ブリッジポーズダイエットの効果と口コミ！
子どもの時、自分の体のやわらかさを確かめるために〝ブリッジポーズ〟にチャレンジしたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし、最近はこのブリッジポーズがダイエットや美容に関心の高い方に人気となっているようです。
では、どうしてブリッジポーズをするとダイエットに役立つのでしょうか。
そこで今回はブリッジダイエットについて調べてみました。
ブリッジポーズの効果ややり方、口コミなどをご紹介したいと思います。
ブリッジダイエットとは？
ブリッジダイエットとは、ブリッジポーズをするダイエット方法です。
ブリッジは、仰向けになった状態から、両手・両足は床につけますがその他の体の部分は床から離すように反らせるため、普段は使われない筋肉を刺激することができます。
子どもの時は比較的誰でもできるポーズですが、大人になって柔軟性が失われ、筋肉量の低下、脂肪の増加などの理由から、このブリッジポーズをできる方は少ないと言われています。
ブリッジダイエットの効果
日常の生活をしていて、ブリッジポーズを行うことは限りなく0％に近いと言えます。
そのため、ブリッジポーズによって普段使われない筋肉を刺激するというのは確かなようです。
では、ブリッジによって具体的にはどのようなダイエット効果が得られるのでしょうか。
①体の歪みを整える
パソコン作業やスマホの使用など、近年の私達は無意識のうちに前屈みの姿勢をとっていることが多くなっています。
前屈みになると、背中が丸くなり猫背になりやすくなり、肩甲骨や骨盤などが歪んでしまいますが、ブリッジポーズをとることで猫背とは真逆の姿勢をとるため、体の歪みを調整することができます。
②冷えやむくみを解消
体の歪みを整えることで、血流が促進され新陳代謝がアップし、ダイエットに役立ちます。
さらに、老廃物の排出も促されるので、冷えやむくみの解消効果が期待できます。
③便秘解消
ブリッジポーズによってお腹周りが伸びるので、腸を刺激して便秘解消にも効果があります。
④生理痛の軽減
血流がよくなることで冷えが解消されると、生理痛にもよいと言われています。
ブリッジダイエットのやり方
ブリッジダイエットは、一日一回、30秒～1分程度ブリッジをするだけでOKです。
これなら、自分の都合に合わせて気軽に行えると思います。
ただし、ブリッジを行う時は、次のことに注意をするようにして下さい。
①準備運動をしましょう
いきなりブリッジをすると怪我の原因となりますので、必ず準備運動を行うようにして下さい。
②マットやカーペットの上で行いましょう
硬い床の上で行うのは怪我の恐れがあるため、カーペットの上やヨガマットなどを敷いて行って下さい。
③お腹に力を入れ、首や腰の力は抜きましょう
ブリッジをしている間は、腰ではなくお腹に力を入れるようにしましょう。
腰に力を入れると、腰痛の原因となります。
同様に、首に力を入れると痛めてしまいますので、首も力を抜くようにして下さい。
ブリッジができない場合はどうすればいいの？
子どもの時は難なくこなしていたはずのブリッジを、大人になってやってみようと思ったら全く形にならなかった・・なんて経験はないでしょうか。
このような時、考えられるのは次の3点です。
そのため、ブリッジができるようになるには原因となることを解消していく必要があります。
①腕の力がない
腕の力がないと自分の体を持ち上げることができません。
とは言え、腕を鍛えるための腕立て伏せは、ブリッジに必要な上腕三頭筋（腕の裏の筋肉）を鍛えることができないため、ブリッジのための筋トレをしたい場合は、背後に逆手に腕を突き、逆腕立て伏せをするのがよいでしょう。
②体幹の筋肉がない
体幹とは手や足、首を除いた胴体の部分で、この場合は腹筋や背中の筋肉を指します。
腹筋と背中の筋肉を鍛えるトレーニングを行いましょう。
③肩の柔軟性がない
腕や体幹の筋肉が問題ない場合は、肩に柔軟性がなく体を持ち上げることができないのが原因と考えられます。
肩甲骨や肩回りを解すストレッチを行うようにしましょう。
フロントブリッジダイエットのやり方
通常、ブリッジというと背中を床につけた状態から、両手と両足で体を持ち上げた体勢を言いますが、体の柔軟性や筋肉量が足りていないとこの体勢をとるのが難しい場合もあります。
そのような時は無理をせず、最初は簡単なフロントブリッジから行ってみましょう。
フロントブリッジのやり方は次の通りです。
①肩の下に肘がくるようにうつ伏せになり、お腹とお尻に力を入れながら、足のつま先と肘だけで体を持ち上げます。
②腰が落ちたり、肘だけで体を支えないように注意しましょう。
③10秒が1セットとなります。
