つまむだけで太もも痩せできる?
上半身はそこまで太くないのに、なぜか太ももだけ太いと悩んでいる女性は多いものです。
太ももが太いとミニスカートやショートパンツを穿く勇気が持てず、お出かけの時に何を着ていくか困ってしまいますよね。
太ももが太くなる原因の多くは脂肪のつきすぎですが、長年蓄積した脂肪はカチカチに固まっていて、ちょっと運動をしたくらいでは減りませんし、食事制限でもなかなか減ってくれません。
そのような時は、太ももをつまんでみましょう!
つまむことで、固くなった脂肪をやわらかくすることができれば、運動や食事制限で太ももが痩せやすくなるかも知れません。
そこで今回は、つまむだけで太もも痩せが可能な『つまむだけダイエット』のやり方を詳しくご紹介します。
つまむだけで太もも痩せする具体的なやり方!
つまみ方
基本的なつまみ方は、親指と親指以外の4本で挟むように、脂肪が気になるところをつまむだけです。
つまむ時間は2秒で、3秒目にパッと指を一斉に離すようにして下さい。
太ももはセルライトができやすい部位ですが、セルライトのある部分をつまむ時には、雑巾を絞るイメージでつまむとよいでしょう。
ただし、きつくつねりすぎると内出血を起こしてしまいます。
あくまでも「つまむ」ように心がけて下さい。
太ももの広範囲の部分は、指ではなく手のひら全体でつまむようにしてもよいでしょう。
つまむ順番
リンパの流れを促すために、足の下から上へとつまんでいきましょう。
その時、太もも痩せをするには、太ももだけをつまむのではなく、足の指→足の甲→ふくらはぎ→すね→太もも→お尻と下半身全体をつまむようにするのがよいと言われています。
つまんで硬さを感じるところは、脂肪が硬くなっている可能性があります。
特に念入りに、しっかりとつまみましょう。
太ももをつまむとどのくらい変わる?
つまむだけの簡単な方法ゆえ、「太ももをつまむだけで痩せるなんて本当?」と疑いの気持ちが芽生えてきてしまいますが、実践した方の中には高い効果を実感している方もいるようです。
つまみ始めたばかりの時は、痛みがあったり、脂肪が硬く感じるようですが、つまみ続けることでつまんだ部分の脂肪がだんだんとやわらかくなり、さらに続けることで脂肪が横に移動するくらいやわらかくなるそうです。
そこまで脂肪がやわらかくなると、パンパンに張っていた部分が緩くなるため、見た目的にも痩せたように見えるようで、実際にサイズを計ってみると、マイナス3㎝、マイナス5㎝など、サイズダウンしていることもあるようです。
つまむ時間や元々の脂肪の多さなど個人差があるため、どれくらいで効果が現れるかははっきりと言えませんが、早い人なら始めてから数日で、このような変化を感じると言われています。
体重の減少よりも、「穿いていたパンツが緩くなった」「明らかに太ももが細くなった」など、見た目が変わってきたことを感じる方が多いのも、このダイエットの特徴と言えるかも知れません。
また、これまで食事制限をしても思うように体重が落ちなかった人が、食事制限にプラスして脂肪をつまむようにしたら、体重が落ちたという話もあるようなので、よりダイエットを成功させたい場合は合わせて食事の管理を行うようにしてみましょう。
「つまむだけダイエット」は、脂肪をつまむことで脂肪細胞がのびて、隙間を作り、リンパ液や血液の流れが良くなるのです。それが脂肪燃焼能力を高め、ダイエットにつながります。
— ダイエット挑戦隊nao (@naonao83580716) June 13, 2022
エステの痩身メニューでは施術箇所をつまんだり、ねじるようにしてマッサージしますよね。これは固くなった脂肪をほぐし、老廃物を排出するためです。
応用したつまむだけダイエットは体重がストンと減るダイエット法ではありませんが、脂肪燃焼しやすい体をつくり、セルライトの解消にも役立ちます。 pic.twitter.com/cRkCWBRbui— Googirl (@josei_bigaku) May 24, 2019
つまむと痛い時はどうしたらいい?
