運動しなくても痩せるウェイダウンダイエットの効果と成功するやり方!
ウェイダウンダイエットの正しいやり方や効果、成功するポイントなどをご紹介します。
ダイエットでつらいのは、空腹を我慢しなければいけないことではないでしょうか。
ではもし、空腹を我慢する必要も、運動をしなくても痩せられるダイエット方法がある、と聞いたらどうでしょう?
にわかには信じられないという方もいらっしゃると思いますが、そんな夢のようなダイエット方法が実在するのです。
その名もウェイダウンダイエットと言います。
このウェイダウンダイエット、とにかくダイエットに付き物とも言える空腹を感じることはないと聞きますが、それは一体どういうことなのでしょうか。
ウェイダウンダイエットとは?
ウェイダウンダイエットとは、一日3食という食事方法を見直し、お腹が空いた時に少量だけ食べるダイエット方法になります。
ウェイダウンダイエットは、栄養管理士のグェン・シャンブリンさんが考案したダイエットで、著書はアメリカでミリオンセラーとなるヒットになったもの。
実際にこのダイエット方法を実践したご夫婦(ともに200kg越え)が、それぞれ100kg以上の減量に成功したことがテレビ番組で取り上げられ、話題になりました。
私達は通常、朝食、昼食、夕食と一日に3回食事を行いますが、この食事のタイミングを無視することからダイエットは始まります。
一日3食のように決められた食事のスケジュールでは、「特にお腹は空いていないけど、お昼だからご飯食べなきゃ」のように、空腹感とは関係なく時間で食事をすることになってしまいますが、ウェイダウンダイエットではとにかくお腹が空いていることが食事の条件。
そのため、例えお昼になってもお腹が空いていなければ食事をする必要はありません。
ウェイダウンダイエットに向いている人は?
・食べること自体が好きで楽しみである人
・食べることでストレスを発散している人
・満腹になるまで食べてしまう人
・摂取する食べ物が限定されるダイエットが苦手な人
このような方は、ウェイダウンダイエットに向いていると思われます。
食べることを楽しみにしていたり、それでストレス発散をしている方にとっては、食べないダイエット方法というのは苦行以外の何者でもありませんよね。
そのようなダイエットは長続きしないどころか、ダイエットが強いストレスになって衝動的に食べてしまうことが多くなり、返って太りやすくなってしまいますが、ウェイダウンダイエットならお腹が空いたら少量ずつ食べることができるため、ストレスなくダイエットを続けることができます。
ウェイダウンダイエットの効果
空腹を感じると、脳内ではドーパミンというホルモン物質が分泌されて食欲が増進します。
一方、満腹を感じるとセロトニンという物質が分泌されて食欲が抑制されます。
しかし、ドーパミンはストレスを感じても分泌されることから、本当はお腹が減っていないのにも関わらず、空腹だと誤認してしまうことがあるのです。
つまり、お腹が空いたと感じても、それは実はウソの食欲かも知れないのです。
このようなことはないでしょうか。
仕事や人間関係などでイライラすると、食事をしっかりと摂ったにも関わらず、まだ何かを口にしたくなったり甘いものが食べたくなったりすることはありませんか?
