効果のある豆乳ダイエット方法と口コミ!
豆乳が体によいということはよく知られていますが、実はダイエットにも効果的だということはご存知ない方も多いのではないでしょうか。
しかし、豆乳には何となく「太りやすい」というイメージを持っている方も少なくないため、豆乳を飲んでダイエットに繋がるということに、いまいちピンと来ないかも知れません。
そこで今回は、豆乳ダイエットについて詳しく調べてみました。
どうして豆乳でダイエットができるのかという疑問を始め、豆乳ダイエットの方法や、実際に豆乳ダイエットを行った方の口コミなどをご紹介したいと思います。
豆乳ダイエットとは?
豆乳ダイエットとは、朝・昼・夕の食事の前に、豆乳を飲むだけのダイエット方法です。
無理な食事制限や激しい運動をする必要がないことから、手軽に始められるダイエットとして人気があります。
豆乳ダイエットは、食事前に水分を摂ることで満腹を感じやすくなり、食事の量を自然と減らすことができるため、ダイエットに有効と言われていますが、実はそれだけではありません。
豆乳には、特有の成分である大豆たんぱく質や大豆イソフラボンを始め、ビタミンB群やビタミンE、カリウム、マグネシウム、サポニン、レシチン、オリゴ糖といった多くの成分が含まれていることから、これらの栄養成分の作用がダイエットに効果的に働いていると考えられています。
豆乳ダイエットの様々な効果
豆乳がダイエットによいと言われているのには、次のような理由があります。
1.サポニンによるもの
サポニンには、糖質や脂質の吸収を抑える働きがあります。
また、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐ効果もあると言われています。
2.便秘が解消する
豆乳は豆腐やおからなどの大豆製品と比べて、食物繊維の量が少ないと言われていますが、一方で腸内環境を整えるオリゴ菌が含まれているため、便秘解消に効果があると言われています。
3.むくみを改善する
豆乳に含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあるため、むくみを解消してくれます。
むくみを放置しておくと、やがて脂肪と結びつきセルライトになってしまうため、むくみを解消することはダイエットに繋がります。
4.イライラを抑えてくれる
ダイエット中は何かとイライラしてしまいがちですが、豆乳には脳の機能を正常に保つビタミンB群が豊富に含まれています。
そのため、気持ちが安定し、根気よくダイエットを続けることができます。
成功する豆乳ダイエットのやり方
成功する豆乳ダイエットの方法とはズバリ、「栄養バランスの摂れた食事をすること」。
豆乳ダイエットは、食事前に飲むことで満腹感を得て、食事の量を減らすことができるダイエット方法ですが、だからと言って栄養が極端に偏った食事をしていては意味がありません。
私達の体が正常に機能するためには、様々な栄養が必要となりますが、ダイエットによって十分な栄養が摂れなくなると、体は自然と糖質や脂質を求めやすくなります。
これは、脳のエネルギーとなるのが糖質以外ないことや、摂取する脂質の量がいきなり減るとそれを飢餓状態と察してしまうために起こることで、人間に元々備わったメカニズムです。
そのため、豆乳を飲んでいるから大丈夫、と、食事の量を意識的に減らしたり、逆にインスタントフードや外食ばかりをしていると、栄養バランスが崩れてダイエットが失敗してしまいます。
豆乳ダイエットを成功させるためには、豆乳を飲んだ後にバランスのよい食事をし、お腹が7~8分目になったところで自然と止める習慣を付けることが大切です。
なお、食事の30分前に豆乳を飲むのがタイミングとして最も効率がよいと言われています。
豆乳ダイエットのメリットとポイント
ダイエットを行うと、肌荒れや髪のパサつきに悩まされたことはありませんか?
これは、食事制限によって十分な栄養が摂取できないために起こるもので、ダイエット経験者の多くが実感していることとも言われています。
女性の場合、痩せて綺麗になるはずが、吹き出物や乾燥肌に悩まされるのは本末転倒のような気もしますよね。
しかし、豆乳ダイエットではこのような心配が少ないと言われています。
その理由は、豆乳に含まれる栄養にあります。
豆乳には、皮膚の健康を守るビタミンB群を始めとして、アンチエイジング効果のあるビタミンEや、肌の潤いやハリを保つために欠かせないコラーゲンの生成を促す大豆イソフラボンが含まれています。
また、大豆たんぱく質には髪の保湿に必要なアミノ酸が含まれていることから、ごわつきやパサつきを抑えてくれます。
つまり、豆乳ダイエットでは、ダイエットをしながらも肌や髪を美しくする効果も期待できるのです。
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豆乳の適量とはどの位?いつ飲むのがベスト?
