ダイエット中は飲み会前に運動をしてカロリーを消費したほうがいい?

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ダイエット中は飲み会前に運動するといい?

飲み会が続くと食べすぎや飲みすぎが心配になる一方、酔っ払ってしまいつい高カロリーなおつまみやお酒を爆飲み・爆食いしてしまいがちですよね。

翌日、目が覚めた時に後悔をしても遅いとわかっていながらも、仕事や取引先の関係で飲み会を断ることが難しい場合もあります。

「あらかじめ摂取カロリーが多くなるなら、いっそのこと飲み会の前に運動をすればダイエットになるのでは?」

このように考えている人は、ちょっと待ってください!

ダイエットのために運動をするなら、効果が高い方法で行いたいと思いませんか?

そこで今回は、ダイエット中の飲み会での運動のタイミングについて調べてみました。

飲み会の前にしておくと良いこと


飲み会では、上司や同僚の手前もあって、飲み食いをセーブしてしまうと雰囲気が悪くなってしまうのでは?と思う人は多いのではないかと思います。

そのため、摂取カロリーが多くなる飲み会の前に、運動をしてカロリーを消費しておけばよいと考えてしまうかも知れません。

しかし、飲み会の前に運動をすると運動でカロリーが使われるため、飲み会の時はかなり空腹になるので逆効果です。

それに喉も乾いて、お酒が進んでしまう可能性もあります。

飲み会の前にはむしろ、おにぎりなどの軽食を食べておくのがよいでしょう。

飲み会の始まる時間が遅くなればなるほど、食べた物が脂肪として体に蓄積しやすくなりますが、まだ早い時間におにぎりなどお腹に溜まりやすい糖質を摂っておくことで、飲み会の時に食べすぎてしまうのを防ぐことができます。

飲み会の最中に意識しておくこと


飲み会が始まったら、食べる物に注意してみましょう。

飲み会では、お酒に合う脂っこい食べ物やカロリーの高い食べ物が多く出ますが、実はその中でも太りにくい食べ物はたくさんあります。

例えばサラダ。

野菜には食物繊維が多く含まれているので、食事の最初に食べておくと血糖値の上昇を緩やかにする働きが期待できます。

サラダがなければ、鍋に入っている野菜でもよいので、野菜を意識して摂ることを心がけましょう。

また、肉料理は全般的に太るイメージがありますが、鶏肉は他の肉に比べて低糖質高たんぱく質なのでヘルシーです。

中では焼き鳥は飲み会でも人気の料理なので、よくテーブルに並んでいて食べやすいのではないかと思います。

よりダイエット効果を上げるなら、糖質が含まれているタレよりも塩を選んで食べるようにしましょう。

この他に、冷奴や枝豆などもたんぱく質が多いので、ダイエット中の飲み会でお勧めのおつまみと言えます。

さらに、お酒の中でもハイボールなどの蒸留酒は、糖質を含まないため摂取カロリーを抑えることができます。

テーブルにハイボールと枝豆、焼き鳥があれば、周囲にはダイエット中だとは気づかれないですよね。

飲み会が終わった後にしておくと良いこと


飲み会が終わって帰宅したら、水をたくさん摂るとよいでしょう。

お酒に含まれるアルコールの分解には、大量の水を使います。

水分を摂ることでアルコールの分解が進み、体外への排出を促してくれます。

また、翌朝にはトマトジュースを飲むのがお勧めです。

トマトジュースにはカリウムが多く含まれているので、飲み会で摂取した余分な塩分を早く排出してくれます。

前日に食べすぎたせいで、胃がもたれているようなら無理に朝食を摂る必要はありませんが、水分や必要な栄養はしっかりと摂った方がよいので、トマトジュースを始め、野菜や果物のスムージー、スープなどを摂るとよいでしょう。

なお、食べすぎを帳消しにするために、翌日は絶食をすると言ったダイエットは禁物です。

そもそも、食べた物はすぐに脂肪として蓄積せず、個人差がありますが食事から24~48時間かかると言われています。

そのため、食事を抜いてストレスを溜めるのではなく、炭水化物の量を減らすとか、野菜を中心とした内容にするなどの工夫をして、少しずつリセットするように心がけましょう。

