脂肪燃焼に効果的なホットトマトジュースダイエットのやり方!
脂肪燃焼効果のあるトマトは、生よりも加工されたジュースの方が栄養価が高いことから、ダイエットにトマトジュースを利用する人は多いと言われています。
しかし、ジュースのデメリットは体を冷やしてしまうこと。
そのため、トマトジュースでダイエットをしたいと思っても、冷えるのが嫌で始められないという方も多いのではないでしょうか。
そのような中で最近注目を集めているのが、ホットトマトジュースダイエットです。
ホットなら体を冷やす心配がないので、冷え症に悩む女性には願ってもいない話ですよね。
でも、温めたトマトジュースに本当にダイエット効果があるのでしょうか。
そこで今回は、ホットトマトジュースダイエットについて調べてみました。
ホットトマトジュースダイエットの効果ややり方をご紹介したいと思います。
ホットトマトジュースダイエットとは?
ホットトマトジュースダイエットとは、温めたトマトジュースを摂取するダイエット方法になります。
ホットトマトジュースという商品が売っているわけではないので、一般的に売られている普通のトマトジュースを鍋や電子レンジで加熱して温めて飲みます。
「ホットトマトジュースは美味しいの?」と思うかも知れませんが、ホットトマトジュース自体に馴染みがなくても、トマトスープは飲んだことがある方は多いですよね。
トマトスープの場合、コンソメや塩こしょうなど調味料で味付けが行われていますが、ダイエットのために飲むトマトジュースは基本的には塩や砂糖などの調味料は不使用が望ましいので、ホットトマトジュースは言うなれば味の薄いトマトスープをイメージするとわかりやすいと思います。
ホットトマトジュースダイエットの効果やメリット
ホットトマトジュースが赤いのは、原料であるトマトにリコピンと呼ばれる色素成分が含まれているからです。
リコピンは抗酸化作用が強いことで知られており、血管を丈夫にして血液の流れをよくすることで、代謝の促進や脂肪燃焼作用の向上など、ダイエットにも優れた効果を発揮すると言われています。
このリコピン、生の状態で摂取するよりも加工した方が吸収率が高くなり、トマトよりもトマトジュース、トマトジュースよりもホットトマトジュースの方が体内に吸収されやすくなります。
その値は、生のトマトと比べておよそ4倍!
ダイエットのためにトマトを摂るなら、生よりも断然温めた方がよいというわけです。
また、先に触れた通り、冷たいジュースは体を冷やしてしまいますが、ホットならその心配もありません。
体を冷やさない分、代謝を下げることなくダイエットに役立てることができます。
トマトジュースダイエットの効果的なやり方や口コミ!飲むタイミングは?
市販のトマトジュースの選び方
ホットトマトジュースダイエットは、市販のトマトジュースを利用して行うのが一般的です。
トマトジュースはスーパーやコンビニなどでよく見かけますし、飲んだことがあるという人も多いでしょう。
市販のトマトジュースを使う時、注意したいのが調味料です。
市販のトマトジュースの中には、飲みやすさを重視して塩や砂糖をたくさん使っているものもあります。
ダイエットのために摂取するのに、これらの調味料が大量に入っているものを選んでも意味がなくなってしまうので、ホットトマトジュースダイエットを行う時は、塩や砂糖の入っていないものを選ぶのがよいでしょう。
また、注意したいのがパッと見はトマトジュースでも、実はトマト果汁飲料だったり、トマトミックスジュースだったりすることがあります。
トマト果汁飲料やトマトミックスジュースは、トマトの含有量が100%未満になってしまうので、必ずトマト果汁100%のものを選ぶようにしましょう。
ホットトマトジュースの作り方
ホットトマトジュースの作り方はとても簡単です。

市販のトマトジュースを用意し、マグカップなど耐熱性のカップに200ml注いだら、電子レンジに入れて600wで1分30秒加熱するだけ。
もちろん、電子レンジを使わずに鍋に入れて温めてもOKですが、毎日飲むことを考えると洗い物がカップ一つで済んでしまう電子レンジ利用の方が手間や面倒がなくお勧めです。
なお、市販のトマトジュースではなく、生のトマトを絞って自分でトマトジュースを作りたいという方もいますよね。
しかし、市販のトマトジュースに使われているトマトは、元々リコピンの含有量が多いものを選んでいることから、リコピンをしっかり摂取したいなら、市販のトマトジュースを利用するのがお勧めです。
ホットトマトジュースダイエットのやり方!飲むタイミングは?
ホットトマトジュースダイエットは、一日一杯(200ml)のホットトマトジュースを飲むだけでOKです。
食事の代わりをホットトマトジュースにする、いわゆる置き換えダイエット方法ではないので、空腹によるストレスの心配もありません。
飲むタイミングについては、基本的には自由となっていますが、お勧めは朝起きてから朝食を食べる30分前に飲むこと。
このタイミングでホットトマトジュースを飲むと、血糖値の上昇が穏やかになるので、食事で摂った糖質や脂質が脂肪として溜まるのを防ぐ効果が期待できます。
また、血糖値がゆっくり上がると、その後ゆっくりと下がるので空腹を感じにくくなり、余分な間食を防ぐこともできます。
ホットトマトジュースダイエットのポイント!
ホットトマトジュースのみでもダイエット効果が期待できますが、より効果を高めたい場合は「ちょい足し」をお勧めします。
中でも特にお勧めなのがオリーブオイルです。
トマトに含まれるリコピンなどの成分は脂溶性なので、油と一緒に摂ることで吸収率を上げることができます。
また、オリーブオイル自体にも悪玉コレステロールを排除し、血液の流れを促す作用があるため、ダイエット効果をアップさせることができます。
この他には、すり下ろしたショウガやブラックペッパー、タバスコなどの香辛料を上手に使うと、味に変化があって飽きることなくホットトマトジュースを摂取することができます。
ダイエット以外にもあるホットトマトジュースの効果!
①便秘解消
トマトジュースに含まれるペクチンという多糖類には、食物繊維と同じ働きがあります。
腸内環境を整えてお通じを改善する効果が期待できます。
ホットヨーグルトの効果【ダイエットや便秘解消】作り方や口コミ!
②美肌効果
トマトジュースに含まれるリコピンには抗酸化作用があります。
抗酸化は、細胞の酸化を防ぐ働きのことで、細胞が酸化すると老化が進み、しわやシミなどができやすくなってしまいます。
また、トマトジュースには美肌を作るビタミンCも多く含まれているため、この2つの働きによって肌の調子を整える効果が期待できます。
③生活習慣病の予防や改善
抗酸化作用は美容だけに特化した働きではなく、細胞の酸化を防ぐことで健康な体を作ることにも役立ちます。
抗酸化作用によって血管の老化を防ぐと、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を防ぐことができます。
また、研究によってトマトジュースを摂取することで血中アディポネクチンというホルモンが増え、糖尿病の予防に役立つと言われています。
ホットトマトジュースダイエットのやり方と効果やポイント!のまとめ
ホットトマトジュースダイエットは、市販のトマトジュースを電子レンジで加熱して摂取するダイエット方法になります。
一日一杯、朝食の30分ほど前にホットトマトジュースを飲むだけで、痩せやすい体を作ることができるので、無理のない形でダイエットを始めたいという方はぜひ、ホットトマトジュースダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか。
コメント