正月太りの原因と解消するダイエット方法!
クリスマスから年越しにかけて、ケーキにお肉、おそばにおせちと、美味しいものを食べる日が続きますよね。
また、年末年始をずっと忙しく過ごすこともあって、正月明けはどこへも行かず、自宅のコタツでみかんを食べながらテレビを見て過ごすのが幸せ・・という方も多いと思いますが、食べて動かない生活を続けていると、当然ツケとして回ってくるのが「目も当てられないような体重増加」です。
いわゆる、正月太りと言われるものですが、女性の7割の方が正月太りの経験があると言われています。
毎年、わかってはいるけれど繰り返してしまう正月太りですが、実は原因は食べ過ぎだけではないようです。
そこでここでは、正月太りの原因を調べるとともに、予防法やダイエット方法もご紹介したいと思います。
正月太りの原因は?
正月太りは、その前から続くクリスマスや忘年会といったイベントも大きく関係しています。
この時期は、毎日のように美味しいものを食べますし、お酒を飲む機会も増えてしまうことから、どうしてもカロリーを過剰摂取してしまいがちです。
しかし、正月太りには単に食べる量が増えることが原因ではありません。
特に正月に欠かせないおせち料理は、保存食としての側面もあるため塩分が多く使われています。
塩分をたくさん摂取すると、血液の濃度を薄めようと体内に水分を保持しようとするため、むくみが生じます。
このことから、正月太りの原因は食べ過ぎによるものと、むくみによるものが考えられます。
正月太りにならないように予防するには?
正月太りを予防する一番の方法は「食べ過ぎないこと」です。
しかし、友人達とのクリスマスパーティーや年末年始の身内・親戚での集まりの際、料理に手をつけないというのはその場を白けさせてしまいますよね。
そこでおすすめなのが、「食べるものを選ぶ」方法です。
おせち料理なら、豆や昆布、豆腐などカロリーの低いものを中心に食べると、多少量を食べても太ることはありません。
逆にカロリーが高いのは、お餅や栗きんとん、揚げ物などですが、せっかくの華やかな席ですからこれらも食べたいと思いますよね。
そのような時は、最初に食べてしまうと血糖値が跳ね上がり太る原因となるため、野菜など血糖値を急に上げないものを食べた後に摂るとよいでしょう。
正月太りを効果的に解消する5つのコツ
食事に気を付けていても、結局お腹が一回り大きくなった気がする・・。
正月太りを感じたら、早めに対処して解消してしまいましょう。
ここでは、正月太りを効果的に解消する5つのコツをご紹介します。
1.小さめのお弁当にし、なるべく玄米を使う
玄米はよく噛んで食べる必要があるため少量でも満腹感を得やすく、また体を温める作用があることから、正月太りの解消に効果があります。
2.夜は体を温める食べ物中心にする
冷たいものを食べて体が冷えると、血行不良を起こし老廃物を溜めてしまうため、むくみを悪化させてしまいます。
むくみを解消するには、温かいものを積極的に食べるとよいでしょう。
3.お茶はハーブティーに置き換える
ハーブティーには、いわゆるデトックス効果があるものが多く、老廃物を排出し便秘を解消してくれます。
また、イライラを鎮める作用があるものなら、食べ過ぎによるストレスからくる暴飲暴食を抑えてくれる効果も期待できます。
4.むくみの原因となる塩分を控え食事を改善する
年末から年始に掛けて気温が低くなると、本能的に脂っこいものや塩分の濃いものを食べたくなるものです。
適量を摂取する分には問題ありませんが、一方で過剰に摂取するとむくみの原因となってしまいます。
日本人は塩分過多の食生活を送っていると言われていることから、塩分に気を配った食事を行うようにしましょう。
5.食物繊維を豊富に含む食べ物を最初に食べる
おせち料理なら、ごぼうや黒豆、煮しめのしいたけなどを最初に食べると食物繊維がたっぷり含まれています。
食物繊維の豊富な食べ物を最初に食べると、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるので、食事をしても太りにくくなります。
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正月太りに有効なダイエット方法は?