これも、ストレスによるドーパミンの分泌が原因のウソの食欲によるものと言われています。
また、セロトニンは幸福感をもたらすホルモンと言われており、好きな物を食べていると幸せに感じるのはセロトニンの影響です。
ただし、美味しくないものや本当は食べたくないものを食べていると、セロトニンは分泌されません。
そのため、いつまでも満足感が得られず、他のものを食べたくなってしまいます。
ウェイダウンダイエットでは、本当の空腹時に少量とは言え好きなものを食べられることから、ドーパミンとセロトニンの分泌を正常に戻すことで、過食を防ぐことができると言われています。
ウェイダウンダイエットの正しいやり方
ウェイダウンダイエットの基本は次の通りです。
①空腹を感じたら食事をする。
②少量食べる。
③一度食事をしたら次の食事まで1時間は空ける。
空腹については、先述した通りウソの食欲か本当の空腹かを見極める必要があります。
本当の空腹はお腹がグーッと鳴るもの。
何となく小腹が空いた、口寂しいというのは本当の空腹感ではありません。
また、少量ってどれくらい?と思いますが、基本的には今まで摂取していた食事の1/3程度を目安にするとよいそうです。
いきなり1/3に食事量が減ると足りなく感じますが、空腹を感じたらまた一時間に食べることができます。
ウェイダウンダイエットが成功するルール
これはウェイダウンダイエットに限ったことではなく、ダイエット方法全般に言えることですが、食事をする時はよく噛んで食べることが鉄則です。
噛むことで唾液がたくさん分泌されると、脳の満腹中枢が刺激され、少量でも満足感を得やすくなります。
いくら一度の食事を少量にしても、ほとんど噛まずに早食いしてしまったら満足感が得られにくくなり、食事の回数が増えてしまいます。
また、量をたくさん摂らないと満足できないという思い込みを捨てて下さい。
人はあまり好きではないものをお腹いっぱい食べても、それほど満足はできないものの、大好物の食べ物なら少量食べるだけでも以外と満足できるものです。
ウェイダウンダイエットでは、量より質にこだわった食事をするように心掛けてみましょう。
ウェイダウンダイエットの注意点やポイント
ウェイダウンダイエットを成功させるポイントは、少量を食べるということを守ること。
少量の目安は、今まで食べていた食事の量の1/3だということは上記でご説明しましたが、1/3ってどれくらいかよくわからないという方もいらっしゃるのではないかと思います。
そのような時は、スケールなどで実際に計って食べてみるのがよいでしょう。
わかりやすさを求めるなら、100gと決めて食べるのもお勧めです。
一度の食事で100g分計って食べるダイエットは、100gダイエットという別の方法になるのですが、ウェイダウンダイエットを行っている方の中には、100gダイエットを取り入れている方も多いようです。
ウェイダウンダイエットの口コミ
お腹が空いたら好きなものを少量食べる、というシンプルなダイエット方法であるウェイダウンダイエット。
では、実際に挑戦した方はどのような感想を持っているのでしょうか。
「夫と2人でテレビを見ていて知り、早速始めてみましたが、今のところ夫婦で4kgの減量に成功しています。」
「お腹が空いたら少量食べるダイエット方法ですが、私の場合少量食べると食欲に火が付いて止められなくなりました。おそらくいっぱい食べないと満足できない体になってしまっているのですよね・・。まずはそこから改善していきたいと思います。」
「5ヶ月で10kg減量しました。職場がこまめな食事をしやすい環境だったので助かりました。」
ウェイダウンダイエットが失敗した場合の原因と対処法は?
ウェイダウンダイエットとは、空腹を感じたら少量の食事をその都度行うダイエット方法になります。
少量の目安は、通常の食事の1/3程度。
そして、食事をしてから1時間が経過していれば、また空腹を感じても食事を摂ることができます。
このダイエット方法は、食べることが好きな方にはとても向いていると言われていますが、一方でダイエットが成功せず困っている方もいらっしゃるようです。
ウェイダウンダイエットが失敗してしまう原因として考えられるのは、次のものがあります。
①低カロリーにこだわりすぎている
カロリーを抑えた方がダイエット効果は上がりますが、低カロリーの食物というのは往々にして満足感が低かったりするものです。
そのため、せっかくそこでカロリーを抑えても、結局食事で満足感が得られないため、次の食事で食べ過ぎてしまうことがあるようです。
食事の全てに取り入れる必要はありませんが、低カロリーばかりにこだわるのではなく、数回程度高カロリーであっても自分の大好物を入れることで食事に満足でき、食べ過ぎを防ぐことができます。
②早食いをしている
肥満の原因は早食いと言われています。
そのため、少量でもよく噛んで食べることで満腹中枢が刺激され、満足感を得ることができます。
まとめ
ウェイダウンダイエットは、お腹いっぱい食べないと満足できない、好きなものを食べてストレスを解消したいという方に向いているダイエット方法だと思います。
本当の空腹を感じた時に少量食べる、ということを正しく理解することで、ダイエットの効果を飛躍的にアップしてくれると思います。
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