痩せた!ビール酵母ダイエットの効果とやり方!
「ビール酵母ダイエット」と言うダイエット方法をご存知でしょうか。
ビール酵母は、ビールを製造する過程で麦芽を煮てできた麦汁に加える微生物です。
この微生物が、麦汁を栄養にして増えていくことで、アルコールと炭酸ガスができビールになります。
また、このビール酵母には非常に豊富な栄養素が含まれていることから、アルコールや苦味を取り除いて乾燥させたものがすでにサプリメントとして売られています。
ビール酵母のサプリメントは、薬局やドラッグストアで見掛けたことがあるという方も多いと思いますが、最近注目されているのは、粉末状になったビール酵母です。
こちらも薬局やドラッグストアで売られていますが、錠剤とは異なる方法で使用することで、ダイエット効果があると言われています。
そこで今回は、ビール酵母ダイエットについて調べてみました。
ビール酵母ダイエットとは?
ビール酵母ダイエットとは、ビールを醸造した際に樽の下に溜まるビール酵母を利用して行うダイエット法です。
ビールができあがると、これまでは上澄み液だけを取り下に残ったビール酵母はカスとして、家畜の肥料などに使われて来ました。
しかし、ビール酵母には多くのミネラルやアミノ酸が含まれていることがわかり、サプリメントとして販売され、ダイエットの補助食品としても利用されてきました。
さらに最近は、サプリメントではなく粉末状のビール酵母を使ったダイエット法が提唱され、実践される方が増えています。
ビール酵母のダイエットの効果は?なぜ痩せれるの?
ビール酵母ダイエットでは、ビール酵母に含まれるグルカンやマンナンと言った多糖体が胃や腸の中で水分を吸って膨張することで、腸の動きをよくしてお通じを促すことでダイエットに繋がるとされています。
便秘が解消されると、血液の流れがよくなって酸素や栄養がきちんと細胞に届くので、新陳代謝がよくなります。
また、ビール酵母に含まれる食物繊維には、胃や腸で膨らんで満腹感を持続する作用があることから、食べ過ぎを防ぐため、ダイエットに効果があると言われています。
また、満腹感を早くに得られるので、自然に食事の量が減ることでダイエットになると考えられています。
ビール酵母の効能・効果
ビール酵母は、アルコール飲料として上澄みがビールになった後の沈殿した残りです。
昔はカスとして処分されていましたが、研究によってビール酵母には数多くの栄養が含まれていることからわかってから、健康や美容、ダイエットのために利用されています。
ここでは、ビール酵母の効果や効能についてご紹介したいと思います。
便秘解消
ビール酵母は、酵母自体に腸内の善玉菌の働きを助ける作用があります。
また、食物繊維が多く含まれているため、お通じの改善に効果があると言われています。
美肌効果
ビール酵母には、肌作りに欠かせないビタミンB群やミネラルが多く含まれています。
疲労の回復
ビタミンB1やビタミンB2は、糖質や脂質の代謝を助ける働きがあることから、エネルギーの産生を活発にして疲れや倦怠感を回復させる効果があると言われています。
抗酸化作用
ビール酵母に含まれるグルタチオンという成分には、抗酸化作用があると言われています。
抗酸化とは、細胞の酸化を防ぐ働きのことを言います。
細胞が酸化すると老化が進んだり、病気になりやすくなるため、酸化を防ぐことは老化を遅らせるアンチエイジングや、生活習慣病などの予防や改善に役立つと言われています。
ビール酵母ダイエットのやり方
ビール酵母ダイエットは、一食置き換えダイエットです。

朝・昼・晩のうちのどれか一食を、ビール酵母入りのヨーグルトに代替えするだけという手軽さから、このダイエットに取り組む方が増えているようです。
やり方は、ヨーグルト100gに対し、粉末状のビール酵母を大さじ一杯入れ、よくかき混ぜるだけ。これを一食分として置き換えます。
ちなみにビール酵母にはアルコール成分が含まれていませんが、ビール独特の苦みがあるため、人によっては食べづらさを感じる場合もあるようです。
その際には、果肉入りのジャムを添える、はちみつを入れるなどの工夫をして食べてもよいそうです。
ポイントや注意点
ビール酵母ダイエットは、ビールを醸造した際にできるビール酵母を摂取するダイエット方法になります。
ビール酵母にはダイエットによいと言われる食物繊維を始めとした栄養成分が含まれるため、それらを摂ることで痩せやすい体を作るわけなのですが、実際にビール酵母ダイエットを行っても思うような効果が感じられなかった人もいます。
その際、ダイエットが失敗した原因の一つとして考えられるのが、ビール酵母をサプリメントで摂っていたこと。
ビール酵母はサプリメントと粉末タイプが市販されているのですが、ダイエットのために摂るなら粉末タイプが必要です。
なぜなら、粉末のビール酵母をヨーグルトにかけて食べることで、ダイエット効果を高めることができるからです。
ヨーグルトには乳酸菌が含まれているので、ビール酵母に含まれる食物繊維とダブルの効果で便秘解消などに役立てます。
なお、ビール酵母にはアルコール分は入っていないものの、ビール独特の苦みを感じます。
味が苦手だとダイエットを続けることが困難となるため、そのような場合は無理をせず、はちみつやジャムなどを加えるようにすると食べやすくなります。
口コミは?
初めてのダイエットにチャレンジする時には、口コミや評価が気になりますよね。
そこでここでは、ビール酵母に実際にチャンレジした方の意見をまとめてみました。参考程度にご覧頂ければと思います。
「1ヶ月半で3kg痩せました。」
「レモンやはちみつを入れると食べやすい!」
「味に慣れることなく、続けられませんでした・・」
「お通じに効果があったものの、痩せませんでした」
「朝と昼をビール酵母入りのヨーグルトに置き換えて、5ヶ月で10kg痩せました」
ビール酵母ダイエットでは、一食置き換えが基本ですが、食事の前に強い空腹を感じた時に間食やおやつ代わりに食べる方もいらっしゃるようです。
とは言え、三食全てビール酵母入りのヨーグルトにするなど、無理な食事制限は体調を壊す原因になるので注意して下さい。
ビール酵母は副作用の心配はないの?
副作用は本来、薬を飲んだ時に目的とする作用以外に、体に有害な作用が生じることを言います。
そのため、サプリメントなどの健康食品などには定義上当てはまらず、サプリメントを摂取して副作用が起こることは基本的にありません。
つまり、薬のように明確な作用を謳うこと自体がサプリメントでは禁止されているので、副作用も起こり得ないと言う考え方です。
とは言え、サプリメントと言っても体に作用する成分が含まれている以上は、副作用のような症状が起こることもあります。
ビール酵母は、アルコール成分は含まれていないのですが、ビールに含まれるプリン体を摂取することになるので痛風になる恐れがあります。
もしくはすでに痛風の方が摂取すると、症状が悪化する可能性があると言われているので、摂取の場合には十分な注意が必要です。
まとめ
ビール酵母ダイエットの場合、多くの方が味に慣れずに挫折してしまうようです。
長く続けるためには、ジャムやはちみつ、レモンなどを使って味に工夫をするのがよいでしょう。
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