正月太りで困ってしまったら、ダイエットを行いましょう。
ここでは、簡単にできて効果の高いダイエット方法をご紹介します。
生姜ダイエット
生姜にはジンゲロール・ショウガオールという血管の拡張・血流を促進する働きに優れた成分が含まれています。これにより、老廃物が排出され便秘の解消が期待できます。
なお、生姜を温めて摂ることで効果が高まりますので、すりおろしたものを紅茶やハーブティー、スープなどに入れて飲むのがよいでしょう。

骨盤を意識したストレッチ
骨盤が開いていると余分な脂肪がつきやすくなってしまいますし、内臓が下がって基礎代謝が低下し太りやすい体質になってしまいます。
このため、骨盤の引き締めを意識したストレッチを行うと、代謝が上がり痩せやすい体になります。
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脂肪燃焼エクササイズ
カロリーを消費しようと運動を行う方も多いと思いますが、ただやみくもに動いていても脂肪を燃やすことはできません。
そこで、脂肪燃焼にスポットをあてたエクササイズを行うことで、効率的に脂肪を燃焼しましょう。
食事制限を交えた「置き換えダイエット」
食べ過ぎてしまった翌日の朝は、食事の量を調整しましょう。
おすすめなのが、置き換えによるダイエット方法です。
置き換えとは、朝・昼・夜のどれか1食ないし2食を、ダイエット効果の高い食べ物のみ摂る方法です。
中でもグリーンスムージーは、野菜や果物のビタミンやミネラル、酵素を多く含むため、置き換えダイエットとして広く普及しています。
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お風呂で皮下脂肪をマッサージ
むくみを放置していると、溜まった老廃物と脂肪が結びついてセルライトを作ります。セルライトは脂肪よりも固く燃えにくいのが特徴で、一度ついたらなかなか落ちません。
しかし、お風呂の中で揉むようにマッサージを繰り返すことで、セルライトはやわらかくなりますので、セルライトがすでにある方は勿論ですが、セルライトを防止するためにも習慣にして行いましょう。
正月太りを解消するおすすめの運動とそのやり方!
①床に横向きになり、下になった手で体を支えるようにして体を床から離します。
②下になった足を持ち上げ、下ろす動作を繰り返します。
③反対側も同様に行います。
④両手と両足のつま先を床につけ、腕立て伏せの姿勢になったら、足を交互に曲げながら体を左右に捻ります。
⑤次に、腕立て伏せの姿勢から両足を胸に近づけます。
このまま真上にジャンプすると「バーピー」という運動になりますが、ここでは立ち上がらず、胸に近づけた足を再び腕立て伏せの姿勢に戻して腕立て伏せを行い、この動作を繰り返します。
⑥腕立て伏せの姿勢から、片足の膝を肘に近づけ、その体勢のままで腕立て伏せを行います。
⑦床に仰向けになり、自転車を漕ぐ要領で足を交互に回します。
この時、手も同時に回します。
⑧腕立て伏せの姿勢になり、片足の膝を90度に曲げ、その足を横に開きます。
そこから逆に捩じります。
⑨反対側も同様に行います。
⑩両足を開いて立ち、膝を曲げてスクワットを行います。
両手は膝の横につけ、体は伸び切らずに狭い範囲を上下に動くイメージでスクワットを行いましょう。
⑪床に仰向けになり、左足の膝と右手の肘、右足の膝と左手の肘をお腹の上で交互に近づけます。
⑫最後にもう一度自転車を漕ぐように両足と両手を動かして終了です。
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正月太りを解消するおすすめのダイエットレシピ3選!
お正月と言えば、毎日ご馳走を食べますよね。
しかし、いつもは食べない豪華なおせちや、家族&親戚を囲んでの食事はつい食べ過ぎてしまうもの。
食べ過ぎたな・・と思ったら、そろそろリセットをすることも大切です。
とは言え、食べ過ぎた胃や腸をリセットするには、どのようなメニューを食べたらいいのでしょうか。
そこでここでは、正月太りを解消するお勧めのダイエットレシピをご紹介したいと思います。
お正月太り解消!大根おろし&ひきわり納豆
ひきわり納豆は付属のタレを入れてよくかき混ぜておきます。
大根おろしを作り、皿や器に盛ったらその上に混ぜたひきわり納豆をのせ、お好みで醤油、ごまなどをトッピングしたら完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/3604561
ダイエットに!きのこ豆腐グラタン
お好みのきのこをフライパンで炒め、塩こしょうで味付けをして、ツナ缶を加えて混ぜておきます。
フードプロセッサーにかけた豆腐を鍋に移し、そこに粉チーズ、コンソメ、塩こしょうを入れて火を付け、コンソメが溶けたら火を止めます。
グラタン皿に炒めたきのこをのせ、その上に豆腐クリームをかけ、最後にチーズをのせて焼いたら完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/2974583
【正月太り解消】しらたきの焼きそば
したらきは食べやすい長さにカットし、熱湯で茹でて臭みを抜き、水に晒した後、水気を切っておき、フライパンでからいりします。
しらたきを端に寄せ、オリーブオイルを入れてえびを炒めます。
えびに火が通ってきたら、食べやすい大きさにカットしたにんじん、玉ねぎ、さやえんどうを入れてさらに炒めます。
ウスターソースを入れて炒め、塩こしょうで味を調えて完成です。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/3567366
正月太り解消ダイエットで体重をリセットするコツ!のまとめ
年末年始は大切な人と大切な時を過ごす場ですから、美味しいものを「美味しいね」と言い合って食べたいですよね。
しかし、気持ちに任せて食べていたら、その後に待っているのは正月太りです。
そうならないためにもその場を十分に楽しみつつ、予防や解消法を行って、正月太りのないお正月をお過ごし下さい。
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