お風呂ダイエット方法【入浴の仕方・マッサージ】と消費カロリーや痩せた口コミは?
ダイエットは嫌だけど、お風呂は大好き!という女性は多いのではないかと思います。
一日の疲れを癒してくれるお風呂は、至極のリラックスタイムですよね。
では、お風呂に入ることでダイエット効果がある、と言われたらどうでしょうか?
「食事制限や運動をしなければいけないダイエットは避けたいけど、お風呂に入るだけでダイエットができるならやってみたい」と思いますよね。
そこで今回は、お風呂ダイエットをご紹介したいと思います。
なぜお風呂に入ってダイエットができるのかという理由の他にも、顔・お腹・足別の部分痩せの方法についてもご紹介していますので、是非一度ご覧頂けたらと思います。
お風呂ダイエットとは?消費カロリーは?
お風呂ダイエットとは、お風呂の入り方を少し工夫することで、消費カロリーを高めるダイエット方法です。
とは言え、お風呂の中で運動をする必要はありませんので、どなたでも気軽に行うことができます。
よく「忙しいから」という理由で、毎日シャワーで済ます方がいらっしゃいますが、湯船にきちんと浸かるだけでもダイエット効果を得られると言われています。
その上で、より効率よくカロリーを消費する方法を行うのがお風呂ダイエットです。
ちなみに、このダイエット方法を利用するだけで、20分で300~400㎉も消費できると言われています。
300~400㎉を消費するには、ランニングなら30分、水泳なら一時間行う必要があることから、いかにお風呂ダイエットが効率がよいかということがわかると思います。
ランニングダイエットの成功するコツ【距離や時間と食事】いつやるのがベスト?
お風呂ダイエットの効果は?
湯船に浸かっていると、体がポカポカと温まってきますよね。
体が温まるということは、血行が促進されている証拠。
血行がよくなれば、代謝がアップして脂肪の燃焼が活発になります。
また、代謝が上がることで発汗作用が促されると、体内に溜まった老廃物や毒素が排出されて、むくみ解消に繋がります。
むくみは脂肪と老廃物を結びつけセルライトを作る原因となるため、ダイエットにとって大敵です。
なお、食事の前にお風呂に入ると、血液が全身に巡るため消化器官の働きが抑えられ、自然と食欲が減退すると言われています。
このようなことから、お風呂はダイエットに有効と言われています。
また、きちんと湯船に浸かるお風呂ダイエットは、ダイエット以外の効果も期待できます。
体の隅々まで温めるため冷え症が改善したり、肩周りの血行を促進することで肩こりの解消効果も期待できます。
お風呂ダイエットの入浴方法の種類とやり方
お風呂ダイエットの入浴方法は、主に2通りあります。
ここでは、その詳しいやり方をご説明したいと思います。
高温反復浴の入浴方法
高温反復浴とは、簡潔に言うと熱いお湯に入る→出る、を繰り返す入浴法です。
こうすることで交感神経が刺激され、脂肪が燃焼しやすくなると言われています。
それでは、具体的なやり方をご説明します。
お風呂に入る前にしっかり水分を摂りましょう。
実際にやってみるとわかるのですが、とても汗をかきます。
入る前に飲むだけではなく、入っている最中もすぐ飲めるように用意しておくとよいかも知れません。
まずは5分浸かります。
かけ湯をした後、42~43度のお湯に5分浸かります。肩までしっかりと浸かって下さい。
慣れないうちは2~3分でもOKです。
5分休憩します。
湯船から出て5分休憩します。体か髪を洗いましょう。
また5分浸かります。
先ほどと同様に、慣れないうちは2~3分でも構いません。
5分休憩します。
湯船から出て、体か髪を洗いましょう。
最後に5分浸かります。
初めはかなりキツイため、体調が優れない時や具合が悪くなったらすぐに中止しましょう。
お風呂から上がったらしっかりと水分を補給して下さい。
中温半身浴の入浴方法
中温半身浴は、高温反復浴に比べて水圧や負荷が少ないため、ゆったりとリラックスしながら行うことができます。
また、長い時間お湯に浸かっているため、本を読んだり音楽を聞いたりと、自分の時間を楽しみながら行えます。
それでは、具体的なやり方をご説明します。
ぬるめのお湯に15分浸かります。
38~39度くらいのぬるめのお湯を湯船の半分程度まで入れ、胸まで浸からないようにして入ります。
冬場は肩が冷えるため、タオルを掛けて行うとよいでしょう。
10分休憩します。
この時に体と髪を洗っておきましょう。
再び湯船に浸かります。
好きな時間、ゆっくりと半身浴をしましょう。
お風呂ダイエットのポイントと注意点
お風呂ダイエットは、湯船にきちんと浸かることで体温を上げ、代謝を高めたり、老廃物の排出を促すダイエット方法になります。
普段、忙しいことを理由にシャワーで汗を流す程度の方は、体の表面は温まってはいるものの内部は冷えたままのため、体温が低い状態であることがよくあります。
体温は1度上がると基礎代謝が12~13%上がると言われているので、お風呂に浸かるだけでもダイエット効果が期待できます。
ただし、お風呂ダイエットは、心臓の弱い方や高血圧の方などは想像以上に負担が大きいため、これらに該当する方にはお勧めできません。
同様に、のぼせやすい方も無理にお風呂ダイエットは行わないようにしましょう。
また、食事制限などの他のダイエットとの併用も危険ですので、控えるようにして下さい。
カロリー不足の状態でお風呂に入ると、のぼせやすくなったり、体調が悪くなってしまいやすいので、お風呂ダイエットを行う時は他のダイエットと一緒に行わないようにしましょう。
小顔になるお風呂ダイエットのやり方
お風呂ダイエットでは、入り方にさらなる工夫をすることで部分痩せも行うことができます。
ここでは、小顔になるお風呂ダイエットのやり方をご紹介します。
1.顔がすっぽり入るビニール袋を用意し、目の部分をくりぬいておきます。
2.その袋を被ったまま湯船に浸かり、「あ、い、う、え、お」と口を動かします。
袋を被ると、中の湿度が上がりサウナ状態となることで、顔の脂肪を効率的に燃焼させます。
ただし、息苦しいと感じるようなら無理はしないようにしましょう。
顔痩せダイエット!即効性のあるエクササイズやリンパマッサージ
ポッコリお腹を解消するお風呂ダイエットのやり方
お腹を重点的に絞りたい、という方は、湯船の中で腹筋を鍛えるエクササイズをしてみましょう。
1.両膝を立てて湯船の中で座ったら、両腕を浴槽の底につけます。

2.その姿勢から、両足を上げ、膝を胸に寄せる→伸ばす、を繰り返しましょう。
足痩せするお風呂ダイエットのやり方
お風呂に入るとむくみが解消されるので、足がすっきりとしますが、より足を引き締めたいという場合は、足痩せエクササイズを行ってみましょう。
足痩せエクササイズは、湯船の中で足をバタバタと動かすだけなのでとても簡単です。
泳ぐ時のイメージを持つとわかりやすいと思います。
バタ足をして疲れたら、指で押してマッサージをしましょう。
足首から太ももに掛けてのリンパを流すように行うと、さらに効果的です。
足痩せストレッチで美脚ダイエット【寝ながらでも簡単にできる】
お風呂ダイエットでおすすめのエクササイズ3選!
一日の疲れを癒すバスタイム。
ゆっくりと湯船に浸かっているのも気持ちのよいものですが、この時間を少しでも有効に使いたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
そのような方にお勧めなのが、お風呂でできるダイエットのためのエクササイズ。
そこでここでは、お風呂でできるダイエットエクササイズをご紹介したいと思います。
合掌のポーズ
両手の平を胸の少し上の位置で重ね、背筋をしっかりと伸ばして、両手でお互いを押し合うようにします。
15秒ほど行ったら一旦力を抜き、同じ要領で繰り返します。
美脚と下半身引き締め
①湯船に浸かった状態で片足を伸ばし、片手でつま先を掴みます。
②次に、浴槽のへりに両手をついて体を浮かせ、両足でお湯をかくように動かします。
③さらに湯船の端に座り、両足を底につかないように上げて交互に動かしましょう。
下半身太りの解消に効果的なダイエット法8選!ストレッチは有効?
ハイドロセラピーエクササイズ(お腹ver)
①湯船の端に腰を掛け、右足を左足に乗せて組みます。
②両手を胸の前で組み、ゆっくり息を吐きながら、左肘を右膝にかけ5呼吸。余裕があれば、肘で膝を押すように負荷を掛けてみましょう。
③反対側も同様に行います。
④左右5回ずつを目安に繰り返して行います。
お風呂ダイエットにおすすめのマッサージのやり方!
①片方の手を挙げ、もう片方の手で脇の下に指をあて、くぼみをくるくると円を描くように刺激します。
②反対側の脇も同様に行いましょう。
③次に、片方の手首をもう片方の手で掴み、そこから肘に向かってさすり上げます。
④さらに、もう一度手首に戻ってワシ掴みにし、そのまま雑巾を絞る要領で内回し、外回しで各5回ずつマッサージを行います。
⑤③~④を反対側の腕も行います。
⑥今度は足のマッサージを行います。
両手で片足首を持ち、そこから膝に向かって表、裏をさすり上げます。
この時、両手の指で骨の脇を押すようにするとよいでしょう。
⑦膝裏は大きいリンパ節があるため、少し強めの力で指で押します。
⑧それから太ももを鼠蹊部に向かってさすりましょう。
⑨最後に鼠蹊部を指で押して、溜まったリンパ液を流して終了です。
なお、リンパマッサージをする時は、下から上へ流すのが基本になります。
何度も繰り返して同じ部位をさする時、下に戻る手は手や足に添えず、離して戻すようにして下さい。
添えたまま戻してしまうと、せっかく上に流したリンパ液を下に戻してしまうことになるため注意しましょう。
ふくらはぎマッサージダイエットの効果とやり方!なぜ痩せられるのか?
お風呂ダイエットにおすすめのストレッチのやり方!
お勧めのストレッチその1
①浴槽に膝を立てて座ります。
②ゆっくりと上半身を右にひねりながら、両手で浴槽の側面に触れ、そのまま10秒ほどキープします。
③元の体勢に戻ったら、今度は左側に動揺にひねり、10秒キープしましょう。
体をひねっている時は、お尻や足の裏が浮かないように注意して下さい。
お勧めのストレッチその2
①浴槽に膝を立てて座ります。
②片足を持ち上げ、膝を伸ばした状態で浴槽の縁にかけます。
③そのまま30秒ほどキープして、ふくらはぎをしっかりと伸ばします。
④逆の足も同様に行いましょう。
お勧めのストレッチその3
①浴槽に座り、両手を底に突いて体を支えながら両足を持ち上げます。
②膝を伸ばして、両足を左右交互に交差させるのを繰り返しましょう。
お風呂ダイエットの痩せた口コミ
お風呂ダイエットは、手軽にできるダイエット方法として人気があります。
実際に体験した方の中には、
「高温反復法をしたところ、1ヶ月で4kg痩せました!」という声や、
「汗をあまりかかない体質だったのにお風呂ダイエットの時は凄く汗をかきます。そのためか、2週間で2kg痩せました」
など、効果を感じている方が多いようですが、一方で
「のぼせやすい私には向きませんでした・・」
というケースもあったため、体調や体質による向き・不向きもあるようです。
お風呂ダイエットで痩せない場合の原因と対処法!
お風呂に入った後体重計に乗ると、体重が減っていることがありますよね。
そのため、「お風呂はダイエット(この場合は減量)に効果がある!」と思われるかも知れません。
しかし、お風呂で体重が減るのは脂肪が燃えているわけではなく、汗として水分が排出されたためです。
お風呂ダイエットで痩せる理由は、お風呂に浸かることで体を芯から温め、血行よくして代謝を上げる働きが期待できるからです。
つまり、お風呂ダイエットには直接脂肪を燃やす効果はないので、ダイエットを始めてすぐに痩せたという実感を得られる方は少ないと言えるでしょう。
お風呂ダイエットで痩せるためには、代謝がよくなった体で運動をして脂肪を燃やすか、摂取カロリーを抑えた食事をすることが必要となってきます。
ダイエットの基本は、摂取カロリー<消費カロリーなので、食事制限や運動は欠かせないと言えます。
ただし、極端な食事制限や運動はお風呂ダイエットとの併用は危険なため、食事は食べ過ぎに注意する、運動は駅一つ分歩く、階段を使うなど、日常でできるちょっとしたことを工夫する程度でよいでしょう。
ダイエットに効果のある運動おすすめ13選!美しく痩せるコツ!
消費カロリーの多い運動やスポーツおすすめ15選!効率的にダイエット!
お風呂ダイエットの効果のあるやり方【小顔・お腹・足】のまとめ
お風呂は毎日入るものですから、気軽に続けられそうなのもこのダイエットのメリットと言えるでしょう。
また、すぐに効果が現れなくても、お風呂に浸かる習慣を身につけると痩せやすい体質に変わると言われていますので、諦めずに毎日の習慣にしてみて下さい。
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