女性にとって嬉しい効果が多い豆乳。
ダイエットに限らず、毎日たくさん摂取してもっと効果を得たい!と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、体によいからといって大量摂取するのは控えた方がよいでしょう。
豆乳の一日の適量は、200mlと言われています。
コップ一杯を目安とするのがよいでしょう。
また、豆乳は牛乳よりも独特な味や香りがあることから、苦手に感じる方も多い飲み物ですよね。
「毎食前に豆乳を飲むのはキツイ」と言う場合は、朝食前だけ飲むことをお勧めします。
朝飲むことで得られる効果としては、便通の促進があります。
腸に便が溜まっていない状態というのは、新陳代謝が活発になり、その後の活動時において代謝アップに繋がります。
また、夕食前でもよいでしょう。
夕食後は、多くの方が寝てしまうだけなので日中よりもカロリーの消費が少なくなります。
そのため、豆乳を飲んで夕食の量をセーブできればダイエットに効果的と言えると思います。
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豆乳ダイエットを成功に導く期間は?どういう時期にやるのがいいの?
豆乳がダイエットによいと言われても、毎日豆乳を飲むのはちょっと・・という場合や、1ヶ月の中で効率よく豆乳ダイエットを行えるような、適した期間があれば知りたいとは思いませんか?
実は、豆乳ダイエットは毎日飲むよりも、一定の期間に摂ることで効果が上がると言われています。
それは、生理前です。

生理前は女性ホルモンの作用によって、体内に水分や脂肪を溜めこみやすくなっており、食事制限や運動によるダイエットをしても効果が薄くなると言われています。
そのタイミングで豆乳を摂ることにより、豆乳に含まれている大豆サポニンやたんぱく質、ビタミンB群、マグネシウム、オリゴ糖などが有効に働いて、体重が落ちにくい時期のダイエットをサポートしてくれると言われています。
大体の目安としては、生理開始の一週間ほど前から豆乳を飲み始め、生理が始まったら止めるのがよいそうです。
豆乳ダイエットが成功する人と痩せない人の違いは?
豆乳ダイエットをして、痩せるどころかむしろ太ってしまった、という方がいらっしゃいます。
ダイエットをして痩せることはできなかった(体重が変わらなかった)という話はそれなりによく聞きますが、太ってしまったと聞くと、驚いてしまいますよね。
毎日、きちんと食事の前に豆乳を飲んでいたのにどうして?と思いますが、実は豆乳ダイエットに失敗してしまった方にはある共通点があると言われています。
・豆乳の飲みすぎ
・食事の量が減っていない、むしろ食べ過ぎ
・運動不足
豆乳のカロリーは200mlあたり106~114㎉(種類によって異なる)と言われています。
当然、これより飲む量が増えたら摂取カロリーもおのずと増えてしまいます。
また、豆乳ダイエットは豆乳を飲んでさえいれば痩せられる、というわけではありません。
「豆乳を飲んでいるから」と言って、食事の量が前と同じであれば、それは豆乳を飲んだ分のカロリーが加算されることになりますし、適度な運動をしなければ脂肪を燃やすこともできません。
豆乳ダイエットの注意点
豆乳ダイエットを行うにあたっては、いくつかの注意点があります。
まず1つめは、豆乳の過剰摂取は控えること。
豆乳には、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンが含まれていることから、大量に摂取するとホルモンバランスを崩し、月経不順や月経過多、ひいては乳ガンや子宮ガンなどを引き起こす可能性があると言われています。
大豆イソフラボンは、豆乳以外にも豆腐や納豆、味噌などにも含まれるため、日本人は摂取量が多くなりがちと言われていることから、豆乳を摂取する時はその他の大豆製品の摂取量と合わせて考えることが必要です。
今回、ご紹介している豆乳ダイエットでの摂取量(200ml)は、特に問題となる量ではないと言われていますが、月経に変化があった場合は、量を減らすか豆乳を飲むことを控えた方がよいでしょう。
調整豆乳と無調整豆乳の違い
豆乳を買おうとしてスーパーへ行くと、「無調整豆乳」と「調整豆乳」が売られていて、その違いは何なのだろう?と思ったことはありませんか?
