬水は日本人の体質にあまり合わないと言われており、量を飲むと腹痛や下痢などの症状が起こる場合もあるため、体調に注意しながら試してみましょう。
まとめ
水ダイエットは、短期間で大幅な体重減とはいかないものの、継続して3ヶ月、半年と経つほどに効果を感じている方が多いダイエット方法です。
これまで飲んでいたジュースやコーヒーを水に変えるだけでも、カロリーオフは間違いないですから、迷っている方は是非今日から始めてみるとよいでしょう。
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