5:2ダイエットの効果とやり方や口コミ!
ダイエットを開始したら、そのダイエットは目標体重や目標体型になるまで継続するのが普通ですよね。
でも、毎日毎日ダイエットと向き合っていると、食べたい欲求がどんどんと膨らんで抑えられなくなったり、頑張っているのに数字になって表れてくれないことにイライラしたり・・。
それで結局、ダイエットに挫折してしまうなんてことが多い気がします。
では、「一週間に2日だけダイエットをする」ならどうでしょうか。
残りの5日はダイエットのことを考えなくてもよいのは、ストレスなく行えそうですよね。
だけど、それで本当にダイエットになるのか疑問も浮かびます・・。
そこで今回は、一週間のうち2日だけ頑張ればいい、5:2ダイエットについて調べてみました。
その効果ややり方、実際に体験した方の口コミ、お勧めのレシピなどをご紹介したいと思います。
5:2ダイエットとは?
5:2ダイエットとは、2012年にイギリスを中心に流行したダイエット方法です。
スーパーモデルのミランダカーが行ったダイエット法で、一躍注目されるようになりました。
5:2という数字が示すのは、一週間で食事制限をする日数のこと。
こう聞くと「5日は食事制限をして2日はしなくてもいいのかな?」と思いますが、その逆で5日は食事制限をすることなく通常の食事をして、2日のみ一日の摂取カロリーを500㎉に抑える方法になります。
2日は断食に近い形になってしまいますが、延々とダイエットを続けることにストレスを感じやすい方や、日ごろつい食べ過ぎてしまう方などには向いている方法だと言われています。
5:2ダイエットの効果
一週間のうち2日は摂取カロリーを500㎉に抑えた食事を行うため、胃腸に掛かる負担を減らし、内臓の機能を高めて代謝を上げやすくするのが、このダイエットの主な効果と言われています。
食物飽和時代と言われている現代は、24時間いつでもどこでも好きな物を食べられる環境もあり、食事のタイミング以外でも食べ物を摂取している人も少なくありません。
しかし、そうすると常に胃腸が消化や吸収のために働くので休まらず、胃腸に負担が掛かるだけではなくエネルギーの多くの胃腸に使用するため、他の内臓の働きが弱くなってしまうのです。
そうすると、内臓の機能が低下し、代謝が落ちやすくなってしまいます。
5:2ダイエットで2日のプチ断食期間を設けることで、胃腸だけではなく内臓の働きも活性化させ、代謝を上げて痩せやすくすることができると言われています。
5:2ダイエットのやり方
5:2ダイエットのやり方は、一週間のうち5日はいつも通りの食事を行い、他の2日は一日の総摂取カロリーを500㎉に抑えた食事を行います。
ちなみに、総摂取カロリー500㎉は女性であり、男性が行う場合は600㎉を摂るようにしましょう。
5:2ダイエットを行うにあたり、非常に重要なのがカロリー計算です。
「これくらいで100㎉かな」のように適当にカロリーを計るのではなく、そこは厳密に500㎉以内に治まるように計算することが大切です。
また、2日行うプチ断食は、月曜と木曜、火曜と金曜のように日を空けて行うようにして下さい。
月曜と火曜、土曜と日曜のように2日続けて行ってはいけません。
5:2ダイエットのルール
5:2ダイエットを行う場合、次のようなルールがあるので守るようにしましょう。
①2日のプチ断食では、炭水化物は食べないようにする。
500㎉以内に治まれば、ご飯やパンなども食べてよいと考える人もいますが、炭水化物は血糖値の上昇を招き、その後急降下することで空腹を感じやすくなります。
2日のプチ断食日には、ご飯やパン、麺類、いも類などの炭水化物は摂らないようにしましょう。
②高たんぱく低GI食品を摂取する
上記の内容に重複する点もありますが、血糖値をなるべく上げないよう低GI食品を意識して摂るようにしましょう。
