リバウンドしないファスティングダイエット方法【酵素・ヨーグルト・野菜ジュース】
ここ数年の間、女性を中心に高い支持を受け続けているダイエット方法があります。
それは、ファスティングダイエットです。
ファスティングダイエットとは、決められた数日間のみ食事を断つものなのですが、固形物を摂らないことでダイエットは勿論のこと、体にとって様々なよい効果があることから、芸能人の方もこぞって行っていると言われています。
しかし、食事をしないダイエットを行うとリバウンドが心配という声もよく聞かれますよね。
そこで今回は、リバウンドをしないファスティングダイエットの方法を調べてみました。
ファスティングダイエットとは?
ファスティングダイエットのファスティングとは、英語のfast(断食する、絶食する)からきている言葉で、断食、絶食という意味があります。
断食や絶食には古くから宗教的な意味合いがあったり、ヨガでは精神統一の方法として取り入れられていますが、近年は健康面から見ても一定の効果があることがわかり、盛んに研究が進められている分野です。
とは言え、今回ご紹介するファスティングダイエットでは、完全に食事の摂取を断つわけではなく、体に必要な栄養は摂取しつつ、ファスティングで得られるダイエット効果を生かす狙いがあります。
ファスティングダイエットの効果
食事を断つということは、おのずと摂取カロリーが減るためダイエットに役立つというのはわかりますが、実はファスティングにはそれ以外にも様々な効果があると言われています。
では、ファスティングをすることによって、どのような効果があるのでしょうか。
1.胃腸が休まる
一日3食の他に、間食を行なっている食生活では、消化器官である胃腸はなかなか休まることがありません。
しかし、ファスティングによって食べ物の摂取量が減ると、胃腸がしっかりと休むことができます。
2.代謝が上がる
胃腸が休まると、それまで消化に使われていたエネルギーが細胞の再生や修復に使われるようになり、代謝が活発になって痩せやすい体質に変わります。
3.免疫力が上がる
腸に溜まった老廃物や有害物質の排出が促されることで、免疫力がアップします。
アレルギーのある方は、症状が改善・緩和することもあるようです。
4.感覚が敏感になる
風邪やインフルエンザなどで寝込み、殆ど食事が摂れなかった後に食べるおかゆや味噌汁は、いつもと同じものでも味が違って感じることがありますよね。
このように、食事を断つことで味覚が敏感になることは勿論ですが、聴覚や視覚などの五感も研ぎ澄まされると言われています。
ファスティングダイエットの正しいやり方
ファスティングダイエットには、主に2通りの方法があります。
①毎日、寝る4時間前から何も食べない状態を作り、睡眠時間を含めた12時間は食べ物を摂取しない方法。
②1~3日の短期集中法で、決めた期間内は水と酵素ジュースのみで過ごす方法。
自分の生活パターンに合った方法を選ぶことが大切ですが、アスリートや芸能人の方が多く行っているのは②の方法です。
女優の米倉涼子さんや、歌手の安室奈美恵さん、EXILEのATSUSHIさん、メジャーリーガーのダルビッシュ有さんなど、そうそうたる方がこのファスティングダイエットを実践しているようです。
酵素ファスティングダイエット方法
酵素ドリンクを使った酵素ファスティングダイエットの方法をご紹介します。
①ファスティングを開始する一週間前から、野菜や海藻、豆腐といった和食中心の食事を心掛け、高カロリーな食事はなるべく控えるようにします。
②前日の夕食は、早めの時間帯に済ませ、軽めの食事を行います。
③ファスティングダイエットを行っている期間中は、水と酵素ドリンクのみの摂取になります。
酵素ドリンクは朝・昼・夜の食事のタイミングにこだわる必要はなく、3時間くらい時間を空けて飲んでも構いません。
水分を多く摂るように意識し、ダイエット期間中は体力の消耗が激しい運動は控えるようにして下さい。
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ヨーグルトファスティングダイエットのやり方
ファスティングとは断食のことを言います。
断食は通常、期間中に摂取できるのは水のみとなっていますが、ダイエットとして行う場合は栄養不足にならないように酵素ドリンクなどを飲んで行うのが一般的です。
つまり、ヨーグルトファスティングダイエットは、酵素ドリンクをヨーグルトに置き換えて行うプチ断食ダイエット、と言うことになります。
ヨーグルトファスティングダイエットは3日間行い、その期間の食事は次のように決まっています。
●1日目
朝食、昼食、夕食は、ヨーグルト100gと、豆乳もしくは100%野菜ジュースを200~400ml
●2日目
朝食、昼食は1日目と同じ。
夕食はおかゆ(茶碗一杯)と味噌汁(具なし、味薄め)を摂ります。
●3日目
朝食はおかゆ(茶碗一杯)と味噌汁(具なし、味薄め)。
昼食からは普段通りの食事でよい。
野菜ジュースファスティングダイエットのやり方
野菜ジュースファスティングダイエットとは、酵素ドリンクなどを利用して行うファスティングダイエット(プチ断食)を野菜ジュースで行うものです。
断食によって得られる効果は、摂取カロリーを抑えることだけではなく、固形物を摂らないことで胃や腸の働きを休め、消化などに使っていたエネルギーを代謝に活用するのが狙いとなります。
野菜ジュースは飲み物なので、消化や吸収のために胃や腸が働きすぎることなく、野菜の栄養を摂ることができるため、ファスティングダイエットではよく用いられます。
では、野菜ジュースファスティングダイエットは、どのようにして行うのでしょうか。
ここでは、そのやり方についてご紹介したいと思います。
野菜ジュースファスティングダイエットは、3日間という決められた期間で行います。
固形物を摂らないため、体調に変化などが起きてもすぐに対処ができるよう、仕事などのない週末の3日間を使うのがよいでしょう。
まず、1日目は半断食という形で始めます。
朝食と昼食はいつものメニューで構いませんが、量を半分にしたり消化しやすいものを選ぶなど、なるべく胃や腸に負担の掛からないものを食べ、夕食から本格的にダイエットがスタートして野菜ジュースのみとなります。
2日目は朝食、昼食、夕食すべては野菜ジュースのみ、そして3日目は朝食のみ野菜ジュースにして、昼食から通常の食事に戻します。
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ファスティングダイエットを成功させるポイントは?
ファスティングダイエットは、ダイエット期間中よりもむしろ、ダイエットが終わってからの方が大事と言えます。
なぜなら、ファスティングダイエットで失敗してしまう方の多くは、ダイエット後の食事の摂り方に問題があるからです。
ファスティングダイエットは厳しい食事制限を行うダイエット方法です。
水以外は一切口にしない、と言った本格的な断食とは異なるものの、食事は栄養補給に留まるため、おおよそ空腹を満たすような量を食べられません。
当然ながらダイエット中は常にお腹が空いた状態となるため、ダイエットが終わった途端、ストレスを解消するためについ食べ過ぎてしまう方が多くなります。
しかし、これではせっかくダイエット中に落ちた体重もすぐに元に戻ってしまいます。
それどころか、栄養の吸収がよい状態になっているため、少し食べ過ぎただけでも脂肪が付きやすくなってリバウンドしてしまうのです。
このような事態を避けるためには、回復食と呼ばれるファスティングダイエット後の食事の摂り方が大切。
ファスティングダイエット後は、すぐに普段の食事に戻すのではなく、まずはスープや味噌汁などを摂るようにしましょう。
そして、次の食事では具入りの味噌汁や温野菜を少量など摂り、少しずつ食事を元に戻すことで、余分な栄養の吸収を防いでダイエット後のリバウンドを回避することができます。
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ファスティングダイエットでリバウンドしない回復食のポイント!
1~3日間のファスティングダイエットが終わったら、すぐにアレコレ好きなものを食べたい!と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、それはNGです。
ファスティングダイエットでは、ダイエット後の食事、いわゆる回復食がとても大切と言われています。
お腹が空いているからと言って、お肉やケーキなど高カロリーなものを食べてしまっては、せっかくのダイエットが全て無駄になってしまいます。
回復食としてお勧めなのはおかゆです。
ただし、お腹いっぱいに食べるのではなく腹6~7分目で抑えておくのがよいでしょう。
おかゆが苦手という方は、味噌汁の汁だけでもよいでしょう。
この時、具は食べないようにして下さい。
まずはそれらで胃腸の機能を少しずつ回復させ、徐々に固形物を摂るようにしましょう。
ファスティングダイエットの注意点
ファスティングダイエットは、体調がよい日を選んで行うようにして下さい。
特に女性の場合、生理前は心身共に不安定な状態になりやすいため避けた方がよいでしょう。
また生理前は、ホルモンの働きで脂肪を溜めこみやすくなっていることから、生理後の痩せやすい時期に体調を見て行うのがお勧めです。
ファスティングダイエットの危険性は?
ファスティングダイエットとは、いわゆる「断食」のこと。
断食はインドなどでは昔から取り入れられていた健康法で、最近はヨガブームもあって日本でも世間一般的に浸透していることから、興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ダイエットにおけるファスティングは、「食事を一切しない」ことではありません。
食べなければ痩せるというのは当たり前のことですが、それよりもファスティングでは現代の食生活によって負担を強いられている内臓(主に胃や腸の消化器官)を休ませ、体内に溜まった余計なものを排出することで、本来の体の働きを取り戻し、代謝のよい体を作ることが目的となっています。
そのため、十分な知識もなく「とにかく食べなければいい」として、ファスティングダイエットを行うのは危険です。
ファスティングダイエットでは、体に必要な最低限の栄養は補給するようにしています。
ただしこの時、固形物を摂ると胃腸に負担になりやすいため、多くは水分で必要な栄養を補うことになります。
また、ファスティングダイエットは長く続けるものではなく、決められた期間のみ行うもの。
特に初めて行う場合は体が慣れていないこともあるので、半日や一日など、無理のない範囲で行って体に変調がないかどうか確認しながら行うことが大切になります。
これらのルールを無視してファスティングダイエットを行ってしまうと、空腹による強いストレスが掛かるだけではなく、栄養が足りなくなって体調不良や、筋肉の減少によるリバウンドなど健康を損ねる恐れがあるので注意しましょう。
ファスティングダイエットにおすすめの酵素ドリンク3選!
ファスティングダイエットでは、固形物の摂取を避け、飲み物にて必要な栄養を補うやり方が主流です。
その場合、ダイエット効果が期待できるとしてよく利用されるのが酵素ドリンク。
そこでここでは、ファスティングダイエットにお勧めの酵素ドリンクをご紹介したいと思います。
ベルタ酵素
酵素ドリンクは独特な味か香りがするものが多いため、いくらダイエットのためと言っても飲み続けることに抵抗を感じる人も少なくありません。
しかし、ベルタ酵素は飲みやすいピーチ味のためダイエットを続けやすいと好評になっています。
参考URL: http://belta-shop.jp/
毎日酵素
ダイエットによいと言われているココナッツ液を主原料に、15種類の天然素材を加えて発酵させた酵素ドリンクです。
他社の酵素ドリンクと比べて、カロリーが低いこともダイエットにお勧めの理由となっています。
参考URL: http://health.shoku-ichi.jp/diet.php?AC=af12
ベジライフ酵素液
タレント兼漫画家の浜田ブリトニーさんが、この酵素ドリンクを用いて置き換えダイエットを行い、見違えるような返信を遂げたことから、酵素ドリンクが一躍ダイエットによいとして有名になりました。
酵素ドリンクの代名詞的な存在となっています。
参考URL: http://wpets.jp/product/detail/474
ファスティングダイエットの口コミ
ファスティングダイエットに挑戦してみたいけれど、実際にどれくらいの効果が見込めるのかがわからないと、不安になってしまいますよね。
ダイエットには個人差があり、必ず同様の効果が現れるわけではありませんが、ファスティングダイエットを行った方の多くは「3日間で体重が落ちた!」と感じている場合が多いようです。
そのため、結婚式で急きょ3kg落としたいという方や、目標体重まであと2kgという方が実践していることが多いようですが、中には2~3ヶ月に一度ファスティングダイエットを行い、体調・体重管理を行っている方もいらっしゃいます。
また、ダイエット期間中はとにかく空腹感がつらかったという声も多いようですが、長く続けるわけではなく1日~3日という短い期間で終わらせることができることも、ダイエットを続けるモチベーションに繋がったようです。
ファスティングダイエットの効果的なやり方と口コミ!のまとめ
ファスティングダイエット後、外食をすると味付けが濃く感じるようになって自炊することが増えたという方や、食材の持つ本来の味を美味しいと感じるようになり、余計な味付けは行わなくなったという方がいらっしゃいます。
このようなことから、ファスティングダイエットは、体重を落とすダイエット方法であると同時に、飽食と言われる今の時代において本当の〝食〟とは何かを考え直すよい切っ掛けとなるものと言われています。
是非、正しいやり方でファスティングを行って、心身をしっかりと休めてみてはいかがでしょうか。
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