痩せない理由【病気も?】と正しいダイエット法!筋トレは必須か!
食事制限や運動を一生懸命頑張っているのに、体重が減らない、見た目が変わらない。
このような悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか。
痩せないのは自分の努力が足りないからだと、さらに努力をしてみても結果は微妙・・。
これではダイエットを続けるモチベーションが保てませんよね。
実は、このような人には特徴があると言われており、むやみやたらに食事制限や運動をしても痩せにくいこともあるそう。
ストレスや睡眠、更年期と言った、一見ダイエットに関係がなさそうなことが痩せられない原因となっている可能性もあるため、ダイエットをしても思うように痩せない人は、一旦立ち止まって原因を突き止めてみるのがよいでしょう。
また、運動と言っても有酸素運動ではなく筋トレなら効果は変わるのか、疑問に思っている方も多いでしょう。
今回は、このようなお悩みの解決策を探す内容となっています。
痩せない人の特徴は?
一生懸命ダイエットをしても痩せないのは辛いことですが、一方で痩せない原因が自ら行っている習慣にある場合もあります。
では、ダイエットをしても痩せない人には、どのような特徴があるのでしょうか。
食べていないつもりが食べている
食事はしっかりカロリーを管理していても、テレビを見ながら、仕事や家事、育児などの合間に、つい「少しだけ・・」と思って食べてはいないでしょうか。
このような“ながら食べ”は、食事をしたという意識はないながらも、一日で考えると相当のカロリーを摂っていることが多いです。
低カロリーの食品はいくら食べても太らないと思っている
カロリーが低い食品は、一般的な量であれば摂取カロリーを抑えることができるのでダイエットに役立ちます。
しかし、いくら低カロリーであってもたくさん食べてしまえば、摂取カロリーは増えてしまいます。
運動不足
運動不足は筋力低下を招き、基礎代謝を下げてしまいます。
基礎代謝が低い人は、高い人と比べて太りやすいと言われています。
便秘
便秘になると細胞の働きが弱くなり、新陳代謝を低下させてしまいます。
頑張りすぎ
目標を高く持ちすぎてしまい、そこに向かってストイックにやり過ぎてしまうと、ストレスがかかりやすくなって結果としてダイエットに失敗しやすくなります。
短期間で痩せようと思っている
1ヵ月で10㎏減量!1週間で5㎏痩せる!など、短期間で一気に痩せようとする人は、極端な食事制限や運動によってストレスが溜まりやすくなってしまい、返ってダイエットに失敗してしまいます。
運動をすれば痩せると思っている
ちょっとくらい食べても運動すればすぐ痩せると思っている人は、以外と多くいるようです。
しかし、実際には1時間のランニングで減らせるカロリーはお茶碗一杯のご飯に満たないため、運動による消費カロリーを期待しすぎているとダイエットに失敗しやすくなります。
自分にご褒美をあげる習慣がある
仕事を頑張ったから、家事や育児を一生懸命にしているからと、たまに自分にご褒美としてスイーツを食べることは悪いことではありませんが、それが頻繁になるとカロリーの摂り過ぎになってしまいます。
体のラインが出ない服を好む
チュニックやオーバーサイズのTシャツなど、体のラインが出ない服を好んで着ていると、だんだんと自分のカラダに無頓着になり、太っていても気にならなくなってしまいます。
そもそも太っていない
十分痩せている人は、ダイエットをしても痩せられない場合があります。

痩せない理由にストレスもある?
ストレスと肥満には密接な関係があると言われており、ストレスによって自律神経が乱れると、食事で摂取した栄養が上手くエネルギーに変換されなくなるため、食欲を増してカロリーを摂取しようとしてしまいます。
また、ストレスを感じた時に好きな物を好きなだけ食べることで、ストレスを解消する方は多いですが、日々小さいストレスは感じているため、その都度食べ過ぎていると、やがて食べ過ぎている自覚が薄くなってしまい、ストレスを解消する目的以外にも食べ過ぎてしまいやすくなります。
ストレスを感じてドカ食いをすると、脳からセロトニンというホルモンが分泌され、それが多幸感へと繋がります。
しかし、これを常に行ってしまうと、過食でしかストレスを解消できなくなってしまうのです。
セロトニンは、日の光を浴びる、散歩や運動、趣味を楽しむ、リズム運動(同じ動作を繰り返す)などでも分泌されやすくなるので、ストレス太りが懸念される時はストレスの解消方法を考え直してみるのがよいでしょう。
参照サイト:ストレスも代謝を下げるって本当?
https://www.skincare-univ.com/article/014448/
ストレスで太るは本当だった!ストレス過食の恐ろしいメカニズム
https://health.goo.ne.jp/news/10113
痩せない理由に更年期も?
