アサイーダイエットの効果とやり方や口コミとスムージー!
世界的なスーパーフードブームが続いていますが、日本においてもそれは例外ではありません。
日本で、スーパーフードの人気を決定づけたのは「アサイー」と言われていますが、アサイーはハワイアンフードとしての認識しかない、という方も以外と多いのではないでしょうか。
しかし、アサイーには並外れた栄養や、その栄養がもたらす効果・効能があると言われており、特に最近はダイエットに興味のある方なら是非知っておきたい食品としても知られています。
そこで今回は、アサイーダイエットについてご紹介したいと思います。
アサイーって何?どんな栄養があるの?
アサイーは、ブラジルのアマゾンが原産のヤシ科の植物です
ブラジルでは、ヤシ科に属する植物の総称をアサイーパーム、アサイーパームになる果実は全てアサイーと呼ばれていますが、世間一般的にアサイーというと、和名では「ワカバキャベツヤシ」になる果実のことを指しています。
アサイーは、果実の殆どが硬い種となっており、実の部分は僅かに全体の5%ほどしかありません。
しかし、その5%の中にポリフェノールや食物繊維、鉄分、カルシウム、ビタミンB群、必須脂肪酸、アミノ酸といった豊富な栄養を含んでいます。
特にポリフェノールの含有量が高いことから「ブラジルの奇跡」「ミラクルフルーツ」などと称されており、アマゾン川流域の過酷な環境の中で暮らす先住民族を、長らく支えてきたと言われています。
アサイーの様々な効果や効能!
スーパーフードの代表格と言われるアサイーには、驚くべき効果や効能が多数あると言われています。
今回は、その中から特に、女性に嬉しい効果や効能をご紹介したいと思います。
アンチエイジング効果
紫外線や大気汚染、農薬、ストレス、喫煙、アルコールといった様々な要因によって、体内に「活性酸素」という物質が増えると、私達の体は老化し、病気になりやすくなると言われています。
言い換えると、活性酸素を除去することができれば、いつまでも若くいられるというわけです。
活性酸素を除去する働きに優れているものを抗酸化物質というのですが、その代表的なものにはポリフェノールがあり、アサイーにはポリフェノールが赤ワインの30倍も多く含まれることから、アンチエイジング効果が期待できると言われています。
デトックス効果
アサイーには、水溶性食物繊維が多く含まれています。
食物繊維と言えばゴボウを思い出される方も多いと思いますが、アサイーに含まれる食物繊維の量はゴボウの約6倍。
しかも、不溶性食物繊維であるゴボウに対し、アサイーは水溶性食物繊維であるため、胃腸を移動しながら体内に溜まった不要物や毒素を吸着して排出するデトックス効果が高いと言われています。
ダイエット効果
水溶性食物繊維の効果は、デトックスだけではありません。
水溶性食物繊維は粘着質であるため、胃腸をゆっくりと時間を掛けて進みます。
そのため、食後お腹が空きにくく、自然と食べる量を減らすことができます。
また、水溶性食物繊維には糖質の吸収を穏やかにする作用もあるので、血糖値の急上昇を防ぎます。
これによりインスリンの過剰分泌が抑えられ、脂肪を溜めこみにくくなるため、ダイエットに効果的と言われています。
貧血予防・改善効果
女性に多い鉄欠乏性貧血は、鉄分の不足が原因と言われています。
そのため、毎日の食生活で鉄分を補う必要があるのですが、アサイーにはプルーンの約10倍もの鉄分が含まれていると言われています。
また、血液中の赤血球の生成に欠かすことができない葉酸も含まれているため、血液を増やすことで貧血の予防・改善効果が期待できます。
骨粗しょう症予防効果
アサイーの原産国ブラジルでは、アサイーを「ブラジルのミルク」と称することがあります。
これは、骨を作るために必要なカルシウムが豊富に含まれているから。
日本は先進国の中でもカルシウムの量が圧倒的に足りていないと言われており、早急なカルシウム対策が必要と言われていますが、アサイーを摂取することによって毎日必要なカルシウムの量を補うことができ、骨粗しょう症のリスクを軽減することができます。
アサイーダイエットとは?
アサイーダイエットとは、1日3食のうちの1食をアサイーに置き換えるダイエット方法です。
しかし、残念ながら生のアサイーは日本では流通していないため、パウダーや冷凍物を使ったジュースやスムージーを摂取するのが主なやり方となります。
いわゆる置き換えダイエットなので、1食はアサイー以外は何も食べませんが、その他の2食については特に食事の制限などはなく、好きな物を食べても構いません。
アサイーダイエットは本当に痩せるのか?
実は、アサイー自体には脂肪を燃焼させる効果はありません。
そのため、ダイエットには効果がないとも言われています。
しかしながら、アサイーにはダイエットに有効と思われる4つの効果・効能があります。
1.血糖値の上昇を抑える
アサイーに含まれる水溶性食物繊維には、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。
私達の体は、食べ物を摂ると膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、糖を各臓器に送ります。
しかし、糖質の多い食事や早食い・大食いなどで、血糖値が急激に上がると、血液中の糖を早く処理しようとより多くのインスリンが分泌されてしまいます。
インスリンが過剰に分泌されると、余った糖を今度は脂肪として溜めこんでしまうため、太りやすくなってしまいます。
つまり、血糖値の上昇を抑えてインスリンの過剰分泌を防ぐことで、肥満を防止することができます。
2.コレステロールの吸収を抑える
アサイーには、必須脂肪酸の一つであるオレイン酸が含まれています。
油と聞くと、コレステロール値を上げるイメージを持つ方も多いと思いますが、オレイン酸には悪玉コレステロールを抑える働きがあります。
3.便秘を解消する
アサイーは食物繊維を多く含むため、便秘解消に効果があります。
とは言え、「食物繊維が便秘解消によいと言われて、ゴボウやサツマイモを食べたけれど、あまり効果がなかった」と感じたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実は食物繊維には2種類があり、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維があります。
ゴボウやサツマイモは不溶性食物繊維で、便のかさを増すことで腸壁を刺激して便秘を解消しますが、腸の動きが悪い方や便が硬くなりすぎていると効果を発揮しない場合があります。
そのような時は、水溶性食物繊維を多く摂ると、便がやわらかくなって排出されやすくなります。
4.抗酸化作用によって新陳代謝が活発になる
ポリフェノールの持つ抗酸化作用には、血管を丈夫にし血流を促進する働きがあるため、新陳代謝が活発になって痩せやすい体を作ることができます。
アサイースムージーはダイエットに効果的なの?
アサイースムージーは、アサイージュースに比べて飲み応えがあるため、満腹感が違います。
また、水分を牛乳や豆乳に変えることで味にも変化がありますし、アサイーの他にフルーツを加えることで飲みやすさや好みの味を作ることもできやすいため、アサイーダイエットを行う方の多くがアサイースムージーを取り入れています。
しかし、毎日アサイーを始めとした材料を揃え、ジューサーを使うのが面倒という方もいらっしゃいますよね。
そのような方は、粉末状になった市販のアサイースムージーを利用されてみてはいかがでしょうか。
これなら、水分と一緒に振るだけで簡単にアサイースムージーができあがりますし、商品によってはアサイー以外の有効成分が含まれているものがあるため、美容・健康効果をより実感できるのではないかと思います。
成功するアサイーダイエットのやり方
アサイーダイエットは、置き換えダイエットです。
朝・昼・夜のどれか1食をアサイーのみに置き換えることで、摂取カロリーを抑えられるため、結果として体重が落ちやすくなります。
しかし、手っ取り早く痩せたいからと言って、3食全てをアサイーに置き換えてはいけません。
アサイーは栄養豊富な食材ですが、それだけでは栄養が足りなくなり体調不良を引き起こしてしまいます。
また、アサイーダイエットをより成功させるためには、アサイーに含まれるポリフェノールやビタミン、ミネラルなどの効果で新陳代謝が活発にさせ、適度な運動をすることも大切です。
アサイーは貧血改善効果や疲労回復効果があることから、アスリートも利用している食品です。
その特徴を考えると、アサイー+運動の組み合わせが、最もダイエット効果を引き出してくれると思われます。
アサイーの摂取目安量や摂取する時間帯は?
アサイーは食物繊維を多く含んでいるため、大量に摂取すると下痢や腹痛などの症状を引き起こす恐れがあります。

そのため、ジュースであれば1日200ml程度の摂取量が望ましいと言われています。
また、アサイーはパウダー状の物を購入して、自宅でスムージーやジュースにする方も多いと思いますが、その際の目安は1日1~3g程度と言われています。
そして、せっかくアサイーを摂取するなら、効果に見合った時間帯に摂りたいものですよね。
特にダイエットの場合は、置き換え食となるため、効果的に摂取できる時間帯を知っておくことが大切です。
ダイエットにお勧めなのは、夕食の置き換えです。
夕食後は、寝てしまうだけなので1日の中で最もカロリーの消費が少ないことから、そのタイミングでアサイーを摂ることで、必要な栄養を摂取しながらもカロリーを抑えることができます。
アサイーダイエットのポイントや注意点
アサイーと言えば、アサイーボウルを思い出す方も多いのではないかと思います。
アサイーの他にもフルーツやシリアルなどがトッピングされており、ハワイの代表的な料理として人気も知名度もあります。
アサイーダイエットに、このアサイーボウルを利用する方もいらっしゃると思いますが、注意しておきたいのがアサイーボウルは以外と高カロリーという点です。
このため、元々朝食を食べる習慣がなかった方が、アサイーダイエットを始めるにあたり、朝食にアサイーボウルを食べ続けると、結果的にカロリー過多になってむしろ太ってしまう恐れがあります。
アサイーダイエットは、あくまでもアサイーを摂ることが目的のため、アサイーボウルを取り入れる場合はトッピングの食材や量に気を付けましょう。
ダイエットに効果的なアサイーのレシピ
アサイーを使ったレシピは数多くありますが、その中でもダイエットに効果的なものを3つほどご紹介したいと思います。
アサイースムージー
冷凍アサイーにバナナ、豆乳を混ぜたベーシックなアサイースムージーです。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/2651690
チアシード+アサイーのスムージー
スーパーフード+スーパーフードという夢のコラボが実現した、最強ダイエットスムージーです。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/3367285
アサイーヨーグルト
ヨーグルトにアサイージュースを掛けただけの簡単レシピ。
甘さは足りない時は、ハチミツを少量掛けてもOKです。
参考URL: https://cookpad.com/recipe/2293037
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アサイーダイエットの口コミは?
日本は、他国と比べて「口コミ」による情報の伝達が早いと言われています。
つまり、新しいことに挑戦する場合は、まずはその口コミを頼りにする方が多いということ。
そこでここでは、アサイーダイエットを実際に経験した方の口コミを集めてみました。
「アサイーダイエットをしてみたいとは思うけれど、本当に効果があるのか疑問・・」という方も、是非参考になさってみて下さい。
「置き換えダイエットは自分には合わなそうだったので、起床後にアサイージュースを飲んだ後、3食食べる方法で行いました。食事は野菜を中心に心掛けていましたが、スイーツやお酒も普通に飲みながらの生活で、3ヶ月で4kg落ちました。」
「アサイーダイエットで、便秘が解消されました。便通がよくなると、お腹のぽっこりもなくなり、肌荒れもよくなった気がします。」
アサイーには副作用があるの?
副作用と言うのは、薬効が認められているもの(医薬品)を摂取した時に、期待していた効能や効果以外に起こる現象や症状を言います。
そのため、食品であるアサイーを摂取したとしても、それに伴う副作用という概念がそもそもありません。
つまり、アサイーを食べたこと自体で起こる副作用というものはない、ということになります。
とは言え、食べ物を食べ過ぎた時や、食べ物が体質に合わない場合などに、お腹が痛くなったりすることはありますよね?
アサイーでももちろん、そのようなことが起こる可能性というのは十分考えられます。
例えば、アサイーにはごぼうの約3倍もの食物繊維が含まれているため、食べ過ぎてしまうとお腹が緩くなったり下痢を起こすことがあります。
また、食物繊維は水分を吸収して膨らむ性質があるため、食欲を抑える効果も期待できると言われています。
そのため、食欲が減退してしまう可能性もあることを覚えておきましょう。
アサイーダイエットにおすすめのサプリ3選!
アサイーは日本では生のまま販売することができないため、輸入された冷凍ものを使うのが一般的ですが、調理などに面倒がなくアサイーをもっと手軽に摂りたいなら、サプリメントを利用するのがよいでしょう。
とは言え、ダイエットのためにどのようなサプリメントを選んだらよいかよくわからない方もいますよね。
そこでここでは、アサイーダイエットにお勧めのサプリメントをご紹介したいと思います。
オーガランド アサイーカプセル
原料の入荷から製造、出荷に至るまで、製品が一定の基準を保てるよう管理された国内のGMP工場で生産されています。
GMP工場は、医薬品の生産では製薬メーカーに課せられている規定となっており、これをクリアしていることで製品の安全性を確認することができます。
参考URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B00P0P06DG
ウェルネスジャパン アサイー濃縮カプセル
このサプリメントで使用されているアサイーは、ブラジルアマゾンのフルッタフルッタ社のもの。
フルッタフルッタ社は、ブラジル最大手アマゾンフルーツサプライヤーCAMTA(トメアス総合農業協同組合)産フルーツ原料の国内独占輸入販売代理店で、良質なアサイーを信頼のおける農家から買い入れ、現地にて殺菌と冷凍が施された後日本へと輸入されているため、品質に安心感があります。
参考URL: https://www.amazon.co.jp/dp/B00CW65UKA
シードコムス アサイーベリー
サプリメントは、値段が手ごろで続けやすいことも選ぶ時のポイントとなります。
こちらのアサイーベリーは、3ヶ月分(90粒)で約1,600円となっており、1ヶ月分約500円という安さが魅力となっています。
アサイーダイエットで痩せない場合の原因と対策!
海外発のスーパーフードとして、爆発的な人気となったアサイー。
今でもアサイー=美容によいというイメージを持っている人は少なくないでしょう。
そしてアサイーは、置き換えダイエットとしても知名度があります。
日本では生のアサイーは手に入らないため、冷凍のアサイーピューレーを使うことが多いですが、その場合100gあたり120㎉ほど。
スムージーで置き換えるとして(豆乳や牛乳によってカロリーが変わりますが)およそ200㎉だとしても、摂取カロリーを大幅に減らすことができます。
しかし、アサイーダイエットは経験者の多くが「痩せることができなかった」と感じているダイエット方法です。
その原因は、アサイーの摂り方にあります。
アサイーはスムージーにすると摂取カロリーを減らすことができますが、これがアサイーボールになると一杯あたりで500㎉にもなってしまい、カロリーを抑えることにはなりません。
このため、アサイーダイエットで痩せるには、摂取カロリーの低いスムージーを利用するか、有酸素運動を取り入れて消費カロリーを増やすことが必要になります。
アサイーダイエットのやり方とレシピ【効能・効果・栄養】のまとめ
アサイーは、摂取するだけでみるみる体重が落ちるというわけではありません。
アサイーダイエットに成功した方の多くは、アサイーの置き換えの他に、運動や栄養バランスのとれた食事などを実践して理想の体重や体型を手に入れています。
とは言え、過度な食事制限や激しい運動は必要ありません。
ウォーキングやストレッチなど、自分のできる範囲から始めて、是非、健康的にダイエットを行ってみて下さい。
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