太ももをつまんで痛い時は、リンパの流れが悪くなっていることが原因として考えられます。
リンパ管は血管に沿うように全身を巡り、老廃物を運ぶ役割を担っていますが、下半身は重力に逆らって心臓へとリンパ液が戻る必要があるため、上半身に比べてリンパの流れが悪くなって詰まりやすいと言われています。
また、太ももの外側は歩く時や立つ時など日常的な動作でも使われるので、筋肉が多少ついているため、筋肉がポンプ代わりとなってリンパを押し返す力がまだありますが、内側は意識的に筋肉を使わないと鍛えられず、筋肉が少ない方がほとんど。
そのため、太ももの外側をつまんでも痛くない(筋肉がある)という方でも、内側は痛くてつまめない(脂肪が硬くなっている)という場合が多いです。
筋肉が少ないと老廃物を心臓へと押し返す力が弱いため、リンパが詰まりやすくなってしまいます。
痛いとその部位をつまみたくなくなってしまいますが、ダイエット的には痛みがある部分こそ、リンパの流れを促して脂肪をやわらかくする必要があります。
そこで、太ももをつまんで痛いところは、リンパの流れを良くするためにリンパマッサージを行いましょう。
リンパマッサージによって、リンパの詰まりが改善されれば、つまんでも痛みを感じなくなります。
リンパマッサージを行う時は、太ももだけではなく、足の甲から順に太ももの方へ上がるように、足首、ふくらはぎ、太ももとマッサージを行って下さい。
なお、膝の裏と鼠径部にはリンパ節があるので、この部分もしっかり溜まったリンパが流れるようにマッサージを行うようにしましょう。
おすすめのつまむタイミング!
このダイエットは、太ももをつまむだけでOKなので、テレビを見ながら、話をしながらなど、いつでも好きなタイミングで行うことができるのがメリットの一つと言えます。
でも、せっかく行うなら少しでも効果が高いタイミングでつまみたいと思いますよね。
太もも痩せの効果をアップさせるタイミングは、入浴中もしくはお風呂上がりです!
お風呂に入ることで体温が上がり、血行が良くなるので、そのタイミングでつまむと老廃物の排出が促されやすくなります。
なお、浴槽の中ではつまむとお湯が揺れてつまみにくいと感じるかも知れません。
そのような時は、お風呂上がりに行いましょう。
お風呂上がりにつまむ時は、皮膚を傷めないようにクリームなどを塗って行うようにするとよいでしょう。
太もも以外のつまみ方!
ふくらはぎ
ふくらはぎをつまむ時は、ふくらはぎだけをつまむのではなく、足の甲の部分のむくみをとったり、固くなった脂肪を解す必要があります。
そのため、足の指→足の甲→足首→ふくらはぎの順で、足の下から上に向かって順番につまむようにして下さい。
足の指をつまむ時は、爪の生え際をつまんだり、親指と中指をつまんで指の間を広げるようにしましょう。
足首
足首をつまむ時は、かかとを押さえて足裏を反らせたり、足首をくるくると回しながら行うのがお勧めです。
なお、足首だけをつまんでもリンパの流れが止まってしまうので、ふくらはぎと同様に足の指から順に足の上に向かってつまんでいくのがよいでしょう。
お腹
お腹をつまむ時は、右脇腹→右脇腹の斜め下→左脇腹→左脇腹の斜め下→下腹部→右そけい部上→左そけい部上の順番でつまんでいきましょう。
順番でわかるように、お腹をつまむ時は基本的には縦に下へと向かってつまむようにしますが、下腹部をつまむ時だけは縦ではなく横に指を移動させてつまむようにしましょう。
まとめ
つまむだけで本当に太もも痩せができるの?と疑問に思っていた方も、この記事を読んで「簡単そうだし、とりあえずやってみようかな」と思って頂けたら幸いです。
つまむだけで太もも痩せができるなら、やってみない手はないですよね。
ただし、セルライトを潰すために力いっぱいつねったり、一日に何度もつまんでしまうと、内出血やアザができてしまいます。
あくまでも「つまむ」ことを意識して、力任せに脂肪を引っ張らないように注意して下さいね。
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