更年期障害とは、卵巣機能が低下することで起こる心身の不調を指します。
更年期障害が起こりやすくなるのは、一般的に40代半ばから50代半ばと言われており、この時期を更年期と呼んでいます。
ダイエットをしても思うように痩せない場合、もし、更年期に差し掛かる年齢であれば、その原因は更年期にあるかも知れません。
というのも、更年期になると女性ホルモンのエストロゲンの分泌が低下し、ホルモンバランスが崩れやすくなります。
ホルモンバランスは自律神経と関係しているので、ストレス太りと同じような状況に陥るというわけです。
また、エストロゲンはコレステロールや中性脂肪の代謝に関わっているため、分泌量が減ることでこれらが溜まりやすくなることも、更年期に太りやすくなる原因と言えるでしょう。
痩せない理由に睡眠も?
睡眠不足は、集中力の低下や疲労感に繋がるだけではなく、ダイエットにも関係しています。
一般的に、睡眠時間を削り、その分日中に活動量を増やせばカロリーの消費に繋がって痩せられると考えられがちですが、睡眠不足になると食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌量が減り、代わりに食欲を高めるグレリンというホルモンの分泌量が増えます。
夜遅くまで起きていると、夕食をしっかり食べたにも関わらずお腹が空いてしまうのは、グレリンの作用によるもの。
つまり、睡眠時間が少ないとそれだけグレリンの分泌量が増えるため、食欲が高まって食べ過ぎてしまい、肥満の原因になるのです。
参照サイト: 睡眠と生活習慣病との深い関係
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-008.html
痩せない理由に病気の可能性もある?
明らかに食べる量が少ないのに太る場合は、病気が原因の可能性もあります。
特に女性に多い甲状腺異常は、疲れやすい、無気力など、更年期のような症状が出るため、年齢的に「更年期だろう」と思い込んでしまいがちです。
ダイエットで食事制限を行う方は多いと思いますが、極端に量を減らしているのに太る、食欲が低下して食事をあまりとらなくても太るなどの時は、甲状腺異常が原因と考えられます。
甲状腺異常ではこの他に、むくみや皮膚の乾燥、便秘、月経量が増えるなどの症状が現れることもあるので、体調が優れない時はダイエットを中止し、すぐに病院で診てもらうようにしましょう。
参照サイト: 女性に多い“甲状腺の病気”どんな症状があれば疑った方がいいの?
https://women.benesse.ne.jp/healthcare/pc/static/calendar/calendar59_02.html
痩せる為の正しいダイエット方法は?筋トレは必須?
ダイエットで運動を行う場合、多くの方は脂肪燃焼効果が期待できる有酸素運動を選ぶのではないでしょうか。
しかし、いくら有酸素運動で脂肪を燃焼しても、元々が太りやすい体質だと、すぐに脂肪がついてしまいます。
痩せるためには、今ある脂肪を落とすだけではなく、痩せやすい体質を作ることが大切で、それには筋トレが必要となります。
筋トレは筋肉を増やして基礎代謝を上げて痩せやすい体質を作るだけではなく、脂肪の分解を促してくれるので、有酸素運動と組み合わせることで脂肪燃焼効率を上げる効果も期待できます。
痩せない人の特徴はコレ!ストレスや睡眠・更年期も影響する?のまとめ
ダイエットをしても痩せないと悩んでいる人は、痩せない人の特徴を見て自分に当てはまるものがないか確認してみましょう。
該当がなければ、ストレスや睡眠、更年期など自分では思ってもいなかったことが原因で、痩せられない可能性があります。
特に病気が原因の場合は、診断が遅れると病気が進行してしまう恐れがあるため、体調不良があったら必ず病院で診てもらうようにしましょう。
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