三角ブリッジダイエットのやり方
フロントブリッジと同様に、比較的簡単に行えるブリッジになります。
頭と肩を床につけるので、楽にブリッジの体勢をとることができます。
可能であれば、頭だけで支えるとより効果が増しますが、首に負担が掛かるため無理はしないようにして下さい。
①仰向けになって寝そべります。
②膝を立て、両手は胸の前で重ねます。
つらい方は、両手を床に下ろしても構いません。
③お腹とお尻に力を入れ、体が一直性になるようにお尻を持ち上げます。
④そのまま10秒キープします。
この時、お尻が落ちたり、腰を反り過ぎないように注意して下さい。
⑤10秒が1セットになります。
サイドブリッジダイエットのやり方
サイドブリッジは、お腹の横にある腹斜筋、腹横筋、そしてお尻の筋肉を鍛えることができます。
これにより、脇腹を引き締めウエストをすっきりさせる効果が期待できます。
①横向きに寝て、肘を立てます。
②下になっている足を伸ばします。
下の足の裏と立てている肘を軸とし、体を持ち上げます。
③上になっている手はまっすぐに伸ばして体に添え、上になっている足は下の足に揃えます。
④頭から足のつま先までは、一直線になるようにします。
肩が前に入ったり、腰が前後にぶれないように注意しましょう。
⑤そのまま10秒キープします。
⑥10秒が1セットになります。
上記の体勢がつらい場合は、膝を曲げた状態で床につけ、頭から膝までが一直線になるように行っても構いません。
また、サイドブリッジのように体幹を鍛えるエクササイズを行う時は、ドローイン（お腹を意識的に凹ませる方法）を行うことで、より効果が高くなります。
正座ブリッジダイエットのやり方
①正座をします。
②お尻の後ろ側に両手をつきながら、体を後ろに倒していきます。
③胸とお腹を天井に向けて持ち上げます。
首の力を抜いて、首に負担をかけないようにしましょう。
ブリッジダイエットの口コミ
子どもの時に遊び半分で行っていたブリッジポーズが、大人になってみてダイエットに役立つことになるとは驚きですが、実際に挑戦してみると思いの他できずに苦戦してしまう場合が多いと思います。
しかしこれは、それだけ体の歪みや筋肉が衰えているという証拠にもなってしまいます。
では、ブリッジダイエットを行った方は、このダイエットについてどのような感想を持っているのでしょうか。
「ブリッジをすると血行がよくなっているのか、体が温かくなるのを実感します。」
「たったの30秒行うだけですが、ウエストが2㎝減りました。ブリッジダイエットは引き締め効果が高いと思います！」
「バランスボールを使ってブリッジしてみたら、お腹が筋肉痛に。いかに、日頃筋肉を使っていないか痛感しました・・。」
ブリッジダイエットで痩せない場合の原因と対処法
ブリッジダイエットは、橋のように体を弓なりにするブリッジポーズを行うだけの簡単なダイエット方法になります。
子どもの時は何てことなくできたブリッジも、大人になると筋力や柔軟性の衰えから、思うようにできない方も多いのではないかと思いますが、ブリッジを行うことで普段使わない筋肉を使うことができ、筋力や代謝のアップ効果が期待できます。
実際に、ブリッジダイエットを続けている方の多くは、体（特に背中や腰回り）の脂肪が減って引き締まってくるのを感じていますが、中には体重が落ちないと悩む方もいるようです。
ブリッジダイエットは、食事制限を行うわけではないので基本的には大幅な摂取カロリーの減少は見込めません。
また、消費カロリーについても、ブリッジを行う時間が30秒や1分程度になるため、水泳やジョギングなどと同じではないことから、単に体重を落としたいという方にはやや不向きなダイエットと言えるでしょう。
そのため、ブリッジダイエットで体の引き締め効果だけではなく、体重も落としたいということであれば、食事の内容を見直して摂取カロリーを抑えるか、有酸素運動を取り入れて消費カロリーを増やすのがよいでしょう。
まとめ
太ってしまう原因は様々にありますが、体の歪みというのは気付かないうちにそうなってしまっていることが多いため、この歪みを改善するだけで思っている以上の効果が現れることがあるようです。
ダイエットというと、食事の量を減らしたり、汗をたくさんかく運動を思い浮かべる方が殆どだと思いますが、そのようなダイエットを行ってもなかなか痩せられない場合は、体の歪みや血流の悪さが原因かも知れません。
体の歪みを改善する方法は数多くありますが、ブリッジポーズなら自宅で思い立った時にすぐにできますし、体の柔軟性に合わせたグレードで行うこともできるので、まずは今日から一日30秒、ブリッジポーズを始めてみましょう。
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