ポップコーンダイエットの効果とポイントや注意点!
ポップコーンには「食べると太りやすい」イメージがないでしょうか。
しかし、ポップコーンは今、ダイエット効果が高い食材としてとても注目されています。
そこで今回は、ポップコーンダイエットについて調べてみました。
どうしてポップコーンを食べると痩せるのか、その理由はもちろんのこと、ポップコーンダイエットの効果ややり方、気になる口コミなどをご紹介したいと思います。
ポップコーンダイエットとは?
ポップコーンダイエットとは、ポップコーンを食べるダイエットになります。
ポップコーンはそもそもコーンという名が示す通り、トウモロコシが原料の食べ物。
乾燥させたトウモロコシをフライパンで炒って加熱し、膨らんだ状態のものを食べます。
軽い口当たりが特徴で、一般的には塩で味付けをして頂きます。
ポップコーンのカロリーや糖質は?
調理で油を使うこと、原料のトウモロコシが炭水化物に分類されることから、食べると太りやすいと思われがちですが、食物繊維やポリフェノールなど、ダイエットに有効な成分が多く含まれており、市販されているプレーン(味つけなし)のポップコーンは、一袋(50g)でおよそ236㎉、糖質は25.15gと、以外とカロリーも低いことから、手軽に利用できる次世代のダイエットフードとして、今、人気になっています。
また、ポップコーンは50g当たり約4.6gの食物繊維を含んでいて、成人が必要とする一日の量の1/4に相当します。
ポップコーンダイエットの効果
ポップコーンは、多くの食物繊維を含んでいるため、胃や腸で水分を吸って膨らみ、腸壁を刺激してお通じを改善する効果が期待できると言われています。
便秘とダイエットは深いかかわりがあり、便秘の人は腸に溜まった便から有害ガスが発生して、それが腸壁から血液に吸収されて全身を巡ることで、代謝が低下して太りやすくなると言われています。
これとは逆に、便秘じゃない人は血行が促進されて代謝が上がり、痩せやすい体になると言われています。
つまり、便秘を解消することはダイエットをする上でとても重要な意味を持つことになります。
また、食物繊維は消化に時間が掛かるため、満腹感が持続しやすく、空腹によるイライラが起こりません。
むだな間食をすることもなくなるので、摂取カロリーを減らすことができ、やはりダイエットによい効果を生み出します。
ポップコーンダイエットのやり方
ポップコーンダイエットには、主に次の2つの方法があります。
①間食をポップコーンにする
ダイエットをしていてもつい間食をしてしまうという方や、間食を止めるとストレスになってしまうと言う方にお勧めの方法です。
これまでスナック菓子やケーキなどを食べていた間食を、ポップコーンに変えるだけでOKなので、ストレスなくダイエットを行うことができます。
②一食をポップコーンに置き換える
一日三食のうちの一食を、ポップコーンに置き換えます。
ポップコーンは、市販の袋入りの場合50gで236㎉ほどのため、通常の食事のカロリー(600~700㎉)と比較すると大幅なカロリーダウンが見込めます。
日ごろ間食をしない方や、ダイエット効果を高めたい方はこちらの方法を選ぶのがよいでしょう。
ポップコーンダイエットのポイント!食べるタイミングはいつがいいの?
間食にポップコーンを利用する場合、お勧めなのは15~16時の時間帯です。
この時間は、一日の中で最も代謝が活発になり、食べた物が脂肪になりにくいと言われています。
また、食事の置き換えとしてポップコーンを食べるなら、朝食か昼食がよいでしょう。
夕食にポップコーンを食べても、ポップコーンのメリットである「腹持ちのよさ」を生かすことができません。
夜は食べたら特に活動することなく寝てしまいますからね。
それよりも、エネルギーを使用してお腹が空きやすい日中にポップコーンを食べることで、空腹を感じにくくして摂取カロリーを抑えた方がダイエットの効率としてはよいでしょう。
ポップコーンダイエットの注意点!量はどれぐらいが良いの?
ポップコーンダイエットで食べるポップコーンの量は、70~100gくらいが目安と言われています。
上記でもご紹介した通り、プレーン(味付けなし)のポップコーン50gで236㎉なので100g食べるとおよそ472㎉ほどとなります。
食事一食分のカロリーに比べるとまだ低いですが、だからと言ってそれ以上食べてしまえば、あっと言う間にカロリーオーバーになってしまいます。
また、ポップコーンはトウモロコシが原料のため、糖質が含まれる量が多くなっています。
食物繊維も多く含まれるため、GI値(食後の血糖値を数値化したもの。高いほど血糖値が上がりやすく、太りやすくなります)はご飯やパンなどの炭水化物に比べると低いですが、糖質の摂り過ぎはダイエットの妨げになるので注意が必要です。
ポップコーンの糖質が気になるがダイエットには大丈夫?糖質を控えめにする食べ方は?
ポップコーンの糖質が気になるがダイエットには大丈夫なのでしょうか?
