スロースクワットで美しくダイエット!
ここ数年、筋トレ好きを公言する芸能人やモデルが増えたこともあり、女性の美しさの基準もただ痩せているだけではなく、適度に筋肉のあるしなやかさを目指す人が増えていますよね。
そこで注目されているのが、スロースクワットダイエットです。
スクワットならこれまでにチャレンジしたことがあるという方も多いと思いますが、回数をこなすことに集中するあまり、膝や腰などを傷めたり、筋肉痛がひどくて続けられなかった場合も多いのでは?
しかし、スロースクワットダイエットならその心配はありません。
では、スロースクワットダイエットとは一体どのようなやり方で行うのでしょうか。
口コミと合わせてご紹介したいと思います。
スロースクワットダイエットとは?
スロースクワットダイエットとは、文字通り、スクワットをゆっくりと行うダイエット方法になります。
スクワットは、主に下半身の筋肉を効率よく鍛えることができる筋トレです。
下半身には全身の筋肉の7割が集まっていると言われているので、下半身を鍛えることで筋肉量が増え、引き締め効果だけではなく、代謝を上げて脂肪燃焼もアップすることができます。
そのため、ダイエットのためにスクワットをしているという方は少なくありません。
スクワット用いたダイエット方法では、「30日スクワットチャレンジ」が有名ですよね。
30日スクワットチャレンジは、簡単に言うと1日5回ずつスクワットの回数を増やしていき、最終的に30日目には一日で250回のスクワットを行うもの。
効果が高いと口コミで評判になった一方、筋肉痛がひどく、運動に不慣れな方などは続けにくいというデメリットもありました。
しかし、スロースクワットダイエットでは、このような負荷をかけることなく、スクワットの効果を得ることができます。
スロースクワットダイエットの様々な効果
①下半身の引き締め
スロースクワットでは、主に下半身の筋肉を鍛えることができます。
太ももやふくらはぎ、お尻、下腹部などに筋肉がつくことで、たるみが改善され、引き締まった印象となります。
②むくみの改善
心臓から送られた血液は全身の隅々を通り、再び心臓へと送り返されますが、足を通る血液は心臓から遠く、なおかつ重力の関係によって流れが悪くなりがちです。
この時、ポンプのように血液を送り返すのがふくらはぎなどについている下半身の筋肉です。
スロースクワットによって筋肉量が増えると、押し返す力が高まるので血液やリンパ液の流れがよくなり、むくみを解消してくれます。
③冷えの改善
血液は全身を巡って酸素や栄養を供給しているだけではなく、温かい血液が末端を通ることで体温の維持に役立っています。
スロースクワットによって下半身に筋肉が増えると、体の隅々にまでしっかり血液が流れるため、冷え性の改善にも効果があると言われています。
スロースクワットダイエットのやり方!
スロースクワットのやり方は、スクワットをゆっくり行うという解釈でよいでしょう。
そのため、スクワットの正しいやり方を覚えていないと、ダイエット効果が減ってしまうだけではなく、ケガや故障に繋がりやすくなってしまいます。
スクワットの正しいやり方は次の通りです。
①足を肩幅よりも少し広めに開いて立ちます。
②両手は胸の前でクロスさせます。
③つま先と膝が同じ方向を向いている状態で、腰をゆっくりと下ろします。
この時、膝がつま先よりも前に出ないよう、後ろにある椅子に腰を掛けるイメージで、お尻を後方に引いて腰を落とすようにしましょう。
④太ももと床が平行になるまで腰を落としたら、ゆっくりと元に戻ります。
元に戻る場合に、膝をまっすぐに伸ばさないようにしましょう。
膝は少し曲げたままで、再び腰を下ろす動作にいきます。
スロースクワットは、上記の動きを、腰を下ろすのに3~5秒、腰を元の位置まで戻すのに3~5秒と、ゆっくりと時間をかけて行うのがポイントです。
腰を落として上げるのを1回とし、一日に10~15回ほど行いましょう。
(通常のスクワットではそのような時間をかけません)
ゆっくりと動作を行うことで、筋肉に適度な負荷がかかり、回数が少なくてもしっかり筋トレの効果を得ることができます。
スロースクワットダイエットのポイント!頻度はどれぐらいが良いの?
ダイエット効果を得るには、何事も毎日コツコツと続けることが大事、とよく言いますよね。
しかし、スロースクワットに限っては(と言うか、筋トレ全般に関しては)毎日行うことが返ってダイエットの妨げになってしまいます。
筋トレによって筋肉が増えるのは、筋トレ後に超回復という時期があるからです。
超回復とは、筋トレによって損傷した筋肉をそれまで以上に大きく太くすることを言います。
それによって、筋トレで筋肉を増やすことができるというわけです。
つまり、筋トレ後には休息が必要となります。
毎日筋トレをして筋肉を壊してしまうと、回復するタイミングがなくなり筋肉が増えません。
そのため、スロースクワットも毎日行うのではなく、週に2~3回行うとよいと言われています。
スロースクワットダイエットの注意点
スロースクワットは、体への負担が通常のスクワットに比べて少ないというメリットがある一方で、長い時間同じ体勢をとることから、膝や腰などの関節に負担が大きくなりやすいと言われています。
そのため、ダイエットの効果を上げたいからといって、時間を規定よりも長くとったり、回数を増やしてしまうとケガや故障のリスクを高めてしまいます。
また、スロースクワットダイエットは、短期間で体重を落とすダイエット方法ではありません。
少なくとも始めて2ヵ月は様子を見ながら続けることが大切になってくるので、焦らずじっくりと取り組むようにしましょう。
スロースクワットダイエットで痩せた口コミは?
・スロースクワットは、通常のスクワットよりも負荷が軽いため、それまで運動をしていなかった人が初めても次の日起き上がるのもつらくなるような筋肉痛にはなりません。ただ、太ももは痛くなるので効いているのはわかる感じです。そんな感じの緩さなので始めてすぐに効果が出るわけではありませんが、マイペースで続けていくと2ヵ月目くらいから太ももや腰回りが少し引き締まったかなと感じてきます。
・スロースクワットダイエットは、短期間で体重を落とすダイエットではありません。でも、他に特に運動をせず、食事を通常通り食べてもそれで太ることはありません。それに長く続けていくうちに少しずつですが体重は減っていきます。食事制限とか運動が苦手な人がとりあえず現状維持を目指して、そこから少しでも体を引き締めたいという場合には向いているダイエットだと思います。
・2ヵ月を過ぎるまでは特に何の変化もなかったのですが、始めて2ヵ月を過ぎてからは少しずつ体に変化が出てきて、それが嬉しくてモチベーションアップに繋がりました。お腹周りの脂肪が減ってスカートやデニムのウエスト部分が緩くなってきたし、姿勢がよくなったので周りからも「痩せた?」と言われます。
まとめ
スロースクワットダイエットは、通常のスクワットよりも時間をかけてスクワットを行うことで、体への負担を少なくしながら筋肉を鍛えることができるものです。
筋力の少ない女性に向いていると言われていますが、時間を長く行ったり回数を増やしすぎると、ケガなどの原因となるため、まずは朝5回、夜5回のように無理なく始められる範囲で行ってみましょう。
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