フラダンスダイエットのやり方!基本的なステップはコレ!
運動が苦手な人でも、楽しく始められるとして話題になっているフラダンス。
ただ楽しいだけではなく、実はダイエットにもいいことをご存知でしょうか?
体を動かすとストレスの発散になりますし、それでダイエットもできるならまさに一石二鳥ですよね。
そこで今回は、フラダンスダイエットについて調べてみました。
フラダンスダイエットのやり方や効果、気になる消費カロリー、口コミなどをご紹介したいと思います。
フラダンスダイエットとは?
フラダンスダイエットとは、フラダンスを行うダイエットです。
ハワイの伝統舞踊として認知度の高いフラダンスですが、以外と知られていないことも多いので、まずはフラダンスについて詳しく説明したいと思います。
フラダンスは正式名称を「フラ(hula)」と言います。
フラはそれだけで踊りという意味のため、ハワイではフラダンスと呼ぶことはありません。
最近は日本のフラダンス教室でも、正式名称のフラを使うのが一般化されているので、そのうちフラダンスという言葉は淘汰されるかも知れませんね。
(ここでもフラと呼ぶことにします。)
フラには、
・アウアナ
・カヒコ
の2種類があり、私達がフラとしてよく見かけるのはアウアナになります。
アウアナはフラを現代版にアレンジしたもので、手を波や風、花、太陽などに見立てて踊るものになります。
一方のカヒコは伝統的なフラで、宗教的な意味合いを持つものとなっており、フラダンスダイエットで行うのはアウアナが一般的となっています。
フラダンスの消費カロリーは?
ちなみに、アウアナを1時間ほど踊った場合、消費されるカロリーは150~300㎉になります。
これはウォーキングやサイクリングを上回る、高い消費カロリーと言えるでしょう。
フラダンスダイエットの効果
①下半身の引き締め
フラはゆったりした動きのため、運動強度がそれほど高くないように思われがちですが、常に中腰の体勢をとるため、お腹周りや太もも、ふくらはぎの筋肉を重点的に鍛えることができます。
また、綺麗な姿勢を保つために体幹を鍛える必要があります。
②脂肪燃焼効果
フラは有酸素運動のため、酸素を体に摂り込む量が増えることで全身の血流がよくなって、脂肪燃焼効果が上がります。
③リラックス効果
フラに使われるハワイアンミュージックには、ヒーリング(癒し)の効果があると言われています。
また、フラは笑顔で踊ることを求められるので、笑顔を意識していくうちに顔の表情筋の使い方から、脳が「今、幸せを感じている」と錯覚してリラックス効果を得られると言われています。
フラダンスダイエットのやり方
フラダンスダイエットを始めてみたい、と思うものの、フラのことを全く知らない状態で始めるのはちょっと不安、という方のために、フラのやり方を簡単にご紹介したいと思います。
基本の姿勢
①げんこつが1個入る程度に両足を開いて立ちます。
②両足に体重をバランスよく乗せます。
③かかとの直線上にお尻が乗っているイメージで、膝を軽く前に曲げます。
④頭の上から糸で引っ張られているイメージで、上半身をまっすぐにします。
⑤手は軽く体の横に添えておきます。
基本のステップ3パターン
カオ
①基本姿勢の状態から、両足に載せていた体重を左に移動させます。
②左足のかかとを2/3ほど上がるように、しっかりと上げます。
かかとを上げると肩が上がりやすくなるので、膝を前に出しましょう。
③左のかかとを踏みながら、腰を右に揺らし、重心を右に移動させます。
④右のかかとをあげ、右のかかとを踏みながら重心を左に移動させます。
カホロ
①カオを右に2つ、タップを踏んで左に2つ移動する動きをカホロと言います。
②カオはかかとの上げ下げがありましたが、カホロは足裏をしっかりとつけて行います。
ヘラ
①基本姿勢から、左足を斜め45度に出し、体重を左に移動します。
②曲げている膝と同じ高さまで重心を落としたら、反対側の足を同じように斜め前に出します。
③戻して、腰を揺らして足を前に出す、を繰り返します。
フラダンスダイエットのポイント
①楽しんで行うこと
最初はステップなどが難しく、上手く踊ることができないかも知れませんが、フラは楽しんでやることが最も大切になります。
②中腰を意識する
フラは基本的にどのステップでも中腰になります。
そのため、どんな時でも中腰を意識することが大切です。
中腰を保つことは思っている以上に大変なので、それだけでも十分によい運動になります。
フラダンスダイエットの注意点
①水分はしっかりと摂る
汗をかくのが嫌だからと水分を摂らなかったり、汗の量よりも水を飲む量を少なくすれば体重が落ちると思っている人がいますがこれは大変危険です。
フラはゆっくりとした動きですが消費カロリーが高いため、大量の汗をかきます。
水分を補給しないと脱水症状になってしまい、健康を害する恐れがありますので、水分はこまめに摂るように心がけましょう。
②空腹では行わない
空腹で運動を行うと血液内に糖が足りない状態のため、体脂肪を効率よく燃やすことができると言われていますが、フラは消費カロリーが高いため、空腹で行うと低血糖や血行不良によるめまい、貧血などを起こしやすくなります。
ただし、食後すぐに運動するのも胃に負担が掛かるので、食後にフラを行う場合は30分以上が経過してから行うのがよいでしょう。
③食べ過ぎに気を付ける
フラをやっているから(カロリーを消費しているから)と言って、つい食べ過ぎてしまう人も多いようですが、それではダイエットになりません。
実際、フラで痩せた方の多くはフラを行いながら食生活にも気を配っています。
極端な食事制限をする必要はありませんが、一日3食、バランスのよい食事を心がけ、余分な間食などは控えるようにしましょう。
フラダンスダイエットの口コミや体験談は?
・フラはおばあちゃんになっても続けられるので、最初はダイエットのために始めましたが、今ではいい趣味を見つけられたという感じです。肝心のダイエット効果は、ウエストにくびれができ、女性らしい体つきになったと思います。
・手っ取り早く痩せたいならジムの方がお勧めですが、フラは体を動かして汗をかくだけではなく、心地よいハワイアン音楽にも癒されるので、ストレス発散にも役立っています。
・私がフラを始めたきっかけは、ママ友がフラで痩せて綺麗になったから。ちょうど無料体験ができるというタイミングもあり、足を運んでみたらその一回でフラの魅力にハマってしまいました。これまで習い事など長く続いたことがなかった私ですがフラは楽しく続けられています。食事制限など何もしていませんが、18㎏の減量にも成功しました。
・フラダンスの体験に行ったら、下半身が筋肉痛になったので「これは効きそう」だと思って入会しましたが、ウエストだけではなく太もももサイズダウンし、自分にはとても合っているダイエット方法だと思っています。
まとめ
フラはダイエットのために始めたものの、あまりの楽しさにダイエット抜きで夢中になり、生涯の趣味となる人も多くいます。
運動が苦手、嫌いという人でも楽しく行うことができるので、健康維持のために何か体を動かすことをしたいと考えている方にもお勧めです。
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