糖質を控えめにする食べ方があれば、知りたい方も多いでしょう。
そこでここでは、ポップコーンの糖質について調べてみました。
ポップコーンの原料はとうもろこし。
とうもろこしには糖質が多く含まれているのは、よく知られていますよね。
糖質が多いとカロリーも高くなってしまうのでは?と思いますが、実際はどうなのでしょうか。
市販のポップコーンやポップコーン専門店で売られているポップコーンは、メーカーや味などによって差がありますが、100gあたり450~650㎉となっており、一見するとダイエットには不向きに思えます。
しかし、ポップコーンダイエットは1食置き換えが基本。
通常の食事の場合、内容にもよりますが1食のカロリーが600~800㎉となることは少なくないので、そうして考えてみると450㎉は決して高いカロリー数値とは言えません。
800㎉の食事と置き換えたとしたら、350㎉も抑えることができますよね。
また、間食や食事の前に適量のポップコーンを食べて満腹感を得る方法もあります。
とうもろこしには食物繊維が多く、ポップコーンはよく噛んで食べる必要があるので、少量でもお腹がいっぱいになります。
例えば、10gのポップコーンを食事の前に食べても摂取カロリーは45~60㎉程度。
それで食事の量を減らすことができれば、1日の総摂取カロリーを手軽に抑えることができますよね。
このように、ポップコーンは糖質が気になるものの、ダイエットにはとても向いている食材と言えます。
それでもポップコーンの糖質やカロリーが気になる時は、自分でポップコーンを作ってみるのがよいでしょう。
極力油や砂糖を使わないようにすると、市販や専門店のポップコーンよりもカロリーを抑えることができますよ。
ダイエットにはどんなポップコーンが良いの?市販でおすすめは?
ポップコーンダイエットで使用するポップコーンは、できれば自家製のものが塩分量を抑えられますし、余計なものを加える必要がないのでお勧めです。
また、通常ポップコーンは油で炒めますが、油を使わずに作ることができるポップコーンメーカーを利用すると、よりダイエット効果が高まります。(とは言え、自宅にポップコーンメーカーがある人は少ないと思いますので、フライパンで調理する場合に油の量を加減するとよいでしょう)
なお、ポップコーンにはハニーやチーズ、キャラメル、チョコレートなどのフレーバーがありますが、これらはカロリーが高くなるので選ばないようにしましょう。
ポップコーンダイエットを行う時は、塩のみで味付けをするようにして下さい。
自家製が難しい場合は市販のものを利用することになりますが、その際もフレーバーや塩分量などに気を付け、なるべくカロリーの低いものを選ぶようにしましょう。
ダイエットに最適なポップコーンの作り方
ダイエットに最適なポップコーンの作り方が知りたいですよね。
ポップコーンダイエットを成功させるなら、市販や専門店のポップコーンよりも自分で作るのがよいでしょう。
ここでは、ダイエットに最適なポップコーンの作り方をご紹介します。
フライパンの場合
材料
・ポップコーンの豆(適量)
・バター(少々)
・サラダ油(少々)
・塩(少々)
作り方
フライパンにバターとサラダ油を入れ、さらにポップコーンの豆を入れます。
ポップコーンの豆が弾けるまでフライパンをゆすり、弾けたらすぐに蓋を閉めましょう。
塩を振って完成です。
ポイントやコツ
塩はお好みで入れてOKなので、必要のない方は省略してもよいです。
ポップコーンの豆は想像以上に膨らむので、フライパンが小さすぎると溢れてしまうことがあるので注意して下さい。
電子レンジの場合
材料
・ポップコーンの豆(適量)
・紙袋
・塩(少々)
作り方
紙袋にポップコーンの豆を入れ、電子レンジで加熱します。
電子レンジのメーカーなどによって差がありますが、600wで3分が目安となります。
一旦取り出して、弾けていない豆があったら様子を見ながら、もう少し電子レンジで加熱してみましょう。
ポイントやコツ
ポップコーンの豆を電子レンジで加熱する時は、必ず紙袋を使用して下さい。
ポップコーンダイエットで痩せた口コミは?
