失敗しない朝食抜きダイエットのやり方!
朝食抜きはつらいという人がいる一方で、朝食べると眠くなってしまい仕事に集中できないという人もいます。
むしろ、朝食抜きの方が体調がよいという声もあるようです。
そのような場合は、朝食向きダイエットが向いているかも知れませんね。
ダイエットで食事制限をしたくても、昼食や夕食は付き合いも多くて思うようにできないという方は、朝食抜きダイエットなら始めやすいというメリットもあります。
そこで今回は、朝食抜きダイエットについて調べてみました。
朝食抜きダイエットのやり方や効果はもちろんのこと、痩せた人の口コミなども集めてみました。
朝食抜きダイエットの効果
1日3食食べるのが基本とされる食生活ですが、中には「食べたと思ったらすぐまた食事で、正直胃腸の休まる時がない」と感じている人も多いのではないでしょうか。
現代人は過食気味と言われており、それゆえに常に胃や腸は消化や吸収のために働いているため、体内の酵素が消化に使われて代謝まで行き届いていないと言われています。
代謝が落ちると当然ながら太りやすくなってしまうため、限りある酵素を代謝へと回すためには、消化にかかる分を抑える必要がありますが、朝食を抜くことで長い時間胃腸を休めることができるので、代謝がアップして痩せやすい体を作ることができると言われています。
また、きちんと休むことで胃腸の本来の働きを取り戻し、老廃物の排出が促進されることでも、代謝を上げることができると言われています。
失敗しない朝食抜きダイエットのやり方
朝食を抜くと、空腹感が強くなって、どうしても昼食や夕食を食べ過ぎてしまう傾向にあります。
しかし、いくら朝食でカロリーを摂らなくても、昼食や夕食に高カロリーの食事をしてしまえば、一日の総摂取カロリーは高くなってしまい、痩せることはできません。
また、長い時間お腹が空いていると血糖値が下がっているため、いきなり糖質の多い食事をすると血糖値が一気に上がってしまいます。
血糖値の急激な上昇はその後、急激な降下を招き、強い空腹感となって現れるので、食欲をコントロールするのが難しくなります。
そのため、昼食や夕食に何を食べるかがとても重要になります。
カロリーを極端に抑える必要がありませんが、食事の最初には血糖値を上げにくい食物繊維を多く含んだ野菜やきのこ、海藻などを食べることをお勧めします。
それによって、ご飯やパンなど糖質を含む物を食べても、血糖値の上昇が緩やかになるため、食後にお腹が空いてストレスになるのを防ぐことができます。
朝食抜きダイエットのポイント
朝食抜きと言っても、前日の夕食が0時近くであれば、次の食事となる昼食(仮に12時に食べるとした場合)まで12時間程度しか時間が空かないことになります。
朝食抜きダイエットでは、前日の夕食から翌日の昼食まで18時間ほど空けるのがよいと言われています。
そのため、昼食を12時に摂るとしたら、前日の夕食は18時に済ませるのが理想となります。
これは、18時間時間を空けることで、胃腸がしっかりと休めるからです。
しかし、仕事をしている方などは退社時間が18時近くになることが多いため、18時に夕食を摂るのが難しい場合もありますよね。
そのようなケースでは、朝食までの時間が16時間前後でもよいとの見方もあるので、前日の夕食は20時頃まで終わらせ、翌日の昼食は12時~13時に摂るようにするとよいでしょう。

朝食抜きダイエットの注意点
朝食を抜くと、脳に必要な糖分が摂取できないため、集中力や記憶力の低下が起こりやすくなると言われています。
朝食抜きダイエットを始めて、仕事や日常生活に支障が現れた場合は、すぐに止めるようにしましょう。
また、朝食を食べることで朝のスイッチが入っていた人は、朝食を抜くと体内時計が狂い、自律神経に乱れが生じることがあります。
自律神経が乱れると、食欲不振や頭痛、めまいなどの症状や、うつ、気分の落ち込みなどが起こることがあります。
そのため、朝食抜きは自分の体調や体質と合わせて、慎重に行う必要があると言えるでしょう。
なお、朝食は抜いても水分は摂ることが大事です。
食事では食物の栄養の他に水分も摂っていますが、朝食を抜くことで必要な水分を摂取できなくなります。
水やお茶、炭酸水などの好きな飲み物を摂ってもよいですが、ジュースや炭酸飲料は糖質が多く含まれているので避けた方がよいでしょう。
朝食抜きダイエットで痩せた人の口コミは?
・昼は自家製のお弁当、夜はお腹が減っているので食べたい分だけ食べますが、それでも痩せます。夜たっぷり食べるせいか朝はお腹が空くこともなく、これまでに3㎏痩せました。朝食抜きダイエットはその人の生活リズムなどによって合う、合わないがあると思いますが、私にはとても合っていると思います。
・朝食は食べないといけないと思いこんでいましたが、朝食を抜いても少し空腹を感じる程度でそこまできついわけではありませんでした。それよりも食べる量は減ったのにお通じがよくなったことに驚いています。体重も順調に落ちてきているのでしばらく続けたいと思っています。
・朝食を抜くと午前中お腹がぐーぐーと鳴りますが、慣れてくるとそれも気になりません。私は半年で10㎏も痩せたので、これまでの食事がいかに食べ過ぎていたかと反省しました。
・朝はコーヒーや白湯、お茶などの飲み物だけを摂っています。昼食は野菜や果物などを中心にスープを摂ることが多く、夜は好きなものを好きなだけで食べてお酒も飲んでいます。このような感じですが、着実に減量しています。そこまで急激に体重が変わるわけではありませんが、その方が体調不良の心配もなく、リバウンドの不安もなく気長に続けることができます。
・朝食に野菜や果物のジュースを飲んで、昼食、夕食は普通に食べていますが、ズボンのサイズが2つも落ちました。自分にとっては気軽に取り入れられて効果が出やすいので、向いているダイエットだと思います。
朝食抜きダイエットとは?
朝食抜きダイエットとは、朝食を抜くダイエット方法になります。
消費カロリーが摂取カロリーを上回ると、脂肪の燃焼が促進されてダイエットが成功しやすくなるため、食事制限を伴うダイエットが数多く存在しますが、一日の摂取カロリーを細かく計算しながら食事をするのは思っている以上に面倒なもの。
そのため、ダイエットが続かずに挫折してしまう人が多いのですが、食事抜きなら面倒な計算なく摂取カロリーを抑えることができます。
朝食以外にも、昼食抜き、夕食抜きというダイエット方法もありますが、アンケートによると朝は時間がないため朝食は食べないという人が多いため、他の食事を抜くよりも朝食抜きは比較的取り入れやすいタイミングではないかと思います。
まとめ
朝食抜きダイエットは、元々朝食を食べない習慣だった人や、食べても少量だった人は比較的つらい思いをせずに取り組めるダイエットのようです。
反対に3食食べないとストレスが溜まる人は、朝食抜きダイエットは不向きと言えるでしょう。
無理に朝食を抜いてしまうと、ストレスが溜まってドカ食いの原因になるだけではなく、体調不良を起こす恐れもあるので注意が必要です。
自分に合ったダイエット方法なのか、見極めをきちんとした上で始めるのがよいでしょう。
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