無調整豆乳とは、大豆を絞ったそのままの状態で売られているものを言います。
大豆本来の味や香りがダイレクトに感じられるため、苦手に感じる方も多いのですが、大豆に含まれる栄養がしっかりと含まれています。
一方の調整豆乳は、無調整豆乳を飲みやすくするために砂糖などを加えています。
飲みやすい反面、大豆に含まれる栄養は無調整豆乳よりも少なくなってしまいます。
さらに、この2つの他に「豆乳飲料」というものも売られていますが、豆乳飲料は調整豆乳に香料や果汁を加えているものです。
これはとあるメーカーの一例ですが、無調整豆乳・豆乳飲料に含まれるレシチン・大豆サポニン・大豆イソフラボンの量をそれぞれ比較すると、どれも豆乳飲料は無調整豆乳に比べて約半分程度の含有量となっています。
加えて、豆乳飲料は無調整豆乳よりもカロリーが高いことから、豆乳ダイエットを行う場合、豆乳飲料はあまり向いていないことがわかります。
豆乳ダイエットは、無調整豆乳がベスト、もしくは調整豆乳で行うとよいでしょう。
豆乳ダイエットの種類とやり方
豆乳ダイエットでは、無調整豆乳か調整豆乳を使うのがよい、ということはわかったものの、やはりそのまま飲むのは厳しい・・という方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、豆乳が苦手な方でも飲みやすい種類をご紹介したいと思います。
きなこ豆乳ダイエット
きなこは、和菓子やお餅を食べる時以外、なかなか目に触れることのない食材ですが、良質なたんぱく質や食物繊維が含まれており、便秘解消効果も期待できます。
お勧めは、少量のはちみつを加えること。
はちみつにも便秘を解消する働きがありますし、味も飲みやすくなります。
バナナ豆乳ダイエット
バナナは、それだけで置き換えダイエットにも利用されるほど、栄養価が高い食材です。
それに、豆乳を加えるのですから、その栄養の豊富さは一目瞭然。
バナナ豆乳ダイエットは、皮を向いたバナナと豆乳をミキサーに入れ、スムージーのようにして飲むため、通常の豆乳よりもとろみが出て、満腹感も高くなります。
また、糖分を加えなくてもバナナの甘味で十分美味しく飲むことができます。
青汁豆乳ダイエット
青汁には、ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富に含まれているため、健康のために毎日必ず飲んでいるという方も多いのではないかと思います。
最近の青汁は、以前のように「苦い、マズイ!」というわけではないので単体でも十分美味しく頂けますが、豆乳を加えることでまろやかになり、より飲みやすくなります。
ココア豆乳ダイエット
ココアの原料であるカカオは、スーパーフードと呼ばれる栄養価の高い食材の一つです。
特に、ポリフェノールの含有量が多く、体を老化から防ぐ抗酸化作用に優れているため、ダイエットに適していると言われています。
パイン豆乳ダイエット
パイン豆乳ダイエットでは、豆乳にパインジュースを加えたものを飲みます。
味の想像がつきにくいかも知れませんが、パインの甘味や酸味が加わることであっさりと飲みやすくなり、また豆乳に含まれるサポニンの効果を高めることから、脂質や糖質の吸収を抑えてくれます。
ミネラル豆乳ダイエット
ミネラル豆乳ダイエットは、この他の豆乳ダイエットとは異なり、一日3食のうちの1食を、「豆乳と野菜ジュースに置き換える」ダイエット方法です。
置き換えなので、豆乳と野菜ジュース以外は食事をしません。
そのため、通常の豆乳ダイエットよりも摂取カロリーを抑えることができ、よりダイエット効果を感じやすい方法と言えます。
豆乳ダイエットの口コミ
豆乳ダイエットにチャレンジしてみようと思っても、やはり最後まで気になるのがその「効果」ですよね。
そこでここでは、豆乳ダイエット経験者の声を集めてみました。
「毎食前に豆乳を飲むと、本当に満腹になりやすく、ごく自然に食事の量が減り、結果として3kgのダイエットに成功しました」
「昼食のみ食前に豆乳を摂る方法で、3ヶ月で4kg減りました。朝食はガッツリ、昼食はカロリー抑え目、夕食は発芽玄米や野菜を中心とした食事を心がけましたが、無理なく体重が落ちて驚いています」
「豆乳を飲むだけの豆乳ダイエット。他は特に何もしていないのに、20日間で1.5kg減りました」
豆乳ダイエットの正しいやり方と口コミや成功の秘訣は?のまとめ
豆乳ダイエットは、一気に痩せることのできる夢のようなダイエット方法ではありません。
しかし、地道に続けていくことで、体に負担を掛けることなく体重を落とすことができます。
勿論、ダイエットだけではなく、健康や美容を保つためにも豆乳はよい飲み物ですから、是非今日から気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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