もち麦ダイエットのやり方と口コミ体験談!痩せない場合の対処法は?
麦ご飯を懐かしいと感じる方がいる一方、今まで一度も食べたことがないという方も多いのではないでしょうか。
白米が主流となったことで、すっかりと食卓から姿を消した形となった麦ご飯ですが、ここ最近は改めてその栄養価の高さが見直されています。
中でも〝もち麦〟は、麦(大麦)の中でももちもちとして食べやすいのが特徴なことから、連日品売れ状態が続くほどの大人気となっています。
今回は、そのもち麦を使ったもち麦ダイエットをご紹介したいと思います。
白米をもち麦ご飯に変えるだけの簡単ダイエットながら、その効果は驚くほどてきめん。
これを知らずにいたら・・・もったいないですよ!
もち麦ダイエットとは?
もち麦ダイエットとは、1日3食のうちの2食を、もち麦を混ぜたもち麦ご飯に変えるダイエット方法です。
もち麦は、白米に比べて独特な味や香り、食感がすることから、もち麦の割合が多過ぎると食べづらさを感じるかも知れませんが、もち麦ダイエットでは白米7に対しもち麦を3にするだけでOKなので、どなたでも簡単に始めることができると思います。
また、主食のご飯をもち麦ご飯に変えるだけなので、その他の食事制限がないことも、挫折や失敗なく行えるダイエット方法だと言えます。
もち麦の栄養やカロリーと効果!
もち麦は、白米と比べて20倍もの食物繊維を含んでいることから、腸内環境を整え便秘解消に効果があると言われています。
また、もち麦の食物繊維の中にはβグルカンという成分が含まれており、これにはガン細胞などを攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる働きがあることから、免疫力をアップし風邪などの感染症やアレルギーを予防する効果があると言われています。
この他にも、カルシウムやマグネシウムといったミネラル類や、老化を防止するポリフェノール、体の隅々にまで栄養や酸素を運ぶ血液を作るために欠かせない鉄分などが多く含まれていることから、美肌や美髪効果があると考えられています。
なお、カロリーは150gあたり198㎉となっており、白米の252㎉と比べて54㎉ほど低くなっています。
10キロ痩せるダイエット方法!食事や運動のベストバランスは?
もち麦はなぜダイエットに効果的なのか?お腹の脂肪も痩せるの?
炭水化物や甘いものを摂り過ぎると太りやすい、というのはもはや誰もが知る常識ですよね。
私達の体は、血糖値が上がると膵臓からインスリンというホルモン物質が分泌されるのですが、インスリンは血中の糖を体中の細胞に届ける役割を担っており、これ自体は正常な働きと言えます。
しかし、炭水化物や甘いもののように血糖値が急激に上がる食品を摂ると、インスリンの分泌量が増え、今度は余った糖を脂肪として蓄積してしまうという役割も持っています。
このようなことから、食事の際はなるべく血糖値を急激に上げないことが肥満を防止する上で有効とされ、もち麦も血糖値が急に上がらない食品の一つとなっています。
また、もち麦はそれ自体が血糖値を上げないだけではなく、一緒に摂ったものの消化や吸収を穏やかにすることから、食事に取り入れることで脂肪が溜まるのを防いでくれるのです。
さらに、もち麦は便秘を解消する効果もあることから、ぽっこりと出ていた下腹を凹ませる効果も期待できます。
お腹痩せダイエット即効で効果のある方法【運動・腹筋・ストレッチ】
もち麦ダイエットのやり方
もち麦ダイエットは、1日3食のうちの2食をもち麦ごはんに変えるダイエットです。
この時、朝食と昼食にもち麦ご飯を食べるのがよいと言われており、一回に食べる量も一膳が適量でしょう。
白米7:もち麦3が食べやすい配合ですが、もち麦の味に慣れた方は5:5で食べても問題ありません。
また、ご飯として食べるのではなくサラダやスープのトッピングとして摂ってもよいでしょう。
もし、どうしてももち麦ご飯を1日1食にしたいという場合は、朝食にして下さい。
これは、セカンドミール効果といって、もち麦には実際にもち麦を食べた時だけではなく、その後も血糖値を抑える働きが持続するためです。
そのようなことから、朝食にもち麦ご飯を食べることで、昼食や夕食にもち麦を食べなくても作用が継続し、痩せやすくなると考えられます。
もち麦ダイエットの注意点やポイント
もち麦ダイエットは、もち麦が主食の食事を一日1~2回ほど行うダイエット方法です。
もち麦だけを食べるのではなく、あくまでも主食に置き換えなので食事を我慢する必要がなく、ストレスのないダイエット方法と言われています。
白米に比べて食物繊維が多く、カロリーが低いので、差し替えるだけでダイエット効果が得られる、というわけです。
しかし、もち麦は味や香りに特徴があるため、主食を全てもち麦に変えてしまうと長続きしません。
もち麦ダイエットは数日で完結するダイエット方法ではなく、長期間行う必要があるため、味に慣れないことには続けることができません。
そのような場合は、まず白米7:もち麦3の割合で炊飯して、それを主食にしてみましょう。
その味に慣れてきたら、白米5:もち麦5へと逝こうします。
なお、ダイエット効果が高いのは白米5:もち麦5の割合だそうです。
無理して100%もち麦を主食することはないので、最初は慣れるように徐々にその割合を増やしてみましょう。
リバウンドはないの?置き換えダイエットの効果とやり方や口コミ!
もち麦ごはんの美味しい炊き方
もち麦ご飯を炊く時は、白米7に対しもち麦3が理想。
白米が3合なら、もち麦は50gとなります。
まず、白米3合を洗い水加減を調節したら、そこにもち麦50gを入れ、水は通常の水加減プラスもち麦の2倍(この場合なら100ml)を足して、あとは炊飯器にお任せするだけ。
水加減だけが少し気を遣いますが、簡単に美味しいもち麦ご飯を炊くことができます。
また、もち麦だけをお湯がたっぷり入った鍋で15分ほど茹で、ざるに上げて水切りしたものを小分けに冷凍しておくことで、使いたい時に料理のトッピングとして利用することもできます。
もち麦ダイエットおすすめのレシピ
もち麦は白米と一緒にご飯として食べる以外にも、様々な料理に活用することができます。
ここでは、特にダイエットにお勧めのレシピをご紹介したいと思います。

もち麦のヨーグルトパフェ
ヨーグルトに茹でたもち麦をトッピングするだけ。
ぷちぷちとした独特の食感がよいアクセントになります。
参考URL:https://cookpad.com/recipe/3792426
もち麦&たっぷり野菜のチョップドサラダ
たくさんの野菜にもち麦をプラスすることで、食べ応え十分のサラダになります。
彩りも綺麗で食欲をそそります。
参考URL:https://cookpad.com/recipe/3374020
もち麦ミネストローネ
野菜をもち麦とトマト缶で煮込むだけなので、別に茹でたり炊飯する手間がありません。
スープなのに腹持ちがよく、脂肪燃焼効果のあるトマトやセロリが入っているのでダイエットに最適です。
参考URL:https://cookpad.com/recipe/3064346
ダイエットの食事は太らない食べ方とバランスやメニューが重要!
もち麦ダイエットの痩せた体験談や口コミは?
・主食をもち麦入りのご飯に変えるダイエット方法を実践しています。もち麦入りのご飯は白米だけよりも食べ応えがあり、よく噛むせいかいつもの量よりも少ない量でお腹いっぱいになります。他は食事制限などをしていないため、効果はすぐに現れませんが、続けていくうちに1ヶ月で1㎏のダイエットに成功しました。これからももち麦入りご飯を食べて、徐々に痩せたいと思います。
・もち麦ダイエットを始めて半年で6㎏痩せました。短期間ですぐに痩せたい方には向かないダイエット方法だと思いますが、自分の場合はご飯を食べられる満足感もしっかりと得られるので、特にダイエットをしているという意識なく体重が落とせたので大満足です。
・もち麦ご飯を食べて一週間で2㎏痩せました。お通じがよくなって溜まっていた分が出たのと、もち麦は硬いのでよく噛んで食べるため、少量で満腹になるのが効果が大きいと思いました。
もち麦ダイエットで痩せない場合の原因と対処法!
もち麦ダイエットを始めてみたけれど、思うように痩せずに困っている・・なんてことはありませんか?
もち麦ダイエットをしても痩せないのは、次のような原因が考えられます。
その対処法と合わせてご紹介しますので、結果が出なくて悩んでいる方はぜひ参照になさってみて下さい。
①もち麦を食べ過ぎている
もち麦は白米に比べてカロリーが低く、食物繊維や栄養が多い食材ですが、食べ過ぎてしまえば当然ながら摂取カロリーが多くなって痩せることはできません。
もち麦ご飯はその味や食感に慣れると、白米よりも返っておいしく感じてしまう方も多く、つい食べ過ぎてしまう場合があります。
あくまでもダイエットですので、食べ過ぎには注意しましょう。
②おかずを食べ過ぎている
もち麦ダイエットは、主食をもち麦に変えるだけなので食事制限の必要はありません。
しかし、だからといって好きな物を好きなだけ食べていたら痩せることはできないでしょう。
特に糖質や脂質は直接カロリーと結び付いているため、食べ過ぎは即脂肪になってしまいます。
もち麦ダイエットをしても痩せない場合は、食事の量や質を今一度見直し、ダイエットに合った食生活を送るようにしましょう。
もち麦の効能・効果
もち麦には多くの栄養が含まれていることから、様々な健康・美容効果が期待できると言われています。
そこでここでは、もち麦の効能や効果についてご紹介したいと思います。
便秘解消
もち麦には白米の20倍もの食物繊維が含まれています。
食物繊維には腸内環境を整える働きがあることから、便秘解消に効果があると言われています。
免疫力アップ
もち麦に含まれている食物繊維の中にはβ-グルカンという成分が含まれています。
このβ-グルカンはガン細胞などを攻撃するNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる働きがあることから、ガン予防はもちろんのこと免疫力を高める効果が期待できると言われています。
美肌効果
もち麦には、老廃物の排出を促す食物繊維を始め、肌細胞の結び付きを強くするカルシウムや、老化の防止に役立つポリフェノール、皮膚に栄養や酸素を運ぶために欠かせない血液を作る鉄分など、美肌作りには欠かせない成分が多く含まれています。
ダイエット効果
もち麦に多く含まれる食物繊維には、食べたものの消化を遅らせる働きがあります。
体内に長く留まることで満腹感が持続しやすく、食べ過ぎを防ぐことができます。
また、血糖値の上昇を緩やかにしてくれるため、膵臓から分泌されるインスリンの量が減り、食べたものを脂肪として溜めこみにくくなることから、ダイエット効果が期待できると言われています。
コレステロールを減らす
もち麦に含まれる食物繊維には、血中のコレステロールを排出する作用がありコレステロールを減らす効果が期待できます。
「もち麦」と「押し麦」の違いは?
もち麦は、テレビ番組の企画で女性お笑い芸人がダイエットに利用して、見事成功したため、一時期はどこのスーパーに行っても買えないほどの人気となりました。
その時、同じ棚に残っている押し麦を見て「同じ麦ならこっちでもダイエット効果があるんじゃないの?」と思った方も多かったのではないでしょうか。
では、もち麦と押し麦にはどのような違いがあるのでしょうか。
実はもち麦も押し麦も、麦の中の大麦の一種のため、大元は同じになります。
しかし、もち麦が大麦のもち種なのに対し押し麦はうるち種と、種類が異なります。
もち種はうるち種よりももちもちとして粘りがあるのが特徴です。
そのため、白米と一緒に炊いても食感を損ねることなくおいしく頂けるのです。
一方で押し麦はそのままでは硬いため、水分の吸収率を上げるためにローラーで押していることからこの名前が付いています。
また、含まれている栄養成分にも違いがあり、食物繊維が多いのはどちらにも共通していますが、マグネシウムやカルシウム、鉄分が多く含まれているもち麦に対して、押し麦はカリウムとビタミン類が含まれています。
もち麦ダイエット効果でメタボを解消【レシピやカロリー】のまとめ
つらい食事制限や運動をする必要がなく、毎日食べるご飯にもち麦を混ぜるだけのもち麦ダイエットですが、チャレンジした方の多くが「便秘が解消した!」「何もしていないのに、一週間に1kgずつ体重が減っていった」という喜びを実感しているようです。
ご飯が大好きでなかなか止められない、という方でももち麦ダイエットなら気軽にできそうですし、逆に白米はあまり食べないという方でもサラダやスープのトッピングとして簡単に取り入れることができるので、是非試してみてはいかがでしょうか。
コメント