GI値とは食後の血糖値を数値化したもので、この数字が小さいほど血糖値を上げにくいと言われています。
また、食事制限をするとたんぱく質が不足しがちになりますが、たんぱく質は代謝を上げるために必要な成分となっているので、高たんぱく質のものを摂るようにするのがよいでしょう。
5:2ダイエットの注意点やポイント
2日のプチ断食中、「何も口にしてはいけない」と水分も断ってしまう方がいますが、水分が不足すると脱水などの症状が起こりやすくなるため、水分はこまめに補給するようにしましょう。
水分は、体の水分不足を防ぐだけではなく、空腹を紛らわすためにも役立ってくれるので、上手に活用するのがポイントです。
その際はカロリーのない水だけではなく、お茶やブラックコーヒー、炭酸水、ココア、紅茶などを飲んでも構いません。
ただし、砂糖を入れるとカロリーが高くなるので、飲むときは砂糖を入れずに飲むようにしましょう。
なお、プチ断食を行うと頭痛や倦怠感などが発生するケースもあります。
体調が思わしくないと感じたら、無理をせずにただちにダイエットを中止するようにしましょう。
また、妊婦・授乳中の方は行ってはいけません。
5:2ダイエットの口コミ
・ストレスで一気に太ってしまい、何とかしなきゃと思っていたところに5:2ダイエットを知りました。プチ断食をする期間が一週間のうちの2日、しかも続けて行わなくてもよいなら私にもできるかもと思い、実際にやってみたら2ヵ月で7㎏のダイエットに成功しました。プチ断食の日以外は好きな物を食べてもよいのでストレスもなく、断食の前の日にしっかりと食事をしておけば、当日は「今日だけ頑張れば明日はご飯が食べられる」と乗り越えることができます。
・5:2ダイエットを始めたものの、思うように体重が落ちず「こんなものかなぁ・・」と半ば諦めていたのですが、本を買ってしっかりと読んで再度実践してみたところ、今回は効果を感じています。私の場合、たんぱく質が不足して代謝が落ちていたようで、たんぱく質を補うようになると痩せ始めました。
・5:2ダイエットで1ヶ月で3㎏痩せました。目標体重まではまだあるので、もう少し続けてみようと思いますが、目標達成後は週1回のプチ断食で現状維持できるそう。プチ断食をするようになってから食べ物の味がよりわかるようになり、お菓子などには手を出さないようになりました。
5:2ダイエット2ヶ月で7.3キロ痩せたみかちゃんにインタビュー!
5:2ダイエットのおすすめレシピ3選!
5:2ダイエットにお勧めのレシピをご紹介したいと思います。
何を食べたらいいか迷ってしまう時に、参考になさってみて下さい。
フルーツヨーグルトグラノーラ
お好みのフルートをカットし、ヨーグルトとグラノーラを合わせたものです。
忙しい朝でも手軽に摂れる他、フルーツに含まれる食物繊維やビタミン、ミネラル、ヨーグルトの乳酸菌、たんぱく質など数多くの栄養を低カロリーで補うことができます。
きのこの炒め物
きのこ類は全般にカロリーが低い、食べ応えもあるのでプチ断食によい食材と言えるでしょう。
フライパンに少量の油をひき、塩コショウなどで炒めましょう。
鱈や鮭などと一緒にホイルで包み焼きをすると、油を使わない分ヘルシーでたんぱく質も摂れるのでお勧めです。
野菜スープ
トマトやセロリ、たまねぎ、キャベツなどの野菜をコンソメなどで煮込んで作るスープは、カロリーが低い上に栄養が豊富です。
さらに水分も摂れるのでお腹が溜まりやすく、ダイエットに向いています。
まとめ
5:2ダイエットは、一週間のうち2日のみプチ断食をするダイエット方法になります。
胃腸を休めることで代謝を上げる効果が期待できるだけではなく、プチ断食を続けていくうちに食事制限のない5日も自然と食べる量が減るなど、体質の変化が表れてよりダイエット効果が高まると言われています。
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