なぜダイエットが続かないのか?その原因と対策!
ダイエットを始める前は、「今回こそはどんなにつらくても、絶対やり遂げる!」そう誓ったはずなのに、結果はいつものように・・失敗。
これって自分の“意思”が弱いから・・。
だからダイエットが続かないんだ、そんな風に思ってはいませんか?
ダイエットがうまくいかないと、本気で痩せる気がないからだとか、なんだかんだいって甘えているだけとか、自分を必要以上に責めすぎていることはないでしょうか。
もちろん、ダイエットを行うには確固たる気持ちが大切ですが、いくら頑張ろうと思っても頑張りきれない“理由”があるかもしれません。
それを差し置いて自分を責めていても、永遠にダイエットは成功することはないと言えるでしょう。
それよりも、どうしてダイエットが続かないのか、その原因やダイエットを継続するためのコツをきちんと知ることが大切だとは思いませんか?
また、ダイエットが続かない人には特徴があると言われているので、まずはそれに自分がどれくらい当てはまるのか、調べてみるのがよいでしょう。
そこで今回は、ダイエットが続かない人の特徴や理由をご紹介したいと思います。
ダイエットが続かない人の特徴
ダイエットが続かない人の特徴としては、短期間で痩せようとしていることが挙げられます。
一週間で5kg減量とか、夏までに10kg痩せて激変したいとか、そもそもの理想が高すぎることが考えられます。
そのため、「一日一食のみ食べる」「とにかく野菜だけ食べる」「食事制限と運動を行う」など、ダイエットの内容がハードになりやすく、ストレスが溜まりやすい状態になりやすくなるのです。
つまり、短い期間で大幅に体重を落とすというのは、想像以上にとても難しいことなのです。
その難しいことに挑戦していることこそ、ダイエットが続かない一番の理由と言えるでしょう。
ダイエットが続かない人の習慣
ダイエットが続かない人には、共通する習慣があると言われています。
それは、夜食です。
夜は、仕事や育児、勉強から解放され、唯一のリラックスタイムだという人は多いと思います。
そのため、つい「今日一日頑張ったから」とご褒美のアイスやお菓子、晩酌などをしていませんか?
夜に食べたものはその後消費する活動がないため、そのまま脂肪として蓄積してしまいます。
ちょっとのつまみ食い程度でも、日中に食べるのとは訳が違うのが夜の間食。
あなたにはそんな習慣がないでしょうか?
ダイエットが続かない5つの大きな理由!
1.極端な食事制限をしている
ダイエットの基本は摂取カロリー<消費カロリーと言われています。
そのため、手っ取り早くこの図式を成立させるためには、摂取カロリーを減らすことを考える方が殆どでしょう。
しかし、上記でも述べたように食事の量が著しく不足するとストレスが溜まり、過食の大きな原因となってしまいます。
ダイエットで食事を制限する時は、栄養バランスを考えた上で行うことが大切です。
2.野菜不足によるもの
野菜には食物繊維を始め、ビタミンやミネラルなどダイエットの味方になってくれる栄養素が豊富に含まれていることからダイエット中は意識して摂るようにしたいもの。
ですが、食事の量を減らすとそれに応じて野菜が不足しがちになり、便秘や新陳代謝の低下などの原因になるようです。
3.たんぱく質不足によるもの
ダイエット中はお肉やお魚を控える方がいますが、これはNGです。
お肉やお魚に含まれるたんぱく質は筋肉を作る材料になるため、これが不足すると筋肉量が減り、代謝が落ちて返って太りやすい体になってしまいます。
4.水分不足によるもの
水を飲んでも太るから、と水分を摂るのを控える方がいますが、体のむくみは水分の過剰摂取というよりも塩分の摂り過ぎが原因と言われています。
むしろ水分が不足すると老廃物の排出が滞り、代謝が落ちて太りやすくなると言われています。

5.運動をまったくしない
食事を制限してカロリーを抑えても、元の食事に戻せばすぐにリバウンドしてしまいます。
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ダイエットを続けるためのコツは「脳」が関係?
ダイエットで食事制限をすると、必ずといっていいほど向き合わなければいけなくなるのがストレスです。
ダイエット中は、好きなものを好きなだけ食べていた環境から、好きなものを我慢しなければいけない状態になります。
それだけでも大いにストレスと言えますが、実はそのような気分的な問題だけではなく、体の中、特に脳の中ではそれまで豊富に送られてきた栄養素が不足する事態となるわけですから、危機的な状況と判断し「食べ物を摂取しなさい」と強烈な指令を送るようになります。
中でも、脳にとって唯一のエネルギー源となる糖質が不足すると、脳は必死になって「食べろ」と命令を出します。
いわば、これは生きるための本能に近い部分のため、いくらそれを意思で抑え込もうとしても限度があると言うわけです。
つまり、ダイエットを続けるためには脳をこのような状態にさせないことがとても大切なのです。
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ダイエットを続けるための対策や工夫は?
ダイエットを続けるために、まずは食べたものを毎日記録してみましょう。
自分ではそれほど食べていないと思っても、いざ書き出してみると思っている以上に食べ物を口にしていることがよくわかります。
また、言い方は少し厳しくなりますが、太っている人ほど自分が太っている自覚がないのも事実。
街を歩いた時にガラスに映った自分の姿を見ないふりしていませんか?
後ろ姿を写真に撮って、客観視してみるのも大切です。
ダイエットを続ける上で、実はこの客観視というのがとても重要になります。
自分を甘やかさず、他人から見ている目で見れるようになると、くじけそうになった時にきっと力になってくれるでしょう。
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ダイエットを習慣化させる3つのコツ
1.腹7~8分目を心掛ける
いきなり食事の量を減らすのではなく、まずはいつも食べている量の7~8分目を目指しましょう。
お腹を満腹にせず、少し余裕があるくらいで終わらせることで、摂取カロリーを楽に減らせるだけではなく、消化がよくなり、それまで胃腸に掛かっていた負担を減らすことができます。
また、よく噛んで食べることも大切です。
噛むことで唾液が分泌されると消化がさらによくなるだけではなく、満腹中枢が刺激され少量でもお腹がいっぱいになります。
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2.体重計に乗る
毎日体重計に乗る習慣を付けるだけで、ダイエットの結果は大きく変わると言われています。
食べ過ぎが数値によって一目瞭然となるため、次の食事に対して「食べたいもの」から「カロリーの少ないもの」へと意識を変えやすくなります。
4.寝る3~4時間前は何も食べない
寝る前に食べたものはそのまま脂肪として蓄積されます。
それは、例え一般的にはカロリーが少ないと言われているものでも変わりません。
そのため、寝る前は何も食べないのが正解。
どうしても食べたいものがある時は、日中に食べるようにしましょう。
寝る前にお腹が空いたらカロリーのない水やお茶を飲むようにしましょう。
もう少しお腹に溜まるものがよい・・という場合は炭酸水もお勧めですが、糖分の入ったものは避けるようにして下さい。
ダイエットが続かない人の特徴と理由!継続するためのコツは?のまとめ
ダイエットは、ただ「痩せたいから頑張る」と思っても、脳のメカニズムを把握していなかったり、自分でも無意識に行っている習慣を改めないことには長続きさせることができません。
しかし、逆を言えば、それらをきちんとわかっていれば、無理なくダイエットを続けることは可能というわけです。
ぜひ今日から、脳や体に負担のないやり方でダイエットを開始してみましょう。
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