・海外セレブがポップコーン食べてダイエットをしているって聞いて、何となく効果がありそうだと思い、早速試してみました。ポップコーンを食事の置き換えにしたところ、あっという間に2㎏痩せました!効果があるダイエットだと思います。
・ポップコーンダイエットを始めたら、便秘が治りました。溜まっていた便が出た分だけ軽くなりそうだし、これからも続けたら体重が減りそうだなと期待しています。
・お菓子を食べるのが止められなくて困っていた時に、ポップコーンなら食べても太らないと聞いて、間食をポップコーンに変えてみました。結構お腹いっぱいになるまで食べてもカロリーが思ったほどじゃないので、罪悪感なく続けやすいです。私の場合、他の食事は通常通りにしていましたが、2週間で2㎏痩せました。
・ポップコーンダイエット、効果ありそうだなと思って始めたのですが、どうしても単調な塩味に飽きてしまい、3日で断念しました・・。もっと色々な味つけができたら続けられるかな。
ポップコーンダイエットにおすすめなレシピ5選
ポップコーンダイエットにおすすめなレシピ5選を調べてみました。
自分で作るポップコーンは、ちょっとした工夫で味わいが変わりますし、何より市販のものや専門店に比べてカロリーを抑えられるのがいいですよね。
今回ご紹介しているレシピでも、油の量などを調整して、カロリーカットをしてみましょう。
ポップコーンダイエットおすすめなレシピ5選をご紹介しますので、ぜひ自分好みのポップコーンを見つけて下さいね。
【超ヘルシー】油不使用のポップコーンをフライパンで作る方法
材料
・ポップコーンの豆(お好み)
・塩
作り方
フライパンにポップコーンの豆をお好みの量入れます。
蓋をして中火にし、フライパンをゆすります。(2~3分くらい)
ポップコーンが弾けるポンポンという音が2~3秒になったら火からおろします。
予熱でもポップコーンができるので、ちょっと待ちましょう。
塩を振る時は油がないので、ポップコーンにつきにくくなります。
蒸気を利用してくっつきやすくして下さい。
ポイントやコツ
ポップコーンをゆすっている間は、焦げやすいので注意して下さい。
ポップコーンの豆の量を間違えると、フライパンの中で動けなくなり焦げやすくなるので注意しましょう。
参照URL:https://www.youtube.com/watch?v=na9brtzR3Go
【コスパ最強】ダイエットポップコーンの作り方(ガチ痩せノンオイルポップコーン)
材料
・ポップコーンの豆(適量/動画では5g使用しています)
・水(ほんのちょっと)
作り方
耐熱容器にポップコーンの豆と水を入れ、蓋をして、電子レンジで600w3~4分加熱します。
すべてのポップコーンの豆が弾けたら完成です。
お好みの味付けをして下さい。
ポイントやコツ
動画内では体内で吸収されない実質ゼロカロリーの「ラカンカ顆粒」という甘味料を使用しています。
塩味に飽きて、甘いポップコーンが食べたい時はぜひ試してみて下さい。
参照URL:https://www.youtube.com/watch?v=JaabjOYsFTg
やみつきになる♪のり塩ポップコーン
材料
・ポップコーンの豆(レシピでは山城屋ポップコーン使用/大さじ1)
・サラダ油(大さじ1)
・青のり(お好みの量/レシピでは山城屋徳島県産青のり使用)
・塩(小さじ1/2)
作り方
フライパンにサラダ油を入れ、続けてポップコーンの豆を入れて蓋をし、弱火~中火にします。
ポコポコと弾けてきたらフライパンをゆすり、音がしなくなったら火を止めて下さい。
青のりと塩を混ぜ合わせ、ポップコーンに振りかけながらまぶして完成です。
ポイントやコツ
弾けなかったポップコーンの豆は取り除きますが、蓋を開けた時に弾けることがあるので取り出す際には注意をして下さいね。
参照URL:https://cookpad.com/recipe/4054421
おつまみに最高!カレー味のポップコーン
材料
・ポップコーンの豆(大さじ2)
・サラダ油(大さじ1)
・塩(小さじ1/2)
・カレー粉(小さじ1強)
・クレイジーソルト(お好み量)
・砂糖(少々)
作り方
フライパンにポップコーンの豆を入れて油を全体が浸る程度に回しかけ、その上から塩を振ります。
火にかけて蓋をし、中火で熱して下さい。
ポップコーンが弾ける音がしなくなったら、火を止めて蓋を取り、カレー粉、砂糖、クレイジーソルトを入れて全体に味をつけます。
ポイントやコツ
カレー粉やクレイジーソルトは風味が飛ばないように、火を止めてから入れてポップコーンに味をつけるようにしましょう。
参照URL:https://cookpad.com/recipe/1655323
コンソメ☆ポップコーン
材料
・ポップコーン用とうもろこし(50g)
・サラダ油(大さじ3)
・塩(小さじ1/2)
・チキンコンソメ(適量)
・塩・こしょう(少々)
作り方
底が厚めの鍋にとうもろこしを広げ、そこにサラダ油と塩を入れ、とうもろこし全体に馴染ませます。
蓋をして中火にし、持ち上げて火から離して2~3分ゆすりましょう。
ポンポンと音がして弾け始めたら、さらに火から離し、音がしなくなるまでゆすり続けます。
ボウルにコンソメと塩こしょうを入れておき、ポップコーンを入れて味を馴染ませましょう。
ポイントやコツ
底が厚めの鍋を使うこと、火に直接かけずに少し離して作るのがポイントです。
ポップコーンが弾けている間は、蓋を取ると危ないので取らないようにしましょう。
参照URL: https://cookpad.com/recipe/1189198
まとめ
ポップコーンは太りやすいと思われがちですが、他のお菓子に比べるとカロリーが低く、しかも腹持ちもよい食材です。
なお、ポップコーンは軽い口当たりですが、よく噛んで食べることで少量でも満足感を得ることができ、さらにダイエット効果を高めることに繋がります。
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