食事の量を変えたくないという方は、その分、消費カロリーを増やせば問題ありません。

出社の際にいつもより一駅分多く歩いて会社に向かう、社内ではエレベーターなどを使わずに階段を使う、電車内は座らずに立つなど、ちょっとした工夫で運動の量を増やすようにして下さい。

飲み会の次の日から行うオススメの運動


先ほども触れましたが、食べすぎたからと言って、すぐに余分なカロリーが脂肪に変わるわけではありません。

通常は食事から1~2日後に脂肪となって蓄積されるので、それまでに体の外に排出できれば太らないということになります。

摂取カロリーを抑えるのはもちろんですが、有効なのは運動によって消費カロリーを増やすこと。

では、飲み会の翌日から行うとよい運動には、どのようなものがあるのでしょうか。

筋トレ

筋トレで筋肉の量が増えると、基礎代謝が上がってカロリーが消費されやすくなります。

とは言え、筋トレを始めてすぐに筋肉が増えるわけではないので、飲み会の翌日に筋トレを行ったからと言って、食べた分のカロリーが消費されるわけではありません。

飲み会が多い方は、事前に筋トレを行い筋肉量を増やしておくことで、飲み会で食べすぎても太りにくくすることができます。

ただし、二日酔いになっている場合は筋トレは控えて下さい。

運動をして汗をかいた方が、二日酔いが早く治るとよく言われますが、これは間違いです。

汗腺からは分解されたアルコール(アセトアルデヒド)は排出されず、汗をかくことでむしろ体の水分が減って脱水を起こしやすくなります。

ウォーキング

ウォーキングは有酸素運動の一種で、脂肪燃焼作用が期待できるものです。

運動が苦手という方でも、ウォーキングなら行うことができますよね。

有酸素運動は、運動を始めてから15~20分経過しないと脂肪燃焼作用の働きが得られないため、飲み会の翌日は多めに歩くことを意識してみるのがよいでしょう。

なお、二日酔いの時は頭がぼーっとして事故の原因となるため、運動は控えるようにしましょう。

ジョギング

ウォーキングよりも運動強度が高く、多くのカロリーの消費が見込めるのがジョギングです。

ただし、飲み会の翌朝にジョギングを行うと、お酒が抜けきっていない可能性があるので、必ず体調が回復したら行うようにしましょう。

水泳

水泳は無酸素運動と有酸素運動の両方を兼ね備えた運動で、ダイエットにはとても向いています。

激しく泳ぐと筋トレを同じ効果を得ることができ、ゆっくりと泳ぐと有酸素運動として脂肪燃焼作用が期待できます。

二日酔いなど調子が悪い時は控えますが、体調が回復しているなら水泳は消費カロリーのアップが見込めるお勧めの運動になります。

ヨガ

ヨガは有酸素運動の一種ですが、ウォーキングやジョギングのような脂肪燃焼作用が期待できるものではありません。

しかし、ダイエット中は何かとストレスを感じやすく、ストレスが溜まるのが原因でダイエットに失敗してしまう方も多いですよね。

そのような場合、ヨガは精神を安定させる働きがあるのでお勧めです。

また、ヨガには血行を促す働きもあるため、アルコールの排出を促し、体調を整える効果も期待できます。

ピラティス

ピラティスもヨガと同様に有酸素運動の一種ですが、高いカロリー消費が期待できる運動とは言えません。

とは言え、血行促進作用にとって、むくみを解消したり、体調を整える効果が期待できます。

まとめ

ダイエット中に飲み会がある時は、飲み会開始の前に炭水化物などの軽食を摂っておくことで、食べすぎや飲みすぎを防ぐことができます。

また、飲み会の最中は野菜やたんぱく質を中心とした食事にすると、太りやすい糖質や脂質を避けることができます。

飲み会から帰宅後は水をたくさん摂り、翌日はトマトジュースやスムージーを摂って、体内の余分なものをデトックスしましょう。

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