ダイエットの運動がつらい時はどうしたらいい?
ダイエットで運動を始めてみたけれど、つらくて続けられそうにない・・。
そんな壁にぶつかってしまうことがありますよね。
そのつらさを乗り越えなければ、ダイエットの成功はないと言うけれど、つらいものはつらいんです。
それでは、ダイエットの運動がつらい時はどうしたらいいのでしょうか。
諦めずにダイエットを続ける方法をご紹介します。
つらいダイエットはこうして乗り切ろう!
世の中に、楽して痩せることができるダイエット方法はありません。
しかし、つらすぎるダイエットはやる気をなくし、挫折してしまうどころかストレスの溜めすぎで、暴飲暴食の末に前よりもさらに太ってしまうこともあります。
そのため、ダイエットのつらさ、できるだけ緩和させることが大切になります。
それでは、つらいダイエットを乗り切るためには、どうしたらいいのでしょうか。
休みの日を取り入れる
早く痩せたいからと、毎日ダイエットを頑張っていませんか?
無理なダイエットは体だけではなく、心も蝕んでしまいます。
毎日ダイエットのことばかり考えているとストレスが溜まってしまうので、「今日はダイエットはしない」お休みの日を作ってみましょう。
休んでしまうと、せっかくそれまで頑張ったダイエットが水の泡になってしまうのでは?と思ってしまいますが、1~2日休んだからと言って元に戻ってしまうことはありません。
むしろ、適度に休みがあることで気持ちに余裕が生まれ、つらいダイエットを乗り切ることができます。
誰かと一緒に頑張る
一人でダイエットを行うよりも、友達や仲間と一緒に始めた方が挫折しづらいと言われています。
つらい気持ちを共有できる人がいることで、ストレスの解消に繋がるからです。
一緒にダイエットをする人がいなくても、「今日からダイエットを始めます」と周囲に宣言するだけでも効果がありますよ。
体重に左右されない
5㎏痩せたとしても筋肉が落ちてしまっていたら、見た目は思うほど綺麗じゃないかも知れません。
『ダイエット=体重』のイメージは今なお根強いですが、体重よりも大事なのは見た目ではないでしょうか。
ほどよく筋肉があって見た目が引き締まっている人と、それより体重が軽くても筋肉がなく脂肪や皮膚がたるんでいる人なら、他人の目には絶対的に前者の方が綺麗に映ります。
すぐに痩せようとしない
つらいダイエットは早く終わらせたいと思う人が多いですが、短期間で一気に痩せようとすると、心身に強いストレスのかかる無茶なダイエットになってしまい、失敗に繋がります。
ダイエットの目標にもよりますが、2~3ヵ月から半年をかけてダイエットを行うようにすると、無理なく痩せることができます。
食事制限をしていたらやめる
ダイエットの効果を高めようと、運動と同時に食事制限を行う人がいますが、ストレスがかかりやすく、失敗しやすいためやめた方がよいでしょう。
運動をすれば必ずお腹が空きます。
食事制限ではなく、栄養バランスを考えてしっかり食べることに意識を向けた方が、結果的にダイエットが成功しやすくなります。
ダイエットの運動がつらくならないやり方はある?
ダイエットの運動と言うと、全身が筋肉痛になるくらい激しく自分を追い込む筋トレや、長距離のジョギング、エアロビクスと言った有酸素運動を思い浮かべる人が多いと思います。
確かにこれらの運動は、筋肉量を増やし、脂肪燃焼作用を高めてくれるので、ダイエットの効果が期待できるものですが、一方で運動に不慣れな方だけではなく、運動はそれなりにできると自負している方でも、続けるのはかなり大変な内容と言えます。

ダイエットはつらさを乗り越えなければ成功はないと言いますが、だからと言って心身が悲鳴を上げるほど苦しいことを人は長く続けることはできません。
それよりも、もっと気軽に取り組める運動をダイエットにしてみてはいかがでしょうか。
例えば通勤・通学時に、一駅分歩いてみるとか、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を上り下りするとかなどです。
これらの運動は負荷が軽い分、ダイエット効果が現れるまでに時間を有しますが、毎日の習慣にしてしまえば「運動をしなくてはいけない」と言うプレッシャーを感じることなく続けることができます。
楽しく運動をする方法はある?
運動を楽しく行うには、次の方法を試してみるのがよいでしょう。
アプリを利用する
運動をした時間や、走った距離、消費したカロリーなどが数字で表れると、モチベーションの維持に繋がります。
また、筋トレやストレッチなどのやり方を教えてくれるものを利用すれば、「今日はこの部分を鍛えたい」と思った時にやり方をすぐに知ることができます。
アプリの中にはダイエット仲間を見つけて、チャットなどで成果を報告し合ったり励まし合ったりできるものや、ゲーム感覚で運動した時間などに応じてポイントがもらえて、ストーリーが進むものなどもあります。
音楽を聞いたり、テレビを見ながら行う
黙々と運動を行うと飽きてしまったり、時間が経つのが遅く感じられて嫌になってしまうことがありますが、他に気を紛らわすことがあれば、運動の時間があっという間に過ぎてしまうかも知れません。
すべての運動に対応できるわけではありませんが、例えばランニングマシンやバイクマシンであれば、音楽を聞いたりテレビを見ながらでも行うことができます。
また、テレビを見ている時は運動はしないで、コマーシャルに入った時だけ筋トレを行うなど、マイルールを作って実践してみるのもよいでしょう。
ご褒美を用意する
ダイエットの最終的な目標の前に細かい目標を作り、その目標が達成されるたびに自分にちょっとしたご褒美を用意してみましょう。
前から欲しいと思っていた服やとっておきのスイーツなど、気分転換と同時に運動を続けるモチベーションになってくれます。
運動で痩せる仕組みは?
運動には大きく分けて無酸素運動と有酸素運動があり、それぞれ痩せる仕組みが異なります。
無酸素運動とは酸素を多く取り込まずに行う瞬発的な運動で、短距離走や筋トレが該当します。
無酸素運動で痩せるのは、主に筋肉を増強する運動になるため、筋肉量が増えることで基礎代謝が上がるからです。
基礎代謝は人が消費するエネルギーの7割にあたるもので、基礎代謝が高い人ほど痩せやすく太りにくいと言われています。
一方の有酸素運動は、酸素を多く摂り込んで脂肪燃焼を促す運動になります。
有酸素運動を始めると、まずは血中の糖をエネルギーとして消費し、血中の糖を使い切ると次に体脂肪を燃やしてエネルギーを作ります。
よく運動で脂肪が燃えると言われますが、燃えるとは体脂肪をエネルギーとして消費することを指しています。
なお、体脂肪をエネルギーとして消費するには、その前に体脂肪を分解する必要があるのですが、有酸素運動の前に筋トレを行うと、体脂肪の分解→燃焼までがスムーズになると言われています。
運動によるダイエット効果を高めたい場合は、最初に筋トレをしてその後に有酸素運動を行うのがよいでしょう。
まとめ
ダイエットで運動を行う時は、毎日激しい運動を続けるよりも、習慣になるように気軽に取り組めるものから始めたり、休みの日やご褒美の日などを作って、運動を続けるモチベーションを下げないようにすることが大切です。
また、運動の効果を高めるなら、筋トレ→有酸素運動の順番で行うと、体脂肪の燃焼までがスムーズになってダイエットの成果を